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Headless CMS

Last updated at Posted at 2017-11-03
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Headlessとは?


Google先生に聞いてみる

グラフィカルユーザインタフェースなしで
デバイス上で動作することができるソフトウェアである。

このようなソフトウェアは、入力を受け取り、
ネットワークなどを介して出力を提供します。

Wikipedia - Headless software
https://en.wikipedia.org/wiki/Headless_software


Headless CMSとは

デカップルドアーキテクチャとも言われる )
 
言葉から推測すると

REST APIを使ってコンテンツを提供するCMS

※VIEWなどのプレゼンテーション機能なし


利用されている場所

CMSを提供するアプリで積極的に推進

  • Plone (Python)
  • Drupal (PHP)
  • WordPress (PHP)

など


Headless CMSの実現

フロントエンドとバックエンドの分離
  (decouple)
REST API準拠のストレージバックエンドの作成
  (APIファースト)
コンテンツを全てAPI経由で提供する
  (Content as a Service)


HeadlessCMSの背景

ユーザー体験の向上 (様々なチャネルへの配信)

  • ウェブサイト
  • シングルページアプリ
  • ネイティブアプリ
  • ウェアラブルデバイス
  • 音声アシスタント端末

これまでのCMS

current.png
こんな感じが・・・


Headless CMS

structure.png
こんな感じに・・・


今までのコンテンツ配信との違い

 
 補助的な仕組み として扱われていた
 ( RSS、Atom ... )
         ↓ ↓ ↓
 あらゆる表示をAPI経由でCMSから取得する
 ※ APIファーストを主軸とする考え方


HeadlessCMSのメリット

フロントエンド側の自由度が高まる
 ※ PHP,JavaScript,アプリなど自由に開発可能

配信対象の拡大
 ※ いろいろなチャンネルへ配信可能

フロントとバックエンドの開発分離
 ※ 片方に集中でき、専門的になる(高機能)


HeadlessCMSのデメリット

開発が専門的になり、開発工数が増加する
 ※ RESTful APIなど専門的な知識が必要
 (使い勝手の良いAPI → 設計が難しい)

APIの品質への要求が高い
 ※ 速度低下や高負荷対策(cache, scale)
 ※ 不正アクセスや攻撃への対応


まとめ

・APIファーストで魅力的なアーキテクチャ

・小規模のサイト開発には合わない(コスト大)

・学習コスト、開発コストが高い
 ※ RESTful APIなど専門知識
 ※ APIを使っても無理のないUI設計
 ( 好き勝手なUI設計は、ページ速度↓ )


参考資料

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