ブロックチェーン研究開発部会について
JPYC開発コミュニティで10月から12月まで毎週1回1時間程度の研究開発部会を開催され、講師のサポートのもと、意見交換やサンプルコードを作成しました。私の場合はブロックチェーンに関する記事を3つとBTCの価格を予想するゲームを作成しました。
活動内容
自分の所信表明
以下の二つがブロックチェーン研究開発部会で立てた自分の所信表明です。
● 有名なコントラクトのコードの解説をできるようになる。
● コントラクトにゲームのロジックを書き込んでいろんな人にスマコンに親しんでもらえるようにする。 ⇨ BTCの価格を予想し、当てるとERC20トークンがもらえる完全オンチェーンのゲームを作って見たら面白いのでは、と考えました。
BTC価格予想ゲーム
構成
プロダクトの説明
事前準備
metamaskのインストール
*コントラクトやフロントエンドを編集する場合
node.js(v12以降)の環境
概要
1週間おきにビットコインの価格を予想し、的中すればPBT(PredictBitcoinToken)トークンがもらえます。精度が高ければ高いほどトークンをたくさんもらえます。ビットコインの価格はAgrregator, Chainlinkから取得します。締め切り、スナップショットはインセンティブをつけてユーザーが行います。*デモ用に間隔は5分にしています。
PBT(PredictBitcoinToken)算出法
予想と実際の価格の誤差が0.1%未満の場合50000PBT、1%未満の場合は20000PBT、3%未満の場合は10000PBT、5%未満の場合は5000PBT、8%未満の場合は2000PBT、10%未満の場合は1000PBT、20%未満の場合は500PBTがもらえます。
プロダクトのリンク
間隔はデモ用に5分に設定されています。
webアプリ⇨https://retocrooman.github.io/predictBTC/
GitHub⇨https://github.com/retocrooman/predictBTC
トークンが一斉mintされているトランザクション⇨
https://rinkeby.etherscan.io/tx/0x9128b818fbbf2c15c81b26bc6a60830a5f94d2fe897330035f12ae4a95347768
記事作成
目的
コントラクトを解説している日本語の記事は少なく、少しでもコントラクトの開発の手助けになればと思い自分で勉強したことを記事にまとめました。
記事紹介
SolidityにおけるMerkle Proofについて⇨https://zenn.dev/retocrooman/articles/98badb1cf200d9
ERC20Permitについて⇨https://zenn.dev/retocrooman/articles/6105e03de7b5c9
SafeERC20について⇨https://zenn.dev/retocrooman/articles/20768619a313ae
終わりに
JPYC開発コミュニティで研究開発部会はこれからも続いていくので、自分のスキルアップとweb3の盛り上がりを願って活動を続けていこうと思います。