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関西Kaggler会 2024 #2

どうもpandasistaです。普段は自身の経営する会社でPythonでデータ処理周りを触ったりプロダクト/プロジェクトマネジメントをしています。最近はGoogle Cloudのアーキテクチャに専らでございます。

関西Kaggler会に行ってきました!

関西Kaggler会とは?

Kaggleと呼ばれるデータサイエンス/モデル構築コンペティションがあります。
関西Kaggler会とは有志によるKaggleコミュニティです。
「関西」と銘打ってはいるものの、場所が関西なだけで結構関東勢もいます。
話した中では宮城からお越しのKaggerもいらっしゃいました。
ぜひサイトも覗いていってください!

内容はKaggleに関することがほとんどですが、有志によるKaggleの枠にとらわれない有意義な発表もあります。

本記事では、全セッションのうちスライドが公開されている登壇者のもののみ取り上げて紹介させていただければと思います。

運営の方々、スポンサーの方々、登壇者の方々、素敵な会を催していただき誠にありがとうございます!

第一部(20分枠)

はたさん

100人以上が参加するイベントの登壇トップバッターという重圧をハンマーで打ち壊していきました。

お題は「つよつよKagglerをボコボコにする方法」でございます。
A. ハンマーで殴れば良い。

でした。
もちろん物理的なハンマーではないです。
みなさんにとってハンマーとは?という問いから、「あなたにしかないドメイン知識」「継続的に取り組む姿勢」それがあなたのハンマーだ!という流れでした。

めっちゃ真面目な感想になりますが、話の作り方がうますぎるな。となりました。さすが関西。

びっくりしたのは、Kaggle GrandMasterの方がDWHについてあまり詳しくなかったそう。
普段からGoogle Cloudねりねりしている身からすると、割と普遍の知識、いわんやGrandMasterをや、と思っていました。
自分のハンマーを見つけられたかもしれません。

ちょりーぬさん

社会人が、IT系転身を目指して社会人大学院に入る話でした。
私も会社を創立してから大学院に入った身なので、めちゃ頷きながら聴きました。

一番驚いたのは、
その入学された大学院は、授業動画のアーカイブが10年間見放題だそうです。
いやこれだけでもめっちゃ価値があるなぁと思いました。
しかも入学金含めて40万円しかしないそうです。
社会人で忙しいが院進して新しい知見を深めたい方にぜひお勧めしたないようでした!!

nyker_gotoさん

有名なatmaCupを主催する山口さん。nyker_gotoは「NewYorker GoTo」の略だそう。
初めて知りました。
コンペに参加するだけではなくて、コンペを作ってみては!?という内容でした。
個人として、課題を作る力を身につけられる!
組織として、沢山の人に深く知ってもらえる!
社会として、幸せが増える!

弊社株式会社 Panta Rheiもデータ量(だけ)は豊富なので、それを活用してコンペを催してみたいな!となる登壇でした!

ぐちやまさん

すみませんちょうど所用で席を外していたのでスライドだけ共有します🙇‍♂️🙇‍♂️

第二部(20分枠)

T88さん

HMSコンペの解法が主題の本発表。めちゃくちゃ面白かったです。

チームメンバーが各々で作成したモデルをスタッキング(アンサンブルの一種)して提出、という流れだったそうですが、
メンバーの2人の作ったモデルのweightは0。すなわち当該モデルのアウトプットが全く結果に反映されなかったみたいです。
チームマージの流れもめちゃくちゃ癖が強く、しかしコンペ解法は非常に勉強になる発表でした!
(そもそも当方が波形解析に明るくなく、連続ウェーブレット変換(CWT)なる手法があることも今回の発表で知りました!)

ktmさん

LLM Prompt Recovery」コンペの解法を説明いただきました!
なんと、前回の関西Kaggler会の2次会であぶれた5人によって結成したチームだそう。
結果は金メダルでした!!!(すごい!)
魔法の呪文「lucrarea」。絶対覚えておきましょう(覚えなくて大丈夫です)。

kamiさん

レコメンデーションつよつよのkamiさんによる発表でした。
推薦タスクの辛さ、推薦タスクでの前処理、など推薦全振りな内容は個人的に非常に大好物で大変勉強になりました!
(最近弊社でも推薦系タスクの案件を受けたので、より参考になる部分がありました)

特徴量をtf-idfでとってみたりLGBMで組んでみるという非常に私がAIをゴリゴリに組んでいた時代の解法が出てきてとても懐かしい気持ちになりました!
が、メモリが大量に必要(300GBほど)になるシーンもままあるそうで、「時代だなぁ」なんて思いました。

まとめ

関西Kaggler会はKaggleを初めてみようかな!という人も大歓迎です!
これを機にぜひ次回の関西Kaggler会に来てみてください!

手前味噌

東京にあるAI企業「株式会社 Panta Rhei」は、KaggleメダリストやGoogle Cloud認定資格者、DWHつよつよマンまで、データ周りの強い人が集まっている会社です。
ご興味ある方はぜひご一報ください!
代表のpandasistaでした!

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