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Slack AIを使ってみた!🚀サクッとハドルMTGの議事録・チャット履歴の要約ができる

Last updated at Posted at 2025-07-25

はじめに

初めまして!今回初投稿させていただく、株式会社C&Pの武智と申します✨

武智:「小規模な定期MTGからでも良いから、議事録の自動化、できないかな〜。」
武智:「色々調べてみたけど、導入コストやセキュリティ面も考慮すると、なるべく外部サービス増やしたくないなぁ...」

〜 とあるSlackでの朝礼にて 〜
スクラムマスター:「最後にお話したいことありますか?」
A:「最近スラックのアップデートでリリースされた、この左下の...」
武智:「このハドルのUI左下に表示されている機能...」
B:「この左下にでているAI議事録機能、試してみませんか?」

Slack AIとは

Slack AIは2024年2月にリリースされ、当時は有料プランに追加料金でAI機能が利用できる形でした。
しかし!2025/07/17から新機能と共に、有料プランの中で一番お手頃な「プロ」プランから基本的なAI機能を使用できるようになりました!

各プランで利用できるAI機能

※2025/7/21時点

無料

  • なし

プロ

  • 会話とスレッドの要約
  • ハドルミーティング議事録

ビジネス+

  • (プロの機能)
  • AI検索
  • まとめ
  • 翻訳
  • ファイルの要約
  • ワークフロー生成
  • チャンネルとワークフローステップの要約

Enterprise+

  • (ビジネス+の機能)
  • エンタープライズ検索

※この記事では「プロ」プランで使用可能なAI機能を主に題材とします。

「ハドルミーティング議事録」

ハドルMTGの文字起こしを行い、ハドル終了後に数分で議事録を自動で作成してくれる機能です。

まずは、AI議事録を有効にしたいチャンネルでハドルに入ります。
「AI議事録:オフ」と書かれている箇所をクリックします。
qii_AI_huddle_off_UI.png

今回はお試しなので「AI議事録と文字起こしを開始する」を選択します。
デイリーに毎日参加できない人がいる場合など、常にAI議事録ONに設定しておくと便利です。
※チャンネル毎に設定できます。
qii_AI_huddle_settings.png

注意事項。
Slack AIとは初対面(?)のはずなのに、発言センスを褒めてくれます!
qii_AI_huddle_on_popup.png

AI議事録ON!実験に付き合ってくれる人を探しましょう...
qii_AI_huddle_on_ui.png

AI議事録がONになっているハドルに参加した場合、日本語の音声アナウンスと共に、注意書きが表示されます。
参加者が知らずにAI文字起こしされていることはなさそうなので、ハドルに呼ぶ側としても安心です。
qii_AI_huddle_join_notification.png

ハドルが終了したあと、下記の表示が現れました。
qii_AI_huddle_waiting_notes.png


数分後....


終了したハドルのスレッドに、Slackbotが議事録を作成してくれました!
qii_AI_huddle_notes.png

おお!思ったよりしっかり要約してくれていますね。
MTGが正式に開始する前の雑談、そして開始・終わりの挨拶等も省かれております!
また、要点がちゃんとまとめられていて、複数の議事録を読むことになってもコストが少ないですね。
これはかなり使えそうです!

筆者的に一番嬉しいのは、AI議事録はCanvasで出力されるため、ハルシネーションによる誤情報や、補足をいつでも追加・編集してできる点でした!✅

細かい実装についての説明や、記述の意見が述べられた経緯を知りたい場合は文字起こしを読めますが、気になった点もあります!

はっきり喋れていない場合もあると思いますが、下記程度の誤認識はありました:

  • 「デイリー →出り」
  • 「スプリントゴール →プリントコール」
  • 「Katalon →型論」

仕方ない部分ですが、サービス名や固有名詞は苦手のようですね。
ここに関しては、Slack全体、もしくはチャンネルで固有名詞の登録ができたら尚良いと思いました!


おまけ

私の「アナウンス、めっちゃ大きいですね。」に対する文字起こし
qii_nasu.png

※AI議事録・要約に登場する名前・固有名詞は、編集しております。

「会話とスレッドの要約」

選択した期間で、チャンネル内で行われた会話とスレッドであった出来事を、発言者と内容をまとめてくれます。

要約ボタンは、チャンネル右上にあります。
qii_youyaku_button.png

クリックすると、要約の範囲を選択するメニューが出てきました。
「未読のメッセージ」、「チャンネル過去7日間のメッセージ」、そして「任意の範囲」が選択できるようです。

qii_youyaku_button_click.png

筆者は投稿時「カスタム日付範囲」でちょうど1年以内の範囲が選択できました。
qii_calendar.png

直近7日間を選択し、要約ボタンを押したらすぐ要約が作成されました。
qii_AI_youyaku.png

こちらに関しては、もれなく要約されていたため満足しておりますが、重要な内容が万が一漏れるのは嫌なので、あくまで見返すためのメモとして使っていこうと思いました。

使ってみた感想

  • 正式なMTGではない、チーム内のちょっとしたハドルの議事録作成をハドル終了後に数分で勝手に作成してくれて便利
  • 海外チームとのMTG等、回線が悪くても後からキャッチアップできる
  • ハルシネーションや、聞き間違えている内容、補足したい場合はスラックのCanvasのUI形式で議事録を編集できる
  • チームメンバーの休み明けや、業務委託で週にコミュケーションできる日数が限られている場合に便利
  • 文字起こしは精度がもうちょっと欲しい、認識されにくい固有名詞は登録できる様できたらパーフェクト

気になる他のAI機能

個人的には、「ビジネス+」プランで使用可能になる下記機能も良さそうだと思っております!
もし試された方いれば、ぜひ感想を教えてください!

  • 過去の対応例の検索に便利そうな「AI検索」
  • ベトナムのチームのやりとりをワンクリックで理解できるようになる「AI翻訳」

参考

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