What’s New with Chrome and the Web (Google I/O ’19) TL;DR
話していた内容をとりあえず順番に書き出しました。
冒頭挨拶
・昨年9月にchromeが出て10年、UIのメジャーアップデートをした。そしてgoogleができて20年、webができて今年で30年
webプラットフォーム向上の3つのゴール
- instant-どこにいてもすぐwebが見れる(人々が新しいコンテンツを見つけ続けることができる)
- powerfull-ウェブの力をより広げる(世界中の情報やサービスを見つけられる)
- safe-使用者は安全であり続けるべき
webはまだまだinstantでない。課題たくさん。
Lazy loading
画像を表示に必要なタイミングでロードする新しい機能。
ユーザーがスクロールした時に画像読み込みを自動管理。
タグに追記するだけ。
<img src="countdown.jpg" loading="lazy" alt~~>
ユーザーの接続速度から読み込みタイミングを自動判断し、プレースホルダーのサイズ決めのため画像の最初2kBだけを取得する。
iframeでも使用できる。
Lighthouse
Dev toolsに組み込まれている。
「パフォーマンスを改善する様々な最新の機能」の使い方を提示するためにサイトを解析するもの。
jsonファイルを取得してリソース予算(制限)などを設定。
パフォーマンス予算(performance budget)を決めて実行するとパフォーマンスもよくなるしユーザーからも愛されるものになる。
Search ConsoleにSpeed Report追加
URLレベルでのインサイトと、どのように改善できるかの情報を提示。
firebaseチームはFirebase Performance Monitoringを発表した。
paint holding
ページ読み込み時に画面が一瞬白くなる現象を防ぎ、シームレスな表示を可能にする。
canaryで利用可能。
portals
(11:45からデモ)
複数サイト間を流動的に移動できる。(デモ見た方がわかりやいかもです)
マルチページサイトをSPAっぽくもできる。
APIはcanaryで公開。
web packing
開発者が署名付きページを作成し、どこからでも(ピア機器からでも)ロードできる。
パッケージ取得のためのデータがオリジンサーバーに戻らないからプライバシーが安全なプリロードモデルとなる(?)
perseption-toolkit
(18:54~デモ)
カメラでバーコードや画像(デモではロゴ画像)をスキャンして読み込み、ページ遷移を行う。
Desktop PWA
デスクトップPWAとして2019年版マインスウィーパーつくった -> proxx.app
フィーチャーフォンでもうごく。
デスクトップPWAはいろんなサイトで使われてる。
Duplex on the Web
アシスタントの翻訳機能。動画ではヒンディー語使用者に対し英語のECサイトをヒンディー語に翻訳。
robot.txtで制御できる(?)
Cookieについて
今後はCookieはファーストパーティのcontextに限定。
Cookieを第三者が見えるようにするにはsamesite noneという新しい設定をcookieに追加する。
サードパーティのcookieはHTTPS接続でのみ提供。
WebAuthn
これからはweb上でパスワードではなく生体認証を使いましょう。(新しいweb標準)
サインインまでの時間も大幅改善されます
(yahoo Japanはこれにより時間を37.5%削減)