この記事はAteam Brides Inc. Advent Calendar 2019 1日目の記事です。
はじめに
Qiitaアドベントカレンダー2019がオープンしたので、Qiita投稿初心者の応援記事です。
QiitaやGitHubにアウトプットすることはプログラミング学習においてスキルアップに繋がる有用な手段ですので、この記事を読んで挑戦する方が増えることを望みます。
この記事のターゲット
主に、こんな思いをお持ちの方に向けています。
書こうか迷っている方
- Qiitaアドベントカレンダー2019の執筆に興味がある
- 執筆にハードルの高さを感じているが、将来的に自分でも記事を書きたい
- QiitaはROM専(読むだけで投稿はしない)だけど、この機にQiitaデビューしたい
書きたいけど不安がある方
- とはいえどういう記事書けばいいのか分からない
- 叩かれるの怖い、技術力低いと思われたくない
- 書くネタが無い
- 書く時に知っておいた方がいい点や気を付けた方がいいポイントが知りたい
周囲を巻き込みたい方
- 「企業・会社・団体」カテゴリで参加したいけど、社内のエンジニアを巻き込むイメージが湧かない
- 周りを巻き込む説得材料が欲しい
結論
周囲を巻き込んで、この機に是非チャレンジしてみましょう。
アウトプットは「世の中のため」や「自分や会社のブランディングのため」だけでなく、 自分自身の理解度向上や伝える力の向上にも一役買います。
書こうか迷っている方
ここからは、記事冒頭に書いた見出し別の解説です。
まずは書くか迷っている方向け。
Qiitaアドベントカレンダー2019の執筆に興味がある
社内で1つのアドベントカレンダーをやる場合、1人複数記事投稿すれば多少減るものの、最大で25人誘う必要があります。
チーム規模が小さく人数を集めるのが難しい場合は、既にあるカレンダーに参加表明してみましょう。
普段触っている言語やフレームワークのカレンダーで空いている日を「とりあえず何か書く」でも良いので1枠押さえましょう。
Qiita Advent Calendar 2019 プログラミング言語 - Qiita
Qiita Advent Calendar 2019 ライブラリ・フレームワーク - Qiita
その日を過ぎても投稿がないと別の人が書けるようになるので、参加表明したカレンダーの日までに記事執筆をして限定公開状態であらかじめ登録できると、当日朝に自動公開されるので便利です。
執筆にハードルの高さを感じているが、将来的に自分でも記事を書きたい
将来的に?
具体的な期限を決めてそれに向けて準備を進めているのであればいいのですが、期限を切らずに「いつか」と考えているのであれば いつまで経ってもその日は来ない ので、今回のアドベントカレンダーから挑戦してみましょう。
あしたっていまさッ!
QiitaはROM専(読むだけで投稿はしない)だけど、この機にQiitaデビューしたい
素敵です。
ぜひチャレンジしてください。
私もちょうど2年前、2017年のアドベントカレンダーでQiitaデビューしました。
直近ではプライベートの時間で学習したことを、週2記事Qiita投稿をしています。
書きたいけど不安がある方
第一歩踏み出す上で、いろいろな不安ありますよね。
とはいえどういう記事書けばいいのか分からない
いきなり有用性やバズる記事を意識しすぎる必要はないです。
私も100いいね前後集まっている記事がありますが、SEO流入やQiita他記事の引用で、コンスタントに毎週2〜3いいねが付いてじわじわ伸びています。
普段プログラミングしている中で「ここ詰まった」をアウトプットするだけでも、数カ月後に同じ悩みを抱えてググった人が行き着く可能性は大いにあります。
叩かれるの怖い、技術力低いと思われたくない
コミュニティガイドライン - Qiita:SupportでHRTの記載があるように、Qiitaでの行動は謙虚・尊敬・信頼が明言されています。
いきなり罵倒されることはそうそうないです。
また、「アウトプットできるレベルになったらやる」と言って、その後実際にアウトプットした人を私は見たことがありません。
詳細は後述しますが、アウトプットすることで自身のスキルアップに繋がるので、技術力が低いうちだからこそアウトプットは重要です。
まずは思い切って第一歩を踏み出すこと!これが何より大事です。
書くネタが無い
インプット・アウトプットを呼吸するかのごとく無意識にできている人は少数派のように思います。
習慣化がなかなかできない方は、「インプットするネタがあるからアウトプットできる」と考えていませんか?
「アウトプット予定が決まっており、そのためにインプットする」ことに挑戦してみてはいかがでしょうか。
趣味や学業・業務でプログラミングをしているのであれば、そこから学んだことが全く無いことはないはずです。
とにかく「アドベントカレンダーで1記事書く」とか「月に2記事書く」と決めてしまいましょう。
すると、日々プログラミングをする中で、「これネタにできるかも」と自然にいろいろ目につくようになります。
書く時に知っておいた方がいい点や気を付けた方がいいポイントが知りたい
全体の構成
PREP法を意識すると、論理的でまとまった文章になりやすいです。(苦手なのであまり活かせてないです)
また、ファーストビューに収まるぐらい上部に、その記事でのゴールや完成図が載っていると読まれやすいです。
記事を訪れたユーザーがファーストビューや1〜2スクロール分を読んで「このページは課題解決してくれそうかどうか」を即座に判別できないと、すぐ離脱されます。
あなたが普段プログラミングで詰まった時、ググったページを上から下まで全部読みますか?
しっかり内容読んでもらえるよう、最初にゴールや全体像が見れると良いです。
動画の埋め込み
最初と最後に完成図を動画で埋め込むのは有効です。こんな感じ。
動画埋め込み方法の結論ですが、mp4やmov等の拡張子はQiita投稿できないので、アニメーションGIFを作成します。
Qiitaでは1ファイル10MB以内の制限があるので、MacならQuickTime Playerで「ファイル→新規画面収録」で撮影した後、Web上のアニメーションGIF Converterサービスを使い10MB以内のアニメーションgifファイルを書き出しましょう。
マークダウン記法
記事投稿画面の右上「?」マーククリックで見れます。
とりあえず
# 見出し
[リンクテキスト](https://qiita.com/)
>引用テキスト
と、下記「コードのシンタックスハイライト」の4つのマークダウン記法さえ使えれば何とかなります。
見出しやシンタックスハイライト、引用の前後は1行空けましょう。
空行がないと同じブロックとして認識され、正常に表示されない場合があります。
コードのシンタックスハイライト
ソースコードをペッと貼り付けたけど読みづらい…普段のエディタのようにシンタックスハイライトで色分けしてほしい!
\`\`\`diff:hoge.js function hoge() { - deleteLine(); + addLine(); } \`\`\` ```diff:hoge.js function hoge() { - deleteLine(); + addLine(); } ``` ### シェル(bashやzsh)のシンタックスハイライトをさせたい \`\`\`bashだとrootユーザーのコマンドがコメントアウトっぽくグレーアウトされて微妙…シェルスクリプト用っぽいです。 ```bash:bash $ vi a.txt b.txt -o # cd /var/log/ ``` consoleとかshell-sessionが良さそうです。 参考:[Qiitaでコンソール(シェル)のコマンド実行を書くときとかのコードブロック](https://qiita.com/5t111111/items/8bf740e5d1e013c415b1) >\`\`\`console \$ vi a.txt b.txt -o \# cd /var/log/ \`\`\` ```console:console $ vi a.txt b.txt -o # cd /var/log/ ``` ```shell-session:shell-session $ vi a.txt b.txt -o # cd /var/log/ ``` # 周囲を巻き込みたい方 自分自身がアドベントカレンダー参加はぜひしたい! けれど、周囲にもその動きを広げたいけど困っている方向け。 ## 「企業・会社・団体」カテゴリで参加したいけど、社内のエンジニアを巻き込むイメージが湧かない ### 最初のフォロワーを根回ししておく 今までやったことがない社内で、いきなり全体に「やってみない?」と投げ込むのは勇気がいるかもしれません。 声を掛けられた人たちからすると、最初に追従するのも勇気がいるので、自分以外の他の人の反応を待っていることが多いです。 そのため、最初のフォロワー(呼びかけに最初に追従する人)を根回ししておくと良いです。 呼びかけに協力してくれそうな人にあらかじめ声掛けしておき、全体周知の際、最初に追従するようお願いをしておけば次々に手が挙がる…かも? ### とはいえ率先して挑戦するリーダーシップは必要 声掛けしたはいいけど、起案者がいつまでも記事を書かないと周りも付いてきません。 自らが率先してカレンダーの穴を埋めていく意思や行動は必要になるでしょう。 ## 周りを巻き込む説得材料が欲しい ### 会社のため、世の中のため 正直、このあたりの理由で動く方は既に自主的に動いている方が多いはずです。 なので、もちろん重要ではありますが説得材料としては弱いかもしれません。 どちらかと言うと上の承認を取る上で必要な観点ですね。 技術理解のある会社だったり、技術力のある会社というブランディング観点にはなるので、金額換算は少し難しいです。 最近だと転職サービス[Qiita Jobs](https://jobs.qiita.com/)も始まりましたので、その開発チームに所属するメンバーがPost0 Contribution0のメンバーばかりか、あるいは定期的に投稿しているメンバーがいるかで言えば、後者の方が魅力的に見えるかと思います。 ### 自分自身のブランディングのため 私は業務の中でエンジニアの新卒/中途採用も担っているのですが、選考書類にGitHubやQiitaアカウントの記載があれば必ず見ています。 転職エージェントでエンジニアに対して聞かれるのか分かりませんが、履歴書・職務経歴書にGitHub・Qiitaアカウントは高頻度で記載されています。 アウトプット量で無条件に採用/不採用は決めませんが、Webは技術の移り変わりが激しいので、そこに追従できる日々のインプット・アウトプットが数値化され可視化できる貴重な情報になります。 どの企業でも必ず見ている保証はありませんが、転職やフリーランスを考えているなら武器の一つには十分なり得ます。 転職/離職を考えていなくても自信にも繋がりますし、今後もエンジニアとして成長していきたいのであればコミュニティを広げる一つの手段にもなります。 ### 自分自身の能力向上のため ここ数ヶ月、私の中のトレンドワード「[ラーニングピラミッド](https://www.google.com/search?q=%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%94%E3%83%A9%E3%83%9F%E3%83%83%E3%83%89)」という考えがあります。 Qiita記事やネットニュース、書籍やドキュメントを読んで分かった気になっていても、5〜10%程度しか学習定着しません。 記事としてアウトプットすることで * うろ覚えだった内容をもう一度調べたり * 世の中に発信するから下手なこと書けない、という考えに至り分かりやすく伝えられるよう推敲したり * 言語化できていない考えや概念を、悩んで頑張って言語化したり こういった努力が必然的に要求されるので、結果として80%, 90%と学習が定着します。 また、アウトプットした後に先人・有識者からフィードバックを貰えることで軌道修正できる可能性もあります。 エンジニアに限ったことではありませんが、成長する上でインプット量を増やすことだけに執心するのではなく、アウトプット量を意識できると成長が早いように思います。 # まとめ 以上です。 再度結論。 周囲を巻き込んで、この機に是非チャレンジしてみましょう。 アウトプットは「世の中のため」や「自分や会社のブランディングのため」だけでなく、 **自分自身の理解度向上や伝える力の向上にも一役買います。** この記事を読んで、実際行動に移された方がいらっしゃると嬉しいので、いいねやストック、コメント等で意思表示いただけると大変嬉しく思います。 # 私たちのチームで働きませんか? ![alt](https://brides.a-tm.co.jp/wp-content/uploads/2019/11/ATEAM_BRIDES.jpg) [エイチーム](https://www.a-tm.co.jp/)は、インターネットを使った多様な技術を駆使し、幅広いビジネスの領域に挑戦し続ける**名古屋の総合IT企業**です。 そのグループ会社である**株式会社エイチームブライズ**では、一緒に働く仲間を募集しています! - [ハナユメ サイト開発グループ](https://jobs.qiita.com/employers/brides-a-tm/development_teams/138) - [HIMARI開発チーム](https://jobs.qiita.com/employers/brides-a-tm/development_teams/147) - [技術開発部](https://jobs.qiita.com/employers/brides-a-tm/development_teams/148) 上記求人をご覧いただき、少しでも興味を持っていただけた方は、まずは**チャットでざっくばらんに話**をしましょう。 技術的な話だけでなく、私たちが大切にしていることや、お任せしたいお仕事についてなどを詳しくお伝えいたします! [Qiita Jobs](https://jobs.qiita.com/)よりメッセージお待ちしております!```php:index.php