はじめに
先日、ポートフォリオとして作った習慣化アプリの開発ストーリー書いたのですが、思ったほど反響が得られず、少しだけ凹みました。
(その中でもLGTM,ストックしてくれた方、ありがとうございました)
自分としては頑張ったつもりでも、UI/UXも商用のものと比較すると明らかに質が下がりますし、未経験の方でもやる人はもっと作り込んでくるのかなとも思います。この結果は至極当然の結果だと今は思います。
モチベーションが下がってしまいました。しかし、そんな自分にこの言葉を送りたいです。
「モチベーションが下がった時でも、物事を継続できるようにお前は習慣化アプリを作ったんじゃないのか!?」
全くもってその通りです。
「この習慣化アプリがあれば、俺に習慣化できないことはない!!」
そこで自作アプリをぽちぽちして、目標を立てました。
まず自分でアプリを使ってみて思ったのは、使えば使うほどバグが出てくることです。それほど機能は多くないはずですが、リンクが切れていたり、デザインの崩れが散見されます。まだまだ完成度は高くないということを実感しました。
さて、目標は「毎日このアプリを使って、このアプリの問題点・改善点を最低でも一つ考える」です。その目標を継続するためのIf-Thenプランニングは、「問題点・改善点が思いつかなかったら、Daigoの本の目次を見てアイデアを盗む」というものです。
元々、If-Thenプランニングの存在もメンタリストのDaigoさんの出している書籍で知りました。他にも心理学の知見から習慣化のテクニックについて著述されていらっしゃるので、著書からテクニックをアプリに真似させてもらおうと企んでいます。
どのようにしたら、この習慣化アプリを使ってもらえるか、作業仮説を立てながらやっていきたいと思います。
この記事では毎日、その過程を更新していきたいと思いますので、よろしくお願いします。また、アプリを使ってみて、感想などがあればぜひこの記事にコメントしていただけると嬉しいです(まだアプリにお問い合わせフォームを設置していないので)
1日目
友達にアプリを初めて使ってもらった。やっぱりあまり使いたいとはもらえませんでした。以下のような感想をいただきました。
1.アプリ名の習慣クックの意味がわからない
2.ウェルカムページの文章が長い(大事なところは太字にしたら?)
3.メールアドレスの登録が面倒くさい
4.If-Thenプランニングの例文の意味が分かりづらい
5.習慣の達成率が分かりにくい
6.会員登録後に何をしたらいいか分からない
2について、自分では文章を分かりやすく書いたつもりでも、あまり伝わっていない印象でした。伝わる文章を書くように心がけます。
また、6についてはその通りだと思いました。改めて会員登録してみると、メニュー画面しか表示されておらず、何をしたら良いか分かりません。
自分としてはユーザーにはまず1つ、習慣を設定してもらいたいので、会員登録したユーザーは習慣の新規登録画面に遷移させる形に修正したいと思います。
2日目
今日も自作アプリにログインする。しかし自分で言うのもなんだが、画面に華がない。パッとしない印象だ。
習慣の投稿もほぼないので、他の人の習慣化を見ることもできない。投稿サイトあるあるだと思うが、ユーザーがいないと投稿が集まらなくて、使ってくれる人がいない。使う人がいないから、投稿が集まらない。
とりあえず戦略として、まずはユーザー個人だけで完結する機能を追加していこうと思う。まずはユーザーを増やそう。
さて改善ネタを考えていきます。しかしさっそくネタ切れだったので、If-Thenプランニングの通り、Daigoさんの著書「超習慣術」を眺めていると、次のような習慣化テクニックがありました。
目標を立てる際はより強い動詞を使った方が習慣化できる確率が高まり、身につくまでのスピードも速くなる。ということが研究でわかりました。具体的な例を挙げると、「体重を5キロ落としたい」という目標の立て方は弱いので、「何がなんでも体重を5キロ落とす決意をした」、「体重を5キロ落とし5年前に履いていたジーンズがすんなり履けるようになるのを確信している」などという考え方をするようにします。
これを自作アプリに取り入れるならば、習慣の新規登録画面で強い動詞を検索できる機能?になるでしょうか。辞書のAPIはあるので、それをうまく活用していきたいです。
類義語検索ツールに日本語WordNetがあるので、試しに「確信」というワードを打ち込んだところ、良さげな類義語がヒットしました。これでユーザーが登録するとき、予測変換みたいな形で単語を表示させる機能?とかになるかな。このアイデアは少し温めておくことにします。
3日目
今更ですが、1週間ほどさぼってしまいました。一応、達成できなかった日は、「例外日」として記録してもらって、その日の夜にでもなぜ達成できなかったかを記録してもらうアプリ設計でした。しかし、わざわざ例外日に達成できなかったことをわざわざ記録するのはやりたくないですね。
ここに関して、アプリを使ってもらえるような機能が必要だと感じています。
今考えているのは、デイリーログインの機能です。コーヒーショップの実験で、スタンプカードの実験の話を何かの本で読んだ記憶があります。(1)スタンプが何も押されていない(2)あらかじめスタンプ2個が押されているスタンプカードをそれぞれ客に渡したパターンでは、(2)のパターンの方が再来店率が高かったそうです。
この習慣化アプリでも、まずアプリを使うことを習慣化してほしいので、似たようなデイリーログインを実装しようと思います。