まず
自分がなんとなく転職活動を始めようと思い始めた時に、同世代で同じような境遇の人の情報が欲しかったのですが
案外見つからず不安が結構あったので同じく転職を考えてる同世代の人の参考になれば幸いです
愚痴・悪口は極力抜きにして当時の状況を時系列順に書きなぐっていきたいと思います
プロフィール
- 22歳
- 2018年4月で新卒3年目
- 1社目
- 高専卒
- 情報系学科
- Webプログラマ
- PHPエンジニア
- EC、月額サービス、Webサイトなどの制作
- 1人1サイト担当という小規模でインフラから運用まで幅広く担当
現状
- 2月あたりから本格的に活動を開始
- 未だ転職活動中ですがそろそろ終盤
- ありがたいことに「路頭に迷う」「行き先が見つからない」ということにはならなそう
本格的に動く前
ぼんやり不満があってぼんやりと求人をチラ見し始めた
- 他社の技術、開発環境、求められるスキルがわかってきた
- 転職したいな〜ていうぼんやりした考えが現実味を帯びてきた
- きっと自分の転職の選択は間違い無いはず!
- 視野が広がった
- 自分の会社は比較的ゆるいタイプだと思ってたらそんなことなかった
- 当たり前にリモートやフレックス、裁量労働制の会社があるのを知った
- 休みと仕事の日を入れ替えたり副業okな会社などいろんな会社があるのを知った
- 求人をたくさん見ていくと技術スタックから世の中の流れがなんとなくわかった
- 中途エンジニアに求められてるものがわかった
- 自分の社内という世界がいかに狭いかが改めてわかった
- 社内では1人前のエンジニアのつもりでも外でたらクソザコ、その逆もまた然り
昔どこかで見たけど逃げる転職はだめらしい
- 今の状況が嫌だからとりあえず違う環境に行くと失敗するらしい
- 何が不満なのか、転職で何を解決したいのかなどを明確にする
- ブレストしたり、マインドマップを作成してみる
会社からの自分への評価の正当性を違う視点から
- まぁ自己評価は難しい
- 給与を決定している人(うちの場合は役員)の評価は一旦無視
- 役員は非エンジニアだったので素直に受け入れ難かった
- エンジニアのコミュニティに属しておらず、知り合いもおらず
- 一緒に働くエンジニアの評価の方が間違いない はず
- 少なくとも自分はそっちの評価の方が納得できる
- 一緒に働くエンジニアの評価の方が間違いない はず
- ということで社内のエンジニアからの評価を聞いた
- 先輩「今の君の実力なら420万ぐらいは狙えるよ」
- 現在320万
- ちょっと自信ついた
転職を決意したきっかけ
なぜ転職しなければいけないのか、何が不満なのかについて考えてみた
-
給与が不満
- 昇給は半年に一回の査定で1〜1.5万
- 特別少ないわけじゃないけど高専卒ということで1年目は276でスタート
- 2年目終わりで320万
- 3年目迎えた時点で360万が目標だった
- 周りの人見ても多くはないしむしろ少なめ...?
-
仕事内容、仕事へのスタンスが不満
- 事業内容はいいけど
- エンジニア8人で200以上既存サイトを保守しながら2〜3サイト並行して立ち上げ
- 1サイトあたり2週間〜1ヶ月程度で構築(最悪見切り発車でオープン)(工数は残業ありき)
- レビュー、テストをする時間はもちろんない
- ある日突然立ち上げるサイトの概要とオープン日を伝えられる(交渉の余地は基本的になし)
- オープン前まで仕様が決まらない&突然の仕様変更はweb業界仕方ないんだろうけど
- 1つ1つのサイトのクオリティが下がっていく一方
- とりあえず動いてるっぽいサイトを作るだけになった
- エンジニアチームで話題に上がった記事
- 「プログラミング経験がない経営者のためのソフトウェア開発 11の事実」
-
https://kuranuki.sonicgarden.jp/2018/03/about-software.html
- 「プログラミングは製造ではなく、設計である」
- この認識のズレが社内で大きいな....
- 「プログラミングは製造ではなく、設計である」
-
労働環境が不満
- ディスプレイ1つ
- 交渉したけどデュアルディスプレイにしてもらえなかった
- 「視界が遮られて周りの人とのコミュニケーションが取りづらくなるから」らしい
- 音楽禁止、イヤフォン禁止
- 「最近バグが多い 音楽聞いて仕事してるから」らしい
- 忙しさからくるフロアのピリピリした空気
- ディスプレイ1つ
じゃあ逆に就活の時はなぜこの会社を選んだのか
- 会社の雰囲気がよかった
- アーロンチェアやwin/macを選択可能で設備投資を惜しまなさそうなイメージだった
- イヤホンok
- スピード感ありつつ今より時間を割いたサイトを立ち上げしていた
- 基本的に1人1サイト担当する小規模開発
- ドメイン取得から運用まで携われる
不満が出る前は何が楽しかったのか
- すべての業務が新鮮で楽しかった
- 1サイト1〜3ヶ月時間かけていた
- 納期に追われるプレッシャーが当時は小さく雑務も苦にならなかった
転職することで何を解決したいのか == どうなればここに残ってもいいのか
- 上で挙げた不満が解消されればいい
- やはりまずは上の人に言うところから始める
- 付き合い上断れない案件があるらしい
- 開発コストの回収すらまともにできていないプロダクトも多い
- 利益の出ていないサイトで改修が出ると結局コストばかりかさむ一方
- これが業務量と給与のギャップの原因なのでは?
評価の正当性について考えてみる
- 給与面での評価が不当だとは思わない
- スキルが伸びれば必然的に給与が上がる、わけではないらしい
- 伸びたスキルを事業に活かして利益が出ないと給与は上がらない
- 給与はスキルと業務内容からくるアウトプット
- 伸びたスキルを事業に活かして利益が出ないと給与は上がらない
- 給与を上げるために会社の売り上げを上げるには....
- 営業のようにエンジニアが努力して利益向上に直結させるのは難しそう
- 業務効率化のツールなどは度々作ってきたけどさほど評価はされず
- 制作のスピードを上げれば生産性(?)は高くなる(?)
- すでにスピード重視の大量生産、薄利多売状態だけど利益はそこまで
- そもそも今の社内でコピペを繰り返すサイト制作スタイルが楽しくない
- 相談したけど方針を変える様子はない
- 結論
- 転職するか
身の回りで転職が多発
- 社内で年上の先輩たちがちらほら辞めていくのは見てたけどなんか他人事だった
- そんな中、会社の同期、学生時代の先輩が転職
- そういえば学生時代の友人も2年目になったばかりで転職していた
- 転職って実はすごく身近...?
転職活動を始める前の準備
転職経験者に話を聞く
- ネットでググる
- あんまり同じような境遇の人の情報が見つからない
- 会社の先輩に聞く
- エージェントを使った
- エンジニア系の求人媒体を使った
- 学生時代の先輩に聞く
- 転職ドラフト使ったらしい
- 相場を知るのがいいらしい
- ドラフトめっちゃおもしろそうやん!!
- コピペスカウトの求人サイトにはうんざりしてた
- 先輩「まだ若いんだから安定を求める必要はないと思って今の会社選んだ」
- 感動した
- 転職ドラフト使ったらしい
いよいよ転職活動スタート
転職ドラフトに登録してみる
-
レジュメを書く
-
結構書くの大変だけどこれを乗り越えた先に転職ドラフトの旨味がある!
- 職務経歴書に流用できるし
- 自分の実力や経歴を見つめ直すいい機会
- 指名されなかった時に言い訳する余地がないように結構頑張った
- 手を抜くと「自分はほんとはもっとできる」っていうクソエンジニアマインドが生まれるタイプなので
-
同年代の他の人の公開設定になってるレジュメと見比べて凹んだり
-
ドキュメント作成能力に自信がなくやっぱり不安
- ドラフト運営に相談したらレビューしてくれた(めっっっっっっちゃ親切で感動した)
- レジュメを会社の先輩に見てもらった
- 学生時代の先輩にもちらっと相談
-
レジュメ書くと最初は自分の中で曖昧にあった自信が砕け散った
- 「あれ、俺って自分で思ってるほどデキるエンジニアじゃない...?」
- でも2年目だからしょうがないとなんとか自分を慰める一方で
- 同じ職場の先輩のレジュメを書いたらもっとすごくなるのかって考えるとそうでもない気がした
- 先輩がダメエンジニアとかではなく
- 現職の業務で求められるスキルがさほど高くない
- 成長の限界が見えたかもしれない
- 自分はそんな環境は嫌だなって
- スキルアップしたい
- 同じ職場の先輩のレジュメを書いたらもっとすごくなるのかって考えるとそうでもない気がした
paizaの更新
- 放置してたプロフィール更新しつつまぁチラ見程度に
- 就活時も使用してたけど結果が散々だったからちょっとトラウマ
- 正直コピペのスカウト文にうんざりだけど
- 求人量が多すぎる媒体で漠然と探すよりはいいかなとチラ見
偶然見つけたmoffers
- 転職ドラフトと同様に年収提示型
- とりあえず登録して転職ドラフトのレジュメをコピペしてみた
転職活動で気をつけたこと
面接の合間で雑談をしてコミュ力アピール
- コミュ力ありますって言うより実際に喋る方が説得力がある
技術スタックの下調べする
- 未経験の言語やツールを使ってる会社の求人に応募して面接する際に
- 「何もわからないですが入社したら勉強します」というスタンスはダメだと思う
- ツールや言語って忙しいとついつい興味あっても触らず先延ばしにしちゃうけど
- ちょっと週末に下調べして動かしてみる
- 特性、用途、最新動向(リリース情報など)ぐらいは抑えておく
- それをネタにトークできると未経験の技術への意欲の高さを説得力を持ってアピールできる
- 以前ツイッターで見た「『興味あるけど触ったことありません』はだめ、本当に興味あったらすでに触ってるでしょ」っていうのが心に残ってた
求人に書いてることは質問しない
- 求人票に書いてあるのに面接で「何の言語使ってるんですか?」「フレックスですか?」は印象悪そう
- 逆に履歴書に書いたこと、経歴書に書いたことを聞かれるとえって思うよね?そういうこと
- でも確認はする
- フレックスですよね?って
- 認識の齟齬が起きるのを防げるし下調べしてますアピールができる
受かりたくて嘘はつかない、誇張はしない
- 興味ないのに興味ありますって言って入社後困るのは会社と自分
- 誇張も同じ
転職活動での学び、気づき
やっぱり若さは最強?
- 言語が変わることは大きな問題ではないのかもしれない
- 現職はPHPだけど未経験のrailsやnodeの募集でも給与が上がる
- 結構いい額提示してもらえてます
- でもやっぱりPHPの募集が一番上がる
- 転職ドラフトでは500で指名頂けました
同社の求人は一通り見る
- だいたい複数の求人メディアに出してるけど
- 一部内容にずれがあったり、更新が漏れていたり
- 聞かれることもある
- 〜に載せてる求人見たことありますか?って聞かれてすみません見てませんってなっちゃった
会社の不満だけでなくいいところも考えてみる
- 面接で今の会社の満足してるところを聞かれた
- 「有給取りやすい」しか出てこなかった やっちまった〜って思った
- これ場合によっては評価マイナスかなって不安になっちゃったし
- 見つめ直し時にこれも書き出してみるといいと思う
電話対応、メールマナーが役に立った
- 1年目の頃とか正直「エンジニアだからメール・電話できなくてもいいやろ」って思ってた
- 結果的に思わぬところで電話をかける、メールを送る経験が役に立った
やっぱqiitaとか技術ブログは書くべき
- 職務経歴書に書けないけどアピールできるちっちゃいポイントはブログとか活用すると良さげ
- 気になる言語やツールなどちょっと試してみた程度とかって経歴書には書けない
- けどqiitaに記事書いてみると口で「興味あります」って言うだけより説得力あるはず
- ツールや言語を試したり調べてみると利点や用途がイメージできるようになる
- 何かしら気づきはあるはず
- そういうのをまとめるとアピールにもなるし同じような人の助けにもなるし
- 簡単なレポート書くだけでも自分の知識として+0.1ぐらいになるし
- ちょっとでも知ってると面接中のトークにも盛り込めるし
- 営業マンが時事ネタをおさえておく的な?
- ハローワールドしました程度は論外だけど
〆
正直仕事しながらの転職活動は結構疲れます メンタル的にも
疲れると「もうここでいいかな」って妥協しちゃいそうになりますが
友達や周りの人と相談したり息抜きしながら焦らずに進めていけるといいと思います
まだ自分も終わっていないので引き続き頑張っていきます
転職活動終わったらまた書きます