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ESP32-C3-WROOM-02のピッチ変換基板を自作してJLCPCBに発注する

Last updated at Posted at 2024-01-19

はじめに

ESP32-C3-WROOM-02とはESP-WROOM-02の後継に当たり、サイズは全く同じですが、Wi-Fiに加えてBLEやUSBも利用できるESPマイコンです。同じようにArduino開発環境が使えます。秋月電子通商だと単体なら310円で購入できるため、他のESPマイコンよりも安価です。しかし、ピン配置がESP-WROOM-02とは異なるため、秋月電子通商で販売されているピッチ変換基板が使えそうで使えません。そこで、今回はESP32-C3-WROOM-02専用のピッチ変換基板をKiCadで設計し、JLCPCBに発注してみました。送料も含め、5枚のプリント基板が420円くらいで購入できたのでむしろ既製品を購入するよりも安く済みました。
picture.jpg

KiCad

今回のプリント基板は4層で設計しました。2層よりも設計の自由度が増し、配線の交差を回避できるので小型化できました。内層は配線層、外層はプレーン層となるように設計しています1
schematic.png
ガーバーファイルはこちらからダウンロードできます。
rendering_front.png
rendering_back.png

JLCPCB

配送業者はOCS NEPを選びました。1月11日に発注し、1月19日に到着。送料は0.96$で最も安い選択肢となります。乾燥剤と共に真空パックされた状態で届き、品質も十分でした。
jlcpcb.jpg

おわりに

自作したピッチ変換基板を使い、色々とESP32-C3-WROOM-02を活用していきたいです。また、今回はプリント基板をJLCPCBに発注してみましたが、とにかく安く、品質も安定しているみたいなので安心しました。便利な世の中です。

  1. https://www.atmarkele.com/articles/138

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