この記事はHyper-V上にCisco CML2.8 FreeTierを入れたのに以下の画面で止まって起動できない!という問題を解決します。
結論だけ見たい人向け
grubで"splash"を消して起動して
sudo vi /etc/default/grub
-> GRUB_CMDLINE_LINUXからsplashを削除
sudo update-grub
前置き

インストール自身は@caribou_hyさんの次の記事で解説されています。
Recovery Modeで起動すると起動できるのですが、通常通り(=grub画面で何も押さずに)起動しようとすると上の画面のまま進みません。つまり、CML VMを起動するたびRecovery Modeで起動せねばなりません。
前提
上記の@caribou_hyさんの次の記事で初期設定を終えていることが前提です。
原因を探る
VMを再起動すると起動しません。Linux起動時のSplash設定(ロゴを表示する設定)が原因のようです。
確かめてみます。
この状態でeを押すとgrubの設定が表示されます。
"splash"を消します。Ctl-x
を押してsplashのない状態で起動を試みると無事に起動します
変更を永続化する
上記の画面の通りHyper-Vのコンソール上で、user:sysadmin
, pass:インストール時の設定したものでLinuxにログインします。
sudo vi /etc/default/grub
-> GRUB_CMDLINE_LINUXからsplashを削除
sudo update-grub
これでrebootするとgrub画面で止まらずに起動できるはずです!