こんにちは、赤青鉛筆太郎です。
なんかついさっき(2023/05/10)、Raycastに新しい課金プランが追加され、そのプランで使える新機能が公開されたので日本語でまとめます。実際に軽く使ってみた感想も書きます。
これまではfreeプラン(\$0/月)、teamプラン(\$15/月)の2つでしたが、ここに新たに個人向け有料プランである「proプラン」(\$10/月)が追加されました!
proプランは \$10/月 または 1年分まとめ買いで\$8/月 払って購入できます。
proプラン(とteamプラン)では以下が使えます!
- freeプランの内容すべて
- Raycast AI (ベータ版ではなく正式版)
- 設定のクラウドを通した同期
- カスタムテーマ
- 無制限のクリップボード履歴
- フローティングノート 2.0 (現在未実装 将来追加予定)
- ウィンドウ管理コマンド (現在未実装 将来追加予定)
- 翻訳機能(現在未実装 将来追加予定)
それぞれ見ていきましょう。
freeプランの内容すべて
言うまでもなくこれまでに使えたなにがしかが使えなくなることはありません!
なおRaycast AI beta は廃止されるので無料でAIを使うことはできなくなりました。
Raycast AI (ベータ版ではなく正式版)
これまではbeta版だったのが正式版になりました!
でも正直変わったところはほぼ無いのでAIの便利さは私が書いた上記記事を参照してください。
正直このためだけに課金したところがある。そして実際便利。
設定のクラウドを通した同期
同じアカウントを使っていれば設定が自動で同期されます。
同期されるものとされないものの一覧は以下です。アプリ内の表記をそのまま持ってきました。
「同期されないもの」に書いてないものはだいたい同期されると思っていいです。だいたいは妥当な内容だと思います。(floating notesの内容はさすがに同期しなくていいと思うけど……メモ用だし………)
ただし、拡張機能の一部の機能は同期されないみたいです。「Text Shortcuts」拡張機能を用いて自作したテキスト書き換え機能が同期されてませんでした。
たぶん直接実行できず、一度拡張機能の内部に入ってから実行するタイプのやつは同期されないっぽいです。
あと script command(自作でプログラムを書いて作った単発のコマンド) も同期されません。たぶん自作拡張の一部に組み込めば同期してくれると思うけど…
カスタムテーマ
Raycastの色合いを自由に変更できます。Generalに「Open Theme Stadio」という項目が追加されていますね。
こんな感じで実際のRaycastの画面を模したもの(クリックやドラッグも可能)をいじりながら色合いを変えられます。今見てる青っぽい画面は自作です。
また、このような自作したテーマを公開することもできます。
各種の色を変更するのが基本であり、プログラマブルな要素は無いですが、まあシンプルに嬉しい機能ですね。
無制限のクリップボード履歴
なんかこれまでは最大1ヶ月までしか保存できなかったのが6ヶ月、無制限も選べるようになりました。どうでもいい。
フローティングノート 2.0 & ウィンドウ管理コマンド & 翻訳機能(現在未実装 将来追加予定)
謎です。まだ使っていませんが将来に期待を込めて★5です。(?)
まとめ
AIがメインで、クラウド同期とカスタムテーマはサブのメリットですね。一日40円で買えるなら十分ですね。