443
430

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 1 year has passed since last update.

読みたくなるREADMEを書くためのコツ

Last updated at Posted at 2023-07-30

はじめに

こんにちは!ご訪問いただき、ありがとうございます!

僕は現在、エンジニアとしての就職を目指しながら、インボイス制度に対応した請求書を、Web上で作成・発行できるサービスの開発をしています。

その開発を進めていく中で、読んでもらえるREADMEを作成したいという想いから、世の中の開発者がどのようにREADMEを作成しているのかを、GitHubで調べて分析をしました。

本記事では、たくさんのREADMEを見て学んだ、読みたくなるREADMEを書くためのコツを、実際に僕が作成したREADMEを例にしてご紹介します。

実際に作成したREADME

READMEの画像

前提

今回ご紹介する内容は、未経験でエンジニア就活をする際に、採用担当の方が読みたくなるようなREADMEを作成することを目的とした内容となります。

また、実際に作成したREADMEを例にコツのご紹介していますが、時間の兼ね合いで、学んだコツを反映できていない部分も多々あります。

あくまで参考資料として、ご覧いただけましたら幸いです。

READMEの構成

読みやすいREADMEは、以下の構成がベースになっていることが多いです。

  1. どのようなサービスなのかを表現するひとこと
  2. サービスの雰囲気が伝わる画像
  3. サービスのURL
  4. サービスに関する記事のURL
  5. サービスの概要
  6. サービスを開発した背景
  7. 画面や機能の説明
  8. 主な使用技術
  9. ER図
  10. インフラ構成図
  11. 今後の展望

読み手が知りたいことを知りたい順番で書く。
想定している読み手やサービスの特徴によって、項目の追加や削除、内容の厚さの調整をする。

導入部分

導入部分の画像

  • サービス内容をぱっと見て理解できるように書く。
  • サービス内容を表現するキャッチーなフレーズを書く。
  • サービスの雰囲気や内容が伝わる画像を配置する。

サービスのURL

サービスのURLの画像

  • 文章を読むよりもサービスを実際に使いたいと考える読み手もいるので、早い段階でURLを書く。
  • サービスを利用してもらう前に伝えたいことがあれば併せて表記する。

サービスの概要・開発した背景

サービスの概要の画像

  • 具体的なサービスの内容を書く。
  • サービスのターゲットの特徴を書く。
  • サービスが解決する課題を書く。
  • 開発への想いや動機を書く。
  • サービスの価値が何かを書く。
  • 工夫したことや、こだわたことを書く。
  • 苦労したことを書く。

画面や機能の説明

機能一覧の画像

  • テーブルタグを使用してレイアウトを整える。
  • 機能と併せて画像を配置することで、より読みやすくなる。
  • カラム数は画面や機能に応じて変更する。
  • 画像が大きいとその分スクロールする手間が生まれる。
  • 画像が小さいと画面の内容がわからない。
  • 機能一覧を箇条書きで表現した場合、機能数が多いと読み手のストレスとなるので注意が必要。

使用技術

使用技術の画像

  • サービスで使用した技術を書く。
  • カテゴリごとに書く。
  • テーブルタグを使用するかリスト形式で書く。
  • 特に伝えたい技術を中心に書く。
  • 使用している技術のバージョンを書く。

ER図・インフラ構成図

ER図・インフラ構成図

  • デザインの基本である近接・整列・反復・対比を意識する。
  • 四角の四隅の処理(直角・角丸)を意識する。
  • 余白を意識する。

今後の展望

今後の展望の画像

  • 追加したい機能を書く。
  • 将来どのようにサービスを展開するのかを書く。
  • 将来的に改善をしたいことを書く。

全体を通して

ここまでブロックごとにコツを書いてきましたが、最後に全体を通してのコツをご紹介します。

  • 画像や絵文字を使用して、読み手を惹きつける工夫をする。
  • 異なる種類の絵文字を多用すると、かえってストレスを感じる文章になるため注意が必要。
  • ひとつの文章のまとまりを、より短く、より分かりやすくする工夫をする。
  • 各ブロックごとに<br>タグを使用してブロック間の余白をつくることで、レイアウトがより綺麗になる。
  • より少ないアクション(目線の移動・スクロール・クリックなど)とエネルギー(読み手が理解するためのエネルギー)で、より多くのことを読み手が理解できる工夫をする。
  • 素敵なREADMEを沢山みて学び、自分のREADMEの作成に活かす。

終わりに

今回は、沢山のREADMEをみて学んだ、読みたくなるREADMEを作成するコツをご紹介しました。
READMEの作成に困った時は、またいつでも、こちらにいらしてください。
ここまでご覧いただき、ありがとうございました。

例として使用したREADMEのURL

参考にさせていただいたREADMEのURL

443
430
6

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
443
430

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?