文系未経験からエンジニア(システム開発職)に転職することができたので、転職活動中に分析したことをまとめます。
あくまで個人的な分析に過ぎませんが、「どのような点を評価されたと感じたか」などを中心に、これからエンジニア就職・転職を目指している方の参考になるような内容を心がけます。
私自身もそうでしたが、未経験から転職を目指す方は不安も多いと思うので、少しでも参考・勇気になれば幸いです。
目次
- 筆者プロフィール
- 転職活動時の情勢
- 未経験転職で感じたことをざっくり
- 評価されたと感じるポイント
- 評価されなかったと感じるポイント
- 評価が分からなかったポイント
- 面接で頻繁に聞かれたこと
- 転職活動時に重視すべきこと
筆者プロフィール(転職活動時)
前提として、私のプロフィールを簡単にまとめます。
・転職活動時の年齢は24歳。
・大学はGMARCH, 関関同立レベル。学部は文系。
・卒業前から1年程度フリーランスでWebページ案件を受注。
・アルバイトは特筆するものはないが色々とやりました。
(↑面接時などは1年以上続けたものだけ伝えた)
・学生生活では色々活動したが、特に面接では聞かれず。
学生時代はアルバイト、学内活動、学業、どれもかなり充実してたと自分では思っていますが、転職活動にはあまり関係なかったイメージなので詳細は割愛します。
主に参考になりそうなのは上の3つですが、Webページ案件もそれほど評価されず(後述)。
ちなみに勤務希望地は関西圏(主に大阪)でした。
転職活動時の情勢
転職活動時の情勢についても書きます。複雑な状況なので少し詳細に。
・具体的な時期: 2020年10月末〜11月
・THEコロナ禍
→オリンピックが中止になった年, コロナ第3波と言われる時期
→GoToキャンペーンが流行り、冬が来てまた感染者が増えた時期でもあります。
コロナウイルスが広まるまでは求人数が増えて来ていて、いわゆる売り手市場でしたが、世間全体でもこの1年間で急速に求人数が減りました。
IT業界が受けたダメージは、小売や飲食に比べればかなりマシだそうですが、それでも未経験の求人は半分以下程度に減少したそうです。(私が面接で話を聞いた中でも、ダメージを受けている企業・受けていない企業、どちらもありました)
私はエンジニア向け求人サイト、よく知られてる大手求人サイト、求人サイトの転職エージェントなどを利用して約15社程度に応募しました。
書類選考・1次面接で落選したのが半分程度、最初に内定を頂いたのが第1志望の企業だったので、他の企業は選考を途中で辞退することになりました。
(第1志望の企業に内定を頂いた翌々日に他社からも内定のご連絡があったので、最終的には2社から内定を頂いたことになります)
未経験転職で感じたことをざっくり
※少しネガティブ要素多めです
①東京は求人数が多い
東京は求人数が圧倒的に多いです。
ざっくり関西圏の求人の10倍くらいある印象で、もちろん未経験の求人も東京の方が多い。
私は関西圏で就職したかったのですが、転居不可なら落選という企業も多々ありました。(全国に勤務地があるSI企業で、勤務地希望考慮と書いてる企業はほとんど「東京に転居してください」って言われるくらいの印象です笑)
IT業界では、コロナでリモートを推進している企業がかなり増えたようですが、コロナが理由なのでリモート前提の採用はまだまだ多くないと思います。
未経験からリモート勤務では、エンジニアとして役に立つのがさらに難しくなってしまうというのも問題ですし、可能な方は東京に移動するのが就職・転職を成功させるのに有効な手段だと感じます。
②未経験は辛い
どの業界でもそうかと思いますが、未経験が優遇されることはなかったです。
求人サイトで「未経験可」で絞って応募しても、結局未経験を理由に落選ということもありました。
コロナの影響で厳しさに拍車がかかったのは事実だと思いますが、エンジニアは特に未経験に厳しいんじゃないかと思ってます。
慣れでできるようになる仕事もありますが、エンジニアの仕事は地道な勉強が必要です。
ある企業の面接時に、「未経験のエンジニアが戦力になるまでにかかる期間」を質問したのですが、研修からある程度の実務を積む必要があるので大体6ヶ月くらい必要だと言われました。
育てるまでは少なくとも給料分のコストがかかるので、すぐに退職されるリスクを考えると、企業目線では未経験を雇うハードルが高くなってしまうのは仕方ないのかなと思います。
後述しますが、なので働き続ける意思があることを伝えるのはかなり重要なんじゃないかな〜と私は思ってます。(長く働いてくれないと企業にとってはマイナス)
③HTML/CSSとシステム開発は別物
私は1年程度フリーランスとしてWebページを制作する案件をやっていましたが(HTMLやCSSのコーディングをかなりやっていた)、システム開発における経験値としては評価されませんでした。やることが全く違うので当然と言えば当然です。
プログラミングの学習法なんかをググると「HTMLから始める」といった内容もよく見かけますが、HTML(やCSS)を書けるからプログラミング能力を評価されるという考えは甘いなと認識しました。
とは言っても、いきなりバックエンドの言語を勉強するのも難しいのでコツコツやるしかないと思います。
スキル的に評価はされなかった印象ですが、努力できる・自学できるといった点ではアピールできた気がします。
④Javaの求人が多い
プログラミング言語にも色々ありますが、Javaを使う求人が最も多かったです。
主にSI企業でJavaが多い印象ですが、自社開発企業でJavaを使っているところもあります。
C言語, .net, C# あたりが次に多かった印象。その次がPythonとかでしょうか(不明)
今の時代だとPythonが人気で、Pythonを使える企業に就職したい方も多いのかなかと思いますが、現実的にはJavaとかC言語を使う企業の方が求人数が多いので就職・転職しやすいんじゃないかなと思います。
私はバックエンドのシステム開発を探していたので以下余談ですが、
・インフラ系
言語とかは勉強不足でよくわかりません。ただ、AWSとかもちょこちょこ見かけました。
AWSとかAzureとかが浸透してるほどの印象はナシです。経験あったら優遇って印象。
・フロントエンド
これはHTML/CSSの知識があれば十分に評価されるのではないかと思います。
JSなど他のプログラミング言語にも知見があれば尚良し。モダンな雰囲気の企業はTypeScriptとかVue.jsなんかの経験者を優遇してるところが多かったです。
あとWordPressやAdobeのツール(Illustrator, Photoshop)もちょくちょく見かけました。
⑤適性検査を受けることが多い
SPIを受けた企業もありますが、性格検査は特に多かったです。
それほど重要ではないと思うので長く書きませんが、ググってある程度の対策をしてあとは慣れでOKだと思います。嘘つかなければ多分大丈夫!
評価されたと感じるポイント
①プロフィールの充実度
私は転職活動をするにあたって、いくつか求人サイトを利用しましたが、求人サイトでプロフィールを充実させることはかなり大切だと感じました。
求人サイトから求人に応募する場合、プロフィールの内容を元にまず書類選考されることがほとんどで、これをしっかり書けていないとかなり門戸が狭まってしまうのかなと思いました。
逆にプロフィールをしっかり書けていれば、その後の面接もスムーズに進みやすくなる印象です。
私の場合は複数の求人サイトを利用しましたが、どの求人サイトでもプロフィールは未回答の部分を無くし(証明写真や職務経歴も)、100文字以上の記入欄があるところはできる限り多くの情報を書きました。
企業や採用担当者の方に興味を持ってもらえるチャンスを増やせるので、記入欄の趣旨と多少は違う内容でも書いて損はないかなと思います。(見出しを付けて読みやすくする等の工夫は必要)
書類選考で有利になるだけでなく、プロフィールをきっかけに企業の採用担当者の方からオファーを頂けたり、面接前から好印象を持ってもらえたこともありました。
一度書いてしまえば他の求人サイトでも使い回せたり、履歴書を書くときの引き出しにもなるので、最初にしっかり書いておくのがベストだと思います。
欄名は求人サイトによって違いますが、プロフィールに書きやすい項目をいくつか挙げておきます。
・エンジニアになりたい理由、興味を持ったきっかけ
・どんなことがしたいか or 興味のある言語など
・長所&短所
・趣味や特技
・キャリアビジョン
・その他(希望勤務地や備考など)
あとはエンジニアに向いているとアピールができるなら、そういった内容(例えばPCが好きで組み立てたことがある等)を書いておくと効果的な気がします。
②コミュニケーション能力
エンジニアの求人を見ていると、募集する人物像のような項目に「コミュニケーション能力がある方」といったフレーズをよく見かけますが、実際にコミュニケーション能力を重視している企業は多いと感じました。
転職活動時に企業の方とお話(面接や面談など)をしていても、「技術職の方はコミュニケーションが弱い」「クライアントとしっかり話せる力も重要」といったことを何度も伺いました。
私の場合は学生時代に活発だったこともあり、比較的コミュニケーション能力に自信がありました。
コミュニケーション能力を高く評価してもらえたから、未経験でも転職活動がうまくいったのだと思っています。
コミュニケーション能力は一夜漬けで身につくスキルではないと思いますが、面接で必ず見られるポイントなので(他のスキルもコミュニケーションで伝えることになりますし)、少しでも高めておくのが良いと思います。
コミュニケーションが苦手だと感じている方は、以下のポイントだけでも意識すると印象が良くなると思います。
※面接官でも会話のプロでもない私の極めて個人的な意見です笑
(1) はっきり話す
→大きめの声でハキハキと話すだけで印象UPです
(2) 相手の目を見る(話すときも、聞くときも)
→普通のことですが、苦手なら日常生活で慣らしておくと良いと思います
※コンビニで店員さんの目を見てやりとりするだけでも慣れると思います
(3) 話を聞いているアピール
→話を聞くだけでなく、頷いたり相槌を打って相手が話しやすい雰囲気を作る
(4) 質問にまっすぐ答える
→自分のアピールしたいことを強引に話さず、相手の質問にしっかり答える
※補足的な感じでアピールポイントを述べるのはOKだと思います!
あまり人と話す機会がない方は、人と話す機会を多く設けて会話&面接に慣れるだけでも違うんじゃないかと思います。
私もコロナの影響で人と話す機会が減っていたので、面談できる企業に応募したり、企業にたくさん応募して面接回数を増やしたりしました。
(たくさん応募したのは、そもそも転職できるか不安だったのもあります笑)
③社会や企業への貢献意識
自分がエンジニアとして、どんな形で社会や企業に貢献できるのか(orしたいのか)というのは、しっかり考えておいた方が良いと感じました。
私は社会的な意味でも自分なりに考えがあってエンジニアを目指していたので、思っていることを正直に話せば割と好意的な反応をしてもらえました。
この手の質問は未経験限定なのかはわかりませんが、私が体験ではほとんど全ての面接で聞かれました。
大企業では「社会への貢献の形」、ベンチャー企業では「企業(入社する企業)への貢献の形」を聞かれることが多かったように思います。
未経験であれば、「勉強して成長して技術的に貢献する」みたいなことを言いたくなると思いますが(私も言いました笑)、おそらくそれは誰でも言えることなので、+αで技術的なこと以外にも考えておくとベストなんじゃないかなと思います。
評価されなかったと感じるポイント
①多少のプログラミング知識
私はだいたい2ヶ月ほどバックエンド言語の勉強をして、簡単なポートフォリオを用意してから転職活動に臨みました。
勉強したのは、言語を1つとそのフレームワーク、そしてGitくらいです。
(過去に少し別の言語を使って遊んでいたので正確ではありませんが、だいたいこんな感じ)
私が用意したポートフォリオのレベルが低すぎたのかも知れませんが、正直ポートフォリオはあってもなくても変わらなかったと思います。
ポートフォリオのURLを載せても、面接などで言及されることは一切なく、私も途中から「無知を晒してるだけなのでは?」と思うようになり公開するのをやめました。笑
私が転職活動時に24歳だったということも関係しているかも知れませんが、企業からすると、未経験者はポテンシャルがあるかどうかが重要であり、多少の知識の有無はあまり関係ないのかなと感じます。
未経験者を採用する企業は研修制度が整っていることが多いので納得できます。
私の体験と分析からは、しょぼいポートフォリオならあってもなくても変わらないので、準備するより早く転職活動に取りかかるべきな気がします。
全くの未経験からポートフォリオを作るとなると、簡単なものでもかなり努力が必要なのにも関わらずメリットが少なすぎます。
しっかり勉強できる時間がある方でも、ポートフォリオを作るよりは資格を取ったりする方が転職活動を成功させる上で有効な道のりなのではないかと思います。理由は以下
・ポートフォリオをオススメできない理由①
しっかりしたポートフォリオを見てもらうことができれば高い評価を得られる可能性は高いと思いますが、採用担当者の方は忙しいこと多いらしく、そもそもポートフォリオに目を通してもらえるか分からない。
※ポテンシャル採用であれば、細かい技術については興味を持ってもらえないという可能性もあり。
・ポートフォリオをオススメできない理由②
採用担当者(面接官)の方がエンジニアでないことも多かったので、ハイレベルなポートフォリオを作っても内容をわかってもらえるという確信がない。
資格を取得すれば、どんな採用担当者の方にもスキルや勉強意欲をひと目で判断してもらえるので、未経験からの転職活動には向いているのではないかと思います。
私は持っていませんでしたが、基本情報技術者やオラクル認定JavaSilver(Java SE 8)あたりが評価してもらいやすい印象です。
※Java SilverはJavaを使う企業の場合(絶対ではありませんがSI企業が多いと思います)
②志望動機
志望動機(企業のどこに興味を持ったか、何を魅力的に感じたのか)は、ほとんどの面接で聞かれましたが、あまり重要視されている感じはしませんでした。
評価されないというのは語弊がありますが、その質問に対して2点ほど回答するとそれ以上はあまり深掘りされなかった印象です。
企業のことや求人内容をしっかり調べて把握しているのかを確認されるのかな?というのが私の考えで、募集されている仕事内容とは違うことを言ってしまうなど、大きな間違いをしなければ問題なかったように感じます。
企業や採用担当者の方によって差が出やすい項目な気もするので、1次面接ではある程度の準備(求人内容やHPをしっかり確認+魅力を1〜2点検討)をしておいて、最終面接では具体的に話せるポイントをさらにいくつか用意しておくのがベストかなと思います。
③関西勤務希望
東京の求人が多いということは既にお伝えしましたが、関西勤務希望は大きなネックとなりました。
おそらく関西はまだマシな方で、他の地方を希望となるとさらに求人の幅が狭くなるかと思います。
評価が分からなかったポイント
①英語力(TOEIC)
私は英語をスラスラ話せるレベルではありませんが、TOEIC700点以上を取っており、一般的には「スゴイ!」とまで行かなくても「そこそこかな」くらいのレベルかと思っています。(※おそらく日常会話レベルというやつ)
プログラミングを勉強していても、英語で書かれたドキュメントを読む場面も多いですし、勉強法などをググっても英語力はプログラミングに欠かせないといった内容をよく目にします。
たまたまTOEICのスコアがあったので少しアドバンテージになるかなと思っていたんですが、面接で英語力をそれほど重視された気はしませんでした。
履歴書にTOEICの点数を書いていたので、面接で「英語も割と得意なんだね」みたいなことは言われましたが、深く言及されることはなかったです。
英語をメインで使う業界(旅行業など)ではないので、700点あればマイナス評価ではないと思いますが、体感的にはそれほどプラスに評価された感じはしていません。もしかしたら加点されているかも知れませんが、体感的には、カラオケでまぐれで出てしまうビブラートくらいの印象です。
②文系・理系
一般的にエンジニアは理系学部出身者の方が多く、私は採用も理系優先なのかなと思っていましたが、実際のところ本当に理系が優先なのかは分かりませんでした。
確かに、「未経験(理系出身者)歓迎」のような文系を採用しない雰囲気の求人もありましたが、一方で「学歴不問」という文言もかなり頻繁に見かけた印象です。
実際に面接でも、「文系(◯◯)学部だけど、どうしてエンジニアなの?」といった質問はよく受けましたが、プログラミングに興味を持ったきっかけやそれまでの経緯を話せばすっかり理解してもらえました。
未経験でエンジニアを目指す方が増えてきていると思うので、ある程度選考者を絞るために(あるいは一定のIT知識を持っている方に限るために)理系限定で採用している求人もあるかとは思いますが、それほど文系・理系で差がつく印象はありません。
もし文系・理系での差が気になるのであれば、基本情報技術者などの資格を取れば、その差は埋まる(あるいは追い越すくらい?)のではないかと思います。
※基本情報技術者試験は情報システム系の学部生がよく受験する試験です。結構難しい!
面接で頻繁に聞かれたこと
面接でよく受けた質問を挙げておきます。
※未経験でしか転職活動をしたことがないので、これが未経験特有の質問なのかは不明です。
・プログラミングでどんなものを作りたいのか
・どんなエンジニアになりたいのか
・プログラミングを始めた(興味を持った)きっかけ
・企業に興味を持った理由(志望動機) ※前述
・どんな形で社会or企業に貢献できるのか ※前述
あと参考程度にですが、私はフリーランスだったので、なぜ企業に入りたいと思ったかもよく聞かれました。
転職活動時に重視すべきこと
※あくまで個人的な意見ということをお忘れなく!
①プロフィールは充実させる
※前述(評価されたと感じるポイント→①)
②どういう職種なのかしっかり調べる
エンジニアを雇っているIT企業にも色々なタイプがあり(主にWeb系とSIer)、仕事内容も様々です。
未経験だと、その職種がどういう職種なのかを理解するのに手こずるかも知れませんが(私も手こずりました)、ここはしっかり理解しておくべきだと思います。
これを理解していないと、もし就職できてもミスマッチが発生してしまう可能性がある上、面接でもうまくいかない可能性が高いです。
あと未経験であれば、仕事内容にあまり贅沢は言えないと思います。
バリバリ開発したい方が多いと思いますが、まずは保守・運用あたりがメインの業務になることが多いみたいです。そのことを理解した上で、経験を積んだ後にどういう仕事を任せてもらえるのかをしっかり見極めることが大切だと思います。
まだ私も知識不足ですが、もう少し勉強して業界や職種について分かりやすくまとめた記事を書こうと思います。(書いたらここにリンク貼ります)
③長く続ける気持ちを持つ
前述の通りですが(未経験転職で感じたことをざっくり→②)、未経験のエンジニアを雇う企業にはそれなりのコストがかかります。
すぐに辞められてしまっては企業にとってマイナスしかないので、企業にしっかり貢献できるまで続ける気持ちを持って、それを伝えることができれば採用担当者の方に好印象を持ってもらえるのではないかと思います。
④転職のための勉強は上手に
※独学が前提(スクールのことは分かりません)
私は転職前に独学で2ヶ月ほどプログラミングの勉強をしましたが、あまり転職活動で効果があったとは思っていません。
スクールなどに通えばまた何か違ったかも知れませんが、個人的には「実際にアプリを開発したりする勉強」を独学でするのはコスパが悪いと思います。
がっつり勉強する時間を確保できるのであれば、転職活動を成功させるには資格を取るのがベストだと思います。(オススメの資格は前述)
もし資格ではなく、実際に開発しながら勉強したいと思うのであれば、プログラミング言語+RDBMS+Linuxくらいのセットで勉強するのが良いのではないでしょうか。
イケてるプログラミングの勉強と言えばPHPやRubyなどを使ってアプリ開発というイメージがありますが(私だけだったらごめんなさい笑)、フレームワークを使ってごく簡単なアプリを作っても、データベースなどの知識が少なければ力不足なのかなというのが正直な感想です。
1つのプログラミングに重点を置いて勉強しても、転職先の企業でその言語を使うかは分からないので、どちらかと言うとRDBMSやOS系の勉強をする方が効果的だったのかなと感じています。
特に地方で転職活動をする方は、東京では流行り始めている言語やツールが、地方ではまだ浸透していないケースが多々あることも理解しておくと良いと思います。
⑤落ちてもめげない!
最後は、少しくらい落ちてもめげないことが大切だと思います。
落選すると自信がなくなって「転職できないのでは?」という気持ちにもなりますが、どれだけ内定をもらっても入社できるのは1社だけ。
そう考えるとどれだけ落選しようが、結果的に納得できる企業から1つ内定をもらえれば万事OKです!
未経験からの転職活動は簡単ではないと思いますが、めげずに頑張ってください!
私もとても不安だったので、この記事がこれからエンジニアを目指す方たちにとって少しでも参考・勇気になれば嬉しいです。