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【入門】Windowsでgiboを用いるための環境構築とgiboの使い方

Last updated at Posted at 2018-09-09

giboとは

giboとは一言で言ってしまえば、「.gitignoreファイルを自動生成してくれるツール」です。つまり、.gitignoreファイルを手動で書く手間を省いてくれるツールということです。

なお、今回紹介しているgiboのバージョンは2.0.0であり、端末のOSはWindows7となります。

giboのダウンロード

こちらからgiboをダウンロードしましょう。Cドライブ直下など任意の場所にレポジトリをクローンします。GitBashなどを用いる場合はcdで任意のディレクトリに移動した後で

git clone https://github.com/simonwhitaker/gibo.git

と入力します。

クローンしたら、後はパスを通すだけです。
例えばCドライブ直下にクローンしたのならば、C:\giboを「システム環境変数」の「Path」に追加してあげましょう。パスの通し方がわからない場合は以前書いたこちらの記事を参考にしてみてください。

パスを通したらバージョンの確認をしてみましょう。
コマンドプロンプトでgibo versionと入力し、バージョンが表示されればOKです。
20180909_110539.JPG

giboの使い方

それではgiboを実際に使ってみましょう。
コマンドプロンプトで.gitignoreファイルを作成したいディレクトリに移動後以下のように入力します。

gibo dump 言語や環境名 >> .gitignore

例えばJavaに関する.gitignoreファイルを作成したい場合は

gibo dump Java >> .gitignore

と入力します。

また、複数指定することも可能で、

gibo dump Java Eclipse >> .gitignore

といった具合にスペースで区切り、追加していくことも可能です。

実際にCドライブ直下のtestディレクトリで試してみたのが以下の画像です。
20180909_111025.JPG
.gitignoreファイルが生成されており、
20180909_111124.JPG
Javaと
20180909_111130.JPG
Eclipseに関するファイルやディレクトリが指定されていることがわかります。

なお、.gitignoreファイルを作成する際に指定できる言語や開発環境は

gibo list

と入力すると調べることができます。

終わりに

最後までお読みいただきありがとうございました。giboを使うことで、少しでも楽をする人が増えれば幸いです。

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