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初心者インフラエンジニアに捧ぐおすすめベンダー資格

Last updated at Posted at 2024-09-30

はじめに

私は、前職の会社でインフラエンジニアとしてサーバ・クラウドなどの資格を取得しながら技術知識をつけていました。
最近、そもそもインフラ知らない人ってどのような資格があるか知らないよねーって思うことがあり、どういう資格があるか知ってもらうために記事を作成しようと思ったことがきっかけです。

そもそもインフラエンジニアって?

インフラエンジニアって言葉の意味としては、幅広くて

  • サーバエンジニア
  • ネットワークエンジニア
  • クラウドエンジニア
  • 仮想化エンジニア
  • ストレージエンジニア
  • セキュリティエンジニア

などのエンジニアが存在します。
必要になる技術知識の範囲が広いこともあり、実体験としては深く知識をつけるよりは浅く広くで知識を身につけていくほうがいいと思います。
その後、一つの分野に尖っていくのがいいかなって思います。

資格一覧

サーバ系の資格

LinuC

Linuxの基礎知識と構築・保守・運用するために必要な操作について学ぶことができます。
LinuC101とLinuC102を学ぶことで、パッケージの導入や、IPアドレスの設定、ディスクの初期化やフォーマットなどLinuxを利用するのであれば当たり前だよねって思う操作や知識について学ぶことができます。
アプリケーションを外部公開するときにOSレベルから設定が必要な場合、この資格で学んだことが活かせます!

試験について

問題数:60問
試験時間:90分
受験費用:1試験あたり16,500円
備考:LinuC101とLinuC102の2つを取得してLinuCレベル1になります。
※2024/9/30時点

勉強法について

おすすめの書籍としては、あずき本がおすすめです!

https://www.shoeisha.co.jp/book/detail/9784798166162

試験問題に近い問題を解きたいであればPing-tがおすすめです!
無料で問題数が多く、きちんと解説がついているため、効率的に勉強できます。

ネットワーク系の資格

CCNA

CCNAは、シスコシステムズ社が提供しているネットワークの資格になります。
企業向けのネットワーク機器であればシスコの名前を見たことがないくらいよく見ます。
資格では、ネットワークの基本知識と、設計・構築をメインに学ぶことができます。
シュミレーション問題がでるため、どのようなコマンドを入力して設定が必要かなど
シスコのスイッチやルーターの操作についても理解が必要になります。
他社のネットワーク製品(YAMAHAなど)ではコマンド操作が多少異なったりしますが、似た部分が多いため、活かすことができます。

試験について

問題数:100問前後
試験時間:120分
受験費用:46,860円
備考:昔受験したときは、英語をそのまま翻訳した感じの文章になっていたこともあり、
問題を読み解くのに苦労しました。
※2024/9/30時点

勉強法について

私は、黒本をもとに勉強していました!

https://tatsu-zine.com/books/tettei-cisco-ccna-ccna

試験問題に近い問題を解きたいであれば、こちらもPing-tがおすすめです!

クラウド系の資格

Azure Administrator Associate

Microsoft社が提供しているクラウドサービスであるAuzreの資格になります。
Azure管理者として、提供サービスの知識や構築・運用・保守について学ぶことができます。
Azure Virtual Machinesなどのサービス理解もそうですが、管理者目線で要件を満たすためにどのような設定が必要になるか理解することが必要になります。

試験について

問題数:40〜60問
試験時間:120分
受験費用:165$
備考:AWSと似たようなサービスが存在するため、サービス名が混合しないように気をつける必要がある。
※2024/9/30時点

勉強法について

勉強してた当時(2023年)は書籍が少なく、以下の本をもとに勉強していました!

https://www.maruzenjunkudo.co.jp/products/9784865943085

試験問題に近い問題を解きたいであれば、Udemyがおすすめです!
対策問題集がたくさんあるため、購入して解きながら理解していました。

AWS Certified Solutions Architect - Associate

Amazon Web Services社が提供しているクラウドサービスであるAWSの資格になります。
AWS設計者として、提供サービスの知識や構築・運用・保守について学ぶことができます。
EC2などのサービス理解もそうですが、設計者目線で要件を満たすためにどのような設計が必要になるか理解することが必要になります。

試験について

問題数:65問
試験時間:130分
受験費用:150$
備考:Azureと同じですがサービス名が混合しないように気をつける必要があります。
※2024/9/30時点

勉強法について

勉強については、以下の書籍をもとにサービス理解や概要について理解していました!

試験問題に近い問題を解きたいであれば、こちらもPing-tがおすすめです!

その他だと、試したことはありませんがCloud Licenseの問題集もあります。

その他

ORACLE

受験経験はありませんが、データベースの資格だとOracleが有名かなと思います!
Bronze > Silver > Gold と順番で問われるDB管理者のスキルの難易度が上がります。
スクリーンショット 2024-09-30 16.14.22.png
引用元:https://www.knowledgewing.com/kw/shikaku_nintei/sikaku/oracle.html

最後に

有名どころであったり、私自身が取得経験のある資格をメインにピックアップして記載しました!
個人的には、OS > ネットワーク > クラウド > その他分野 の順に知識を身につけるとスムーズに理解がしやすくなると思います。
もちろん人によって、優先的に学びたい順番はあると思うので参考程度に見ていただければと思います。
ベンダー試験は、受験費用がかなり高いです。でも持っておくと知識としてここまで分かっていますよ!ってアピールになりますし、企業によっては転職するときの採用条件に入っていたりするため今後のキャリアでプラスになります!
この記事をきっかけにインフラエンジニア向けの資格にどのようなものがあるか知ってもらうのと、
そこからインフラについて興味を持ってもらえるとうれしいです!

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