はじめに
島田商業高校 情報ビジネス科 チームTeenachar です。
今回、私たちはこれまで学んできた情報のスキルを活かし、3人1チームで地域の課題を解決するためのアプリ開発を行いました。その制作過程をこちらに記させていただきます。
目次
1.Planteaを作成した理由
2.アプリケーションの特徴
3.操作方法
4.作成の流れ
5.感想
6.アプリストア
1.Planteaを作成した理由
- ①地域選択
- 我々のチームは地域として 静岡県 を選択しました。
居住地でもあり愛着があることはもちろん、情報収集の点において最もやりやすいと考えたことが静岡県を選んだ理由です。住民としての視点から課題解決に取り組んでいこうと考えました。
- ②地域の課題
-
お茶産業の衰退を課題として考えました。
静岡県の自慢の一つとして有名なお茶の産業ですが調べていくと年々衰退していっていることが分かりました。
詳しくはこちらのスライドをご覧ください。
- ③課題解決案とターゲティング
- 課題解決案としてお茶の消費量を増やすことを考えました。お茶の需要を高め、茶業全体の盛り上がりを取り戻すことを目指します。
ターゲットは10代~20代に設定し、理由としては2つのデータを参考にしました。
まず1つ目は「年齢別の緑茶と茶飲料の消費動向」
のデータ(下記)です。10代・20代はほかの年代に比べ緑茶の消費量が少ないことが分かります。そこで、今後消費の伸びしろがあるということを予想しました。
続いて2つ目は
「年齢別抹茶スイーツの好感調査」
のデータ(下記)です。こちらではほかの年代に比べ10代・20代は好感が高いことが分かりました。そこで、飲料品としてのお茶だけでなく食品としてのお茶という形でのアプローチもできると予想しました。
以上2つの点から、10代・20代が最も課題解決案に適していると考えターゲティングを行いました。
- ④SDGsとのつながり
- 課題とSDGsのつながりとして、 8.働きがいも経済成長もと15.陸の豊かさも守ろうを考えました。
8.働きがいも経済成長もでは、衰退していっているお茶売上を高めることで解決につなげることができます。
15.陸の豊かさも守ろうでは、県内のお茶栽培で行われている「茶草場農法」が解決につながっていきます。
茶草場農法についてはこちら以上よりSDGsとも絡めて課題解決に努めていきます。
2.アプリケーションの特徴
私たちが今回作成したアプリはクイズゲームアプリ「PlanTEA」です。
このアプリではお茶産業をテーマにした数々のクイズをプレイすることができます。
3.操作方法
4.作成の流れ
まず、全体の流れとして以下のように年間のスケジュールを作りました。
アプリの作成は、「プログラマー」「デザイナー」「マーケター」と担当を割り振ってそれぞれで進めていきました。
「プログラマー」
プログラムの作成は主にunityとしーしゃーぷを使って行いました。
「デザイナー」
「マーケター」
主にアプリ内で使われるお茶についての情報収集・オープンデータの作成、クイズの作成、Qiitaの作成を行いました。
情報収集では「静岡県公式ホームページ」「静岡県茶業会議所ホームページ」など様々なサイトから必要に応じた情報を入手していきました。
各サイトはこちらから
静岡県公式ホームページお茶振興課
静岡県茶業会議所ホームページ
入手した情報は、Excelを使って表形式にまとめ、同様にスプレッドシートでチームメンバーに共有しました。
「静岡県内のお茶の品種について」
「静岡県内のお茶関連施設について」
の2項目に分けてまとめました。まとめたデータはオープンデータとして公開しています。ご興味のある方は下記のリンクよりご覧ください。
オープンデータはこちらから
ゲームのメインとなるクイズは主に上記で調べた内容や、お茶の基礎知識・豆知識を調べながら作成を進めていきました。
初級・中級・上級の三区分にわけ、各級15問ずつ問題を考えました。問題は1問4択形式で回答方法は番号選択になっています。写真や資料を用いながら、スプレッドシートにまとめ、プログラマーと共有しました。
5.感想
1つのアプリを開発するまでに、やらなくてはいけない工程の多さが想像以上でとても大変でした。
6.アプリストア
こちらのQRコードからアプリのダウンロードができます。ぜひたくさんプレイしてみてください!