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はじめに

どうも、ほぼほぼ新人の者です。

組織に所属する中で、人間関係を構築することは避けては通れません。コミュニケーションで悩む方も多いのではないでしょうか。

今回は新人(特に新卒)が立場を築くために意識すべき点を考え、結果2つに絞ってみました。

①知名度を上げる
②自分のレッテルを考えて振る舞う

自分が中小企業に所属しているため中小企業に焦点を当てた話になっていますが、大手企業や会社でないコミュニティでも通ずる点はあるかと思います。

皆さんのご意見もいただけると幸いです。

①知名度を上げる

少し大袈裟な見出しにしてしまいましたが、要は 「できるだけ多くの人に存在を認識してもらう」 ことです。

業務も社会人のイロハもわからない初期状態において、 一番大きな効果が出るのはここだと思っています。

全体の範囲が狭い中小企業では、社長をはじめ立場の離れた方が直接関わる機会も多いです。いかに多くの人に認識されているか、これがもたらす影響は大手企業と比べて大きいでしょう。

そもそも認識されていなければ何にもなりません。まずは 「ごく浅くでも、なるべく広く」 を目指して行動すべきだと考えます。

とにかく顔を合わせる!

当たり前のことではありますが、会ったことない人・話したことがない人を覚えている人はなかなかいないと思います。
どのように印象付ければよいのか、例を挙げてみます。

・挨拶は隙あらばする。

世間話は苦手という方でも、定型文だけでコミュニケーションを取れるのが挨拶の良いところです。

人見知りで挨拶をするのも怖い……という方もいるかもしれません。向き不向きは人それぞれありますが、「相手からしたら人見知りどうこうは知ったことではない」 ということは意識しないと損しかないので気を付けたいところです。

「名前の聞き覚え・顔の見覚え」
まずはどちらかだけでも、持ってもらえるように頑張る。

・新人歓迎会や飲み会など、社内イベントが開催される会社の場合はできる限り参加する。

業務外交流は好みが分かれますが、「最低限、存在を知らしめるまでは頑張る」 の意識でも変わる部分はあると思います。

特に二次会は社内で声が大きい方や顔が広い方が多い印象です。一次会で話せなかった方と交流する機会にもなるので、はじめのうちは参加すると効果的でしょう。(毎回メンツが固定になりがちなので、充分だと感じたらやめるのも手です。)

「業務外だからこそ持てる交流」
印象を残すにはもってこいなので、初めのうちだけでも参加すると吉。

目立つ行動をする!

「会社の中で話題になるようなことをする」という意味です。
こちらはなかなか難しい話で、会社によってはそもそも適した環境ではない場合もあります。

例でいうとこのような感じでしょうか。
・研修で飛び抜けた成果を出す。
・人前に出る機会があったら積極的に担当する。
・社内活動で能動的な働きをする。

効果的かどうかでいうと微妙な部分もあるので、ここよりは挨拶といった交流面で頑張る方が私は楽だと思っています。

目立つスキルがあるなら、遺憾なく発揮する。

②自分のレッテルを考えて振る舞う

①では「存在を認識してもらうこと」を重要視していましたが、次に大事なのは 「どういうイメージを持たれるか、意識して行動すること」 だと考えます。

アウトな印象を与えない!

これは一番大事ですね、当たり前だと言われるかもしれません。当たり前すぎて意識していない人もいるのではないでしょうか。

無視や無愛想といった消極的なマイナスイメージはわかりやすいですが、案外意識から抜けがちなのが 積極的なコミュニケーションにおけるアウト認定です。

【積極的でアウトな印象を持たれる例】
・初手から距離が近すぎる
・デリカシーのない言動
・マウント行為、自慢
・コンプラ違反
その他諸々……。

「ヤバイ奴」と認定された瞬間、そこからプラスに持っていくのは至難の業です。 周囲の空気に流されず、自分は安全な行動・言動を心掛けましょう。

「初めは守りのコミュニケーション」
攻めるのは信頼関係を築いてから!

どういうキャラクターになりたい?

一言で「頼りになる」といっても、どこで頼りになるのかによって人物像は変わると思います。自身がどういう目で見られてどういう風に立ち回る人間になりたいのか、具体的に考えてみましょう。

「与えたイメージでレッテルを貼られ、レッテルに沿った扱いをされる」 ことを意識して行動すべきです。
※初めに定着したイメージを覆すのは難しいので、最初が肝心!

【例】
資格取得を頑張る ⇒真面目で勤勉
挨拶や世間話を多くする ⇒コミュニケーションが得意
代表して人前で話す機会が多い ⇒リーダーシップがある
など……。

ただ作りこみ過ぎると疲れるため、あくまで自分が振る舞いやすい姿や向いていると思う役から発展させましょう。

「こう思われる(このような扱いされる)のは嫌だ!」から回避策を練るのも手です。

「自分の振る舞いでレッテルは決まる」
定着していない初めのうちに、考えながら行動し構築していく。

おわりに

組織で立場を作ることにおいて、新人でもできるプラス事項を考えてみました。
取り返しのつかないこともあります。どうせならマイナスよりプラスなことをしましょう。

「考えながら行うコミュニケーションなんて、打算的でよろしくない!」という考えもあるかもしれません。人それぞれ考えがあると思うので、こういう考え方もあるのだな程度に思っていただけたら幸いです。

自分もまだまだ学習中です。
ご意見・経験談等、コメントにてお待ちしております。

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