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GitHubの道① アカウント登録編

Last updated at Posted at 2019-01-30

 若干制限があるものの非公開で使えるプライベートリポジトリがGitHubで無料になった。安定して高速に動作するGitHubは非常に便利である。個人でも企業でもGitHubを使う機会は増えるのではないだろうか。一方、プライベートリポジトリには外部に公開できないデータが含まれるので、その運用にはセキュリティ関連のことを強く意識する必要がある。考え方は色々あると思うが、私の運用方法を何回かに分けて紹介する。今回はアカウント登録・二段階認証設定・SSH公開鍵の登録を説明する。なお、この記事はLinuxを前提にしている。

アカウントの登録

https://github.com/join よりGitHubに登録する。画面の指示に従えば特に問題ない。

二要素認証の登録

パスワードだけの認証では不安なので、SMSによる二要素認証を導入する。

  1. https://github.com/settings/security より Enable two-factor authentication ボタンをクリックする。(下図赤丸部分)

1.png

2.二要素認証にSMS認証を使用する場合はSet up useing SMSをクリックする。(下図赤丸部分)
2.png

3.次にリカバリーコード画面(下図)が出てくるので、①のdownload/print/copyのいずれかをクリックしコードは保存する(もっとも、私は使ったことがない)。その後②のNextをクリックする。

3.png

4.Country CodeにJapan +81(下図①)をphone number(下図②)に電話番号の一桁目を削った番号を入力する。(例) 080XXXXXXXXの場合80XXXXXXXX

4.png

5.Send authentiocation codeボタンを押す。(上図③)
6.しばらくすると、指定した電話番号にSMSで6桁の数字が送られてくるのでEnter the six-digit code sent to your phone(上図④)に入力し、Enable(上図⑤)をクリックする。

ここまで終了すると、ログイン時にSMSでGitHubから送信される6桁の数字を求められるようになる。

SSH公開鍵の登録

 SSH鍵を使うとgitコマンドでのパスワードの入力が不要になる。秘密鍵の流失には注意してほしい。

SSH公開鍵と秘密鍵の作成(作業PC)

 公開鍵の暗号方式には対応ソフトも多く十分に安全なECDSAを使用する。作業するPCで、ssh-keygenコマンドを利用し、~/.ssh以下に鍵ペアを作りcatコマンドで公開鍵を表示させ、クリップボードにコピーする。

ECDSAの例
$ ssh-keygen -t ecdsa
$ cat ~/.ssh/id_ecdsa.pub
ecdsa-sha2-nistp256 AAA()
鍵種 ファイル
公開鍵 ~/.ssh/id_ecdsa.pub
秘密鍵 ~/.ssh/id_ecdsa

SSH公開鍵の登録(github)

1.https://github.com/settings/keys よりSSH Keyをクリックする。
5.png
2.公開鍵を下図①にペーストし、②をクリックする。(Titleは何でも良い)
6.png

成功すると前画面に戻り、登録した公開鍵を示すものがリストに表示される。

まとめ

 GitHubにアカウントができ二要素認証とSSH鍵を用いることで、基本的な部分のセキュリティは担保できたと言えるだろう。なおGitHubではSSH鍵ではなくhttpsとパスワードを使う方法を推奨しているようだが理由はわからない。
次回はGitの概念を簡単に整理する。

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