きっかけ
タスク管理。
仕事でももちろん大切ですが、生きていくうえであれもやらなきゃ、これもやらなきゃとビジー状態に陥り何も手につかなくなることってあると思います。
人は色々なアプローチを試します。
優先順位をつける、すぐに終わるものからやってしまうなど。
僕も色々試してみましたが、優先順位ってどうつけるんやとか、時間かかるタスクばかりだよとか、自分の中での判断材料に欠け、あまり効果的でないなと感じていました。
そんな中、これかなり良いかも、と思った方法があるので紹介します。
デッドラインを可視化させ、自分が今できることから手を付けていくのです。
どうやるか
メモ帳を開く。そして、直近で自分が終わらせなければいけないことをリストアップする。
■手順1
自分がボールを持っているもの、他人がボールを持っているものでラベル分けする。(今すぐ一人で手を付けられるものとそうでないもの、とも言い換えられます)
■手順2
この日まで終わらない予定のもの、この日までに終わらせなきゃいけないものを分け、日付を書き添えていく
■手順3
自分がボールを持っているものは細分化していくとこの日までに終わらせなきゃいけないタスクに分類されるので、それぞれデッドラインを確認した上ですぐに手を付けられるものから上に並べていく(例だと既に並べ変わっているので割愛)
すると、あら不思議!
無謀にも思えたタスクの数が、今日やれる範囲のものに絞られ、まず最初にやればいいことが見えてきます。
一週間後までに終わらせなければいけないものもストーリーラインに乗ったようにすべて可視化されているので、スケジュールも組みやすく、明らかにこなせないタスク量だった場合一目で分かるというメリットもあります。
また、タスクの状況に応じて都度ボールを持っているのが自分なのか、そうでないのかを更新します。例の場合だと、11/25の会議が終われば成果物用意は自分になったり、~11/28のレビュー結果で修正があれば納品準備完了は自分になる、みたいな感じです。
TrelloやJiraでよくない?
ダメです、僕は。たしかにやってることは似通っているし、タスク管理用に開発されたツールがあるならそれを使った方がよさそうというのは一理あるので使ってみたんですが、どうにも合いませんでした。
メモ帳を使い慣れているというのもあるのでしょうが、究極に直感的に操作できるのはメモ帳だし、すべてテキストで管理しちゃうのでカスタマイズ性も高いです。ツールで無理くり帳尻を合わせようとするとそれ自体の管理コストが上がっちゃいます。
ただ、チーム開発のタスク管理には使えないのが難点です。
効能分析
- 今日必ずやらなければいけないことの少なさに気付く- 漠然と先延ばしにしていたけど今日でもやれることがあることに気付く
- デッドラインを設定することで指標を立てて動くことができる
- ボールを持っている人を明確にするのでタスクの動きが曖昧にならない、止まらない
ということで、色々メリットがあると感じました。
人生もエンジニアも初心者の僕が手応えを感じたアプローチということで、諸先輩方からすると稚拙な部分もあるかと思いますが、少しでも役立てていただけたら幸いです。