Google Cloud Next 2018 Extended App & Infra Day
https://gcpug-tokyo.connpass.com/event/94417/
趣旨:7/24~26にサンフランシスコで開催された Google Cloud Nextの発表内容の共有をする
日時:2018/08/24(金) 18:50 〜 21:50
場所:Google Japan 東京都港区六本木6丁目10−1
感想
sinmetalさんのDBの世代交代のお話はGCPにおけるDatabaseの歴史を感じた
年表形式で追って考えたことはなかったので新鮮でもありました
kumaさんのマイクロサービスの導入や運用についてのお話は刺さった。。
普段実感していることだけに「うんうん」とうなずきながら拝聴しました。
マイクロサービスの複雑になりがちな部分(どうしてもでますよね!)
ここをマネージドなサービスやツールで的確な規模で導入していくのがやっぱりいいんだろうなー
各セッションの内容をメモで残します
共有された資料へのリンクもあわせて貼ります
動画
Google Cloud Next 2018 Extended App & Infra Day
セッション
Firestore :Datastore Mode & Datastore Automatic Upgrade to Firestore
スピーカー
発表資料
memo
発表資料およびYoutubeをご覧になるのがベストと判断しましたw
アプリ、インフラ、そして運用についての究極の疑問の話
スピーカー
発表資料
memo
nextの様子
- 写真まじえて紹介
- God of Cloud(縄跳びをする謎のキャラ)
- TPUのハードウェアは水冷!
- ヨットが並ぶ様子がReal Service Mesh(Istio)
- 発表の内容はYoutubeにあがっているよ
マイクロサービスについて
マイクロサービス最高!とってもよい!!!
- 柔軟性・敏捷性・加速度を得ることが可能になる
- コンポーネントごとに言語や設計を柔軟に変更できる
- 改修がコンポーネントごとに変更できるため、テストデプロイが早くできる
マイクロサービス最高・・・?とってもよい・・・?
- 運用が複雑になる
- 通信が超絶複雑で俯瞰できない
- コンポーネントがありすぎて、デバッグもデプロイもしにくい
マイクロサービスでもmonolithでもどちらにせよ運用は複雑化する
いろんなツールを使って管理できるように
運用・管理に必要なものものを自動化
- Docker:コンポーネントをパッケージ化
- Kubernetes:アプリケーションの実行・管理
- Istio:サービスを管理
Istio 難しい
- Kubernetesが難しいのに、更に?
- 管理するモノが増える
ネットワーク以外にも様々な複雑さが
- CI/CDどうする?
- デプロイスピードは速くなるが、週に何十回、何百回とデプロイすることに
- 何をモニタリングする?
- ログはすべて取る→多すぎる
- 監視も全てする→多すぎる
- どこに、アプリケーション置く?
- 特定の業種は特定の法律・法令に準拠しなければいけない
近年のソフトウェアの開発サイクルは加速しすぎてテストを行う時間が短すぎる Fortune500で働くQALeader
####Cloud Services Platform
googleが描く現状の最適解をパッケージ提供したもの
- マネージドなistio
- Cloud Build,Container Registry,BazelでCI/CDワークフロー作成
- Stackdriver Service Monitoring SREの考え方をベースにシステムをモニタリング(サービスマップやエラーバジェット)
- GKE On-Premでハイブリッド環境を構築
ところでこれは誰向け?
Googleは以下が必要と言っている
- Culsture
- Infrastructure
- Tools
- Platform
アーキテクチャの複雑性を紐解き、
複雑なシステムを自動化し、
許容できる範囲を明確に定義し、
事業・システム・ヒトに整合性をつけて全体を無理なく保たせたい、
柔軟性を持てるシステムをしたい人向け
まとめ
- Kubernetes,Istioはとても様々なところで活用され、開発が活発
- マイクロサービスアーキテクチャも将来有望には見える
- Cloud Services PlatformはGoogleのベストプラクティスをパッケージ提供。とても期待できそう
- それらを適用するかどうかはチームで決める必要がある