はじめに
本記事は、AWSでEBSを消し忘れて無料枠を超えてしまい、7ドルも課金されてしまった失敗談です。
EBSの消し忘れで課金させるのは、AWS初心者あるあるだと思いますが、今回はEC2に複数のEBSをアタッチしたパターンなので、記事にします。
よくある失敗
まずは、AWSのEBSの課金体系とそれにまつわる失敗について簡単に解説しておきます。EBSは、EC2のストレージです。EC2起動時にEBSをアタッチすると思いますが、EBSにも課金されます。また、EC2を停止しているとき、EC2には課金されませんが、EBSは課金対象となります(EBSは削除するまで、課金されます)
詳しくは、AWSの公式ドキュメントを参照してください。
https://repost.aws/ja/knowledge-center/ebs-volume-charges
私の失敗談
デフォルトのEBSをアタッチした状態で、EC2インスタンスを起動しました。さらに追加で、別のEBSをアタッチしました。この時、EC2インスタンスを削除しても、デフォルトのEBSしか自動的に削除されません。
この仕様に気がつかず、1日ほど高額なEBSを動かし続けてしまい、7ドルも課金されてしまいました。(後述しますが、EC2削除時に、きちんと警告してくれていました)
課金までの流れ
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EC2を終了しようとすると、以下のような画面が表示されます。この時、「EBSボリュームを削除」の欄に、きちんと注意文がありますね(私は見逃していました)
対策
結論として、EC2インスタンスを削除後に、別途EBSを削除すれば課金は止まります。
また、EC2を終了したときにEBSを削除するようにCLIを用いて設定することもできるようです。