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contentfulとreact使ってブログ記事を表示

Last updated at Posted at 2019-12-27

概要

Contentfulとは

Contentfulは見た目がついてないCMSで、ブログやニュースなどの記事のモデルを定義すると、定義したモデルに対しAPI経由で実際の記事(データ)を登録したり参照したりできるものです。

乱暴にいうとWordpressの見た目がついてない記事管理機能って感じです。

やりたいこと

Contentfulで定義したブログ記事を、Reactで表示させようと思います。

事前準備

Contentfulに登録しておきます
https://app.contentful.com/

1.ブログの記事を作る

Contentfulの管理画面でブログの記事を作っていきます。

spaceを作る

Contentfulに登録してログインしたら、ヘッダメニューのトグルを開き**+Create space**をクリックして適当なスペースをひとつ作ります。

スクリーンショット 2019-12-27 13.16.53.png

Content Modelを作る

記事の原型となるモデルを定義します。
Content modelを開き、Add content type のボタンをクリックします。

ダイアログで Nameに Post など適当な名前をつけて Createします。
これはPostというテーブルを作った形となります。
あとはフィールドとしてtitle、bodyを追加していきます。(右のサイドメニューから追加できます)
こんな形になればOKです。右上にある Saveで保存します。

スクリーンショット 2019-12-27 13.28.19.png

記事を追加する

Contentを開くと、定義したモデルに記事が追加できるようになっています。

スクリーンショット 2019-12-27 13.29.27.png

適当に記事を2つくらい追加したら終わりにします。

スクリーンショット 2019-12-27 13.31.32.png

2. APIキーを設定する

次に、これらをAPIから呼び出すときに必要なトークンを追加します。
Settings から API Keysを開きます。

Add API Key をクリックしてキーを追加します。追加できるとトークンなどを確認できます。
スクリーンショット 2019-12-27 13.39.54.png

作成したキーの Space IDと Content DeliveryAPI -access token は後で利用します。

3.Reactから記事を呼び出す

次にReactで記事を表示してみます。

reactの雛形を作成

# create-react-app contentfultest
# cd contentfultest 

次に、contentfulのAPIを使えるようにします。

# npm install --save contentful

あとはApp.jsを次のように変更します。
<SpaceID><Content Delivery API -access token> は先ほど作成したAPIキーの各値を貼り付けます。

import React from 'react';
import './App.css';
import * as contentful from 'contentful';

class App extends React.Component{

  client = contentful.createClient({
    space: "<Space ID>",
    accessToken: "<Content Delivery API - access token>"
  });

  state = {
    items: []
  }

  componentDidMount = () => {
    this.client.getEntries()
    .then((response) => {
      this.setState({
        items: response.items
      });
    });
  }

  render(){
    return (
      <div>
        {
          this.state.items.map((item) => (
            <li>{item.fields.title}</li>
           ))
        }
      </div>
    );  
  }
}


export default App;

これで npm start すると次のように記事一覧が取得できます。

スクリーンショット 2019-12-27 13.45.06.png

簡単なコードなので解説するまでもないですが、

  1. APIトークンを設定したclinetをcreateClient()で作成
  2. clientでgetEntriesを呼び出し、全記事を取得
  3. stateのitemsにentriesのitemを入れる
  4. 画面上に各itemのtitleを表示

という感じです。
モデルで設定した各フィールドは fields.xxxx で取得できます。
なので、記事本体を表示したい場合は上のコードの流れで言えば item.fields.body とすると本文を表示できます。

APIリファレンス

Contentful のAPIリファレンスはこちら

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