初学の方がどのように学習を進めるのがいいのか考えてみました。私はコラム的な記事を書くのには向いてない気がしていますが…結局のところ、作るしかないのです。
楽しめること
目的意識なんかなくてもいいと思います。私が初めてコンピュータに触れた時は新鮮で感動の連続でした。世の中には様々な技術があります。自分なりの考え方や目的意識が育つまでは、色々触れるくらいの気持ちでいいのではないでしょうか。また、キャリアのために何々がx年で十分ということもありません。好きなことを好きなだけやるのが一番幸せです。まずは楽しめること。楽しめなければ長続きしませんし、帰るところがなければつまずいたときに辛いだけで不安しか残りません。経済的な側面だけではなく精神面の安定に気を使ってください。まずは色んな技術に触れて自分が共感できるものを探し、その環境で色々なものを作ってみましょう。
手を動かすこと
db設計だけでプログラミングができないなど上流工程に特化した方に出会うことが偶にあります。机上の空論とはよく言ったもので、下流工程を知らずに上流工程だけではうまく回すのは難しいように思います。簡単な既存のソフトウェアのパクりでもいいので、まずは作ってみましょう。
嫌いなこともやること
基礎は大事です。基礎が出来ていない人が応用を語ることはできません。ハードウェア的にどのような仕組みで動作しているのかを知ることはソフトウェア開発には有益ですし、数学的な概念を知ることはその理解に役立ちます。もし何をすればいいのか迷っているならば情報処理技術者試験の基本情報をお勧めします。実際の業務で役に立たないという評価もありますが、ソフトウェア技術者の中では取得している人も多くコミュニケーションの道具になることもあります。
まとめ
ものを作ること。基礎を勉強すること。