Githubのリリースページからダウンロードをさせたいとき、Nutsを使うと便利

概要

Githubのリリースページからソフトウェアやソースをダウンロードさせたいといったことがあると思います。
そういうときにNutsを利用すると便利です。

なにができるか

Nuts
を使用するとGithubのリリースページから指定した条件のファイルをダウンロードするといったことが簡単にできます。

例えば、nutsをherokuでホストした場合、
https://your-app.herokuapp.com/download/osx
というURLにアクセスすると、OSX用の最新版のdmg/zipのダウンロードウィンドウが開きます。
OSは指定しなくても自動で判断してくれます。

ユースケース

特に有用なケースだと思われるのが、Electronアプリのダウンロード/アップデートをする場合です。
Electronのauto-updaterのマニュアルにもNutsの名前が出てきます。
auto-updater

アップデートの場合は、
https://your-app.herokuapp.com/update/osx/1.0.0
といった形でURLを指定します。

デプロイ

最もお手軽なherokuにデプロイする場合の方法です。

1. GithubにDeploy to herokuボタンがあるのでクリック。
2. 設定を行っていきます。注意点のみ列挙します。
   
   • GITHUB_REPOにはURLではなくユーザ名/リポジトリ名といった形で記載。
   • API_USERNAME、API_PASSWORDは適当に入れておく。
     (開発者向けのAPIにアクセスする場合に使用する。)
3. デプロイする。

簡単だ〜〜〜

ドキュメント

Nuts Documentation
ここを参照してください。

その他

• 現状、バックエンドはGithubしか対応していないけど、S3とかも可能
  (プルリクは送られているが取り込まれていない)