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Git運用体制について考察

Last updated at Posted at 2017-12-09

Outline

  • まえがき
  • masterは開発ブランチではない!!
  • プロジェクトマネージャーがmasterを管理しろ!!
  • コメントはソースではなく、プルリク内に書け!!
  • 最終的なGit管理構成

まえがき

仕事で利用していたGit運用体制に納得いかず、どんな運用方法が良いのかを考察したので、Qiitaにまとめようと思いました。

masterは開発ブランチではない!!

自分のところの開発環境がmasterブランチのみで開発を行なっています。いや、それじゃ、SVNと変わらんやん。ブランチの概念理解してます?

  • Gitのmasterブランチの位置付け
    • リリース可能な状態だけを管理する
    • 特定のブランチからマージすることによってしか更新されない
    • 直接コミットしてはならないという制約をもつ
    • バージョンごとのtagはここから生まれる

当たり前のようにmasterブランチは基本ですが、このブランチモデルにおけるmasterは、開発の主軸ではありません。このmasterは、今顧客に提供している価値そのものを表すブランチです。

masterは主軸のソースであって、開発するソースではないんです!!

プロジェクトマネージャーがmasterを管理しろ!!

masterのみで管理していると、developerの方がmasterをいじれます。
先ほども言いましたが、Gitの概念を理解していない。
基本的にはPMの方がソースレビューを行い、git mergeを行います。
PMの方頑張ってください。

コメントはソースではなく、プルリク内に書け!!

GitHub/GitLab/GitBucketには、プルリク(pull request)の機能があります。
プルリクでは、変更した箇所が色分けされており、そこに対しコメントを記述することができます。
色分け、UIによる差分を見ても可読性が向上します。

GitLabのリポジトリをブラウザで開いたです。
GitLabのプルリク

最終的なGit管理構成

  • PM
    • master管理
    • git merge
    • ソースレビュー
  • PG
    • developer使用
    • git push
    • pull request

ざっとこんな感じですかね。
PMとPGは分けて考えないとGitの意味も権限の意味も理解していない。

参考

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