はじめに
フローを外部から実行するときにパラメーターを渡すことができます。
今回はflow-ctrlからフローを起動するときの双方のパラメーターの設定について確認してみました。
環境
- OS:Windows Server 2012 R2
- ASTERIA WARP:1703
- Java:1.8.0_121
フロー側の設定
flow-ctrlからの起動
flow-ctrlからフローを実行するときに設定したフロー変数と同名のパラメーターを設定します。
例) execコマンドで実行する場合
>exec flowvalTest Flow1 -p:param1=abc -p:param2=123
結果確認
フローは2つのパラメーターを結合してレスポンスとして戻す簡単な作りで確認しました。
execコマンドでフロー実行時に渡している[abc]と[123]を結合した結果[abc123]がレスポンスとして返ってきています。
終わりに
スケジュール起動のフロー説明には記載がありました。
フローのパラメーター
フローのパラメーターとは、起動するフローのフロー変数を公開しておくことにより、呼出し元から設定する値を取得できる仕組みのことです。スケジュール起動のフローでは、任意の名前のフロー変数を定義して公開しておくと、実行設定時に固定値を指定することができます。フローが起動されると、フローサービスが自動的に実行設定時に指定した値をフロー変数に設定します。
(フローサービスマニュアル - はじめに - トリガーごとのフローの作成 - スケジュール起動のフローより)
フローサービスマニュアル - はじめに - 詳細なトピック - 変数 - フロー変数にも記載がありましたが、
フロー変数を公開する
フロー変数を公開するとは、フローが別のフローから呼び出される際に呼出し元フローにフロー変数公開することを意味します。サブフロー、エラー処理フロー、NextFlowコンポーネントやTimerコンポーネントで呼出すフローなど、別のフローから呼び出されるときのパラメーターになります。公開しない場合、フロー内部のみで参照・設定可能です。変数ペインで、公開チェックボックスをオンにします。
フロー変数を公開すると外部から実行するときのパラメーターが自動でセットされるようです。