ローカルでの開発をするのに、@wordpress/envを使ってみました。
ドキュメント
公式ドキュメント
https://ja.wordpress.org/team/handbook/block-editor/reference-guides/packages/packages-env/
インストールの参考にしたサイト
https://tomosta.jp/blog/wp-env/
作業的には、ただただ↑に書いてあることを実行したレベルなので、ちょっとした使い方と所感を下に書いていきます。
インストール
まずは、プロジェクトのフォルダを準備し、そこに移動する。
グローバルにインストールするコマンド
npm -g i @wordpress/env
ローカルパッケージとしてのインストールコマンド
npm i @wordpress/env --save-dev
僕は、npm initして、package.jsonを作成したので、2つ目のコマンドを実行しています。
(「とりあえず」でグローバルのコマンドもやっちゃったかも)
起動
wp-env start
でWPが起動します。
http://localhost:8888/wp-admin/
にアクセスして、
ユーザー名: admin
パスワード: password
でログインできます。
—update
—updateした場合は、WP管理画面からインストールしたプラグインは消えてしまうので注意。
npm run wp-env start —update
.wp-env.json
.wp-env.jsonを用意することで、WPインストールやプラグイン、テーマをカスタマイズできます。
とりあえず、僕は、
"core": null → 使用する WordPress のバージョンまたはビルド。null の場合、最新リリース版 ※ローカルとサーバー上でバージョン違うことにならないように注意
themes → 環境にインストールするテーマのリスト
plugins → 環境にインストール、有効化するプラグインのリスト
この3つを設定しました。
{
"themes": [
"./themes/xxxxx"
],
"core": null,
"plugins": [
"https://downloads.wordpress.org/plugin/xxxxxxxx.zip",
"./plugins/xxxxx"
...省略
]
}
※ローカルのプラグインを設定したい場合は、zipではなくフォルダを設定する
themes設定
.wp-env.jsonの、themesに設定してあるディレクトリのテーマが、WPの管理画面上に出ます。
結果
wp-configとかの設定はできなさそう(かも?)なものの、ローカルで触るのはthemes下のみでも良さそうな場合は、簡単に実装できて便利でした。
ちょっとつまづいたところは、プラグインをローカルでインストールしようとした際、downloads.wordpress.orgからは、zipで指定していたので、zipで設定したら失敗しました。
ローカルの場合は、フォルダの指定になるようです。