9
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

機会がなければ作ればいいじゃない式「組織変更シミュレーションのワークショップ」

Last updated at Posted at 2023-12-18

クラウドワークス Advent Calendar 2023 の18日目の記事です。

はじめまして、「クラウドログ」でエンジニアをしています武田です。
今回は開発合宿で行った「組織変更シミュレーションのワークショップ」について、簡単な紹介と感想を共有してみたいと思います。

はじめに

クラウドログでは半年に1回くらいの頻度で開発合宿を開催しています。
その中の取り組みとして、開発組織の方針や課題に関するワークショップを実施したいと考えていたところ、「もっと開発組織全体を意識して行動を促す方法はないだろうか?」と思い、「組織変更シミュレーションのワークショップ」を実施することにしました。
意外と楽しみつつも、属人化や組織課題について洗い出せる効果があるのでは?と感じたため、記事にしてみることにしました。

ぜひ読んで欲しい方

対象者.png

  • 開発組織全体の課題に対して向き合ってる方
  • 良さそうなワークショップを探している方
  • クラウドワークス、クラウドログに興味を持っている方

なぜ、組織変更シュミレーションをやったのか?

「もっと開発組織全体を意識して行動を促す方法はないだろうか?」という考えをベースに、下記のようなブレインストーミングから「組織拡大のシミュレーションワークショップ」の実施へたどり着きました。

  1. 開発組織全体を意識して行動して欲しいと思うのは、自分が開発組織全体について考える機会があるからではないか?
  2. メンバーレベルで開発組織全体を意識する機会が少ない?
  3. 開発組織全体を意識するようなきっかけがあれば、意識しやすくなる?
  4. きっかけがないなら、いっそシミュレーションできっかけを作れば面白いのでは?

組織変更シミュレーションをワークショップとしてやってみよう!

ということで、組織変更シミュレーションのワークショップを実施してみました。

組織変更シミュレーションのワークショップの内容

このような内容で40分程度のワークショップを実施します。

image.png

<問題>
* 今後開発組織が拡大していった時のことをイメージして組織体制を考えてください。
* あなたに組織変更の権限がある前提で考えてください。

<前提条件>
* 新しいサービスを立ち上げることになりました。
* 現在のチームに加えて、新しいサービスのチームを立ち上げる必要があります。
* 4名新しいメンバーが増えます。(マネジメント経験なし、若手)

<ゴール>
* 既存・新サービスの組織図
* 組織拡大に伴って生じる課題
* 上記に対しての解決策

このワークショップは組織変更と向き合い、現在の組織課題や懸念をディスカッションすることがゴールです。
特に下記のような課題や懸念が発生することを期待しています。

  • 人の異動により発生する属人化問題
  • マネジメントできるメンバーの配置問題
  • 新しいサービスを軌道に乗せるための人員リソース問題

このような課題・懸念は現在の組織における潜在的なものであり、上手く運用できているチーム程現れないものなので、このワークショップを実施することで洗い出すことができます。

組織変更シミュレーションのワークショップのやってみた感想

3つのチームで実施しましたが、各チーム毎にフォーカスする課題や懸念が異なり、熱いディスカッションが行われていました。
また、組織変更シミュレーションという普段やらないワークショップを楽しめたという声や、潜在的な属人化や組織課題を実感できたという声もありました。
(中には新チームは私が率いるんだ!と熱くなっていたメンバーも・・・w)

image.png

まとめ

機会がなければ作ればいいじゃない!という発想から、まだまだやり方に粗はありますが組織変更に対する考え方をチームで検討するというワークショップの実施ができました。
今後も組織課題をチーム内で洗い出し、同じ方向を向けるようなワークショップを実施していきたいと考えています。
今年もお疲れ様でした!

9
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
9
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?