LoginSignup
2
2

PADでExcel(URL一覧)読み取り→ブラウザ操作してデータ書き出し その②

Last updated at Posted at 2022-10-10

説明

前回、PADでExcel(URL一覧)読み取り→ブラウザ操作してデータ書き出し その①

主にExcelの読み取りに関して記入した、
今回はブラウザ操作→Excelの書き込み処理ループの内容となる。

画像2.png

ブラウザの起動からスタート

新しいMicrosoft Edgeを起動

image.png
ブラウザ起動のアクションを選択する。
筆者は今回edgeを選択。
後で新しいタブを開いていくがO365にサインイン出来ているか確認の為初期URLを入力している。
ウインドウの状態は"最大化"を選択、ブラウザ操作を行う際ウインドウの状態によってはUIの位置が変わってしまう。

変数の設定

ここでアクションを追加し、変数を設定する。
image.png
宛先:は初期値となる。
row=行 今回は一列目の先頭行はタイトルとなり、
データは二行目から書き込む事になる。
※↓ループで記入するが、Cの2から書き込んで欲しいため。
image.png

For each

image.png

アクションから For eachを選択、パラメータにはExcelDataを入れる。
image.png

・ExxelDataの中身と処理について
反復処理を行う値にExcelDataを入力した、
実行中の変数=#行の値となるので、1234それぞれの行にURLがある。(黒塗りしているがURLがある)
image.png

image.png
CurrentItem in ExcelDateは
↑の表の#0から順番に1行ずつ取り出しCurrentItemへ格納している。
image.png

"フロー変数"から
変数の値でCurrentItemを見ると、CurrentItem(Daterow)
の値が変わっていくのを確認できる。

新しいタブを作成

 image.png
Webブラウザーインスタンスに"Browser"が設定されている
その下から解説。

移動先のURLにCurrentItemを選択する。
↑のループで取り出したCurrentItemが使用される。
CurrentItemは"行"のデータなので、作成したExcelのURLの一覧表が↓の場合、
URLと更新日時と列1(空白)
https//hoge.com 2022/10/5 0:00 空白
といったデータとなっている。
image.png
なので、URLだけ抜き出すために。
"%CurrentItem['URL']%"と記入する、これでURLだけ開いてくれる。

Webページのリンクをクリック

ブラウザー自動化のアクションからWebページのリンクをクリックを選択する
インスタンスは%NewBrowser%でクリックの種類は左クリックを選択する。

今回はSheraPointのフォルダ画面から、
"共有"ボタン→開いた先のウインドウ→共有URLの"コピー"ボタン→クリップボードへコピーするボタンとなるが、
MicrosoftのUIは変わる事がある為、作成方法を記入するだけに留めておく。

まず追加したアクションの"Webページのリンクをクリック"から、"UI要素"の、
"UI要素を追加"を選択する。
image.png

"UI要素ピッカー"が表示されるので、クリックさせたい箇所を選択して
Ctrlキー+左クリックでクリックする。
UI要素がピッカー上に保存される、不要な要素を削除して登録する。

詳細を展開し、"ページが読み込まれるまで待機します"を有効にしておく。

これで、SharePoint上からURLがコピー出来て入ればOK
ここは何かしらのデータを取得する部分に読み変えれば良いと考える。

クリップボードからテキスト取得→Excelワークシートに書き込む

アクションのクリップボードから"クリップボードテキストを取得"を選択する
image.png

次は、"Excelワークシートに書き込む"
image.png
書き込む値がClipboardTextとなる
"書き込みモード"指定したセル上となり、
列が3
Excelのデータでは、URL:更新日時:列1となっており3つ目の列から入力となる。

行を変数の%Row%とする。
最初はRow=2なので、2行目から入力となる。
これを変数とし、次のアクションで"Row"を大きくする。

変数を大きくする

こちらは内容の通り
image.png

ブラウザを閉じる

NewBrowserを閉じるようにする。
image.png
"%CurrentItem['URL']%"で開いたブラウザのインスタンス
新しいタブを作成で生成される変数=NewBrowserとなる。

これで以上。

まとめ

素人感が満載
振り返りを兼ねて書いてみた。

今回はピンポイントにこんな処理が欲しいなと思い作成。
SharePointで色々したい場合、別の方法があるとも思う、
今回は手っ取り早い&他にも応用が利くかと考えた。

見て頂いた方ありがとうございます。
お目汚し失礼しました。

・参考にしたサイト。
Power Automate DesktopでExcelの表データを扱う
誰でも】スクレイピングでWebサイトの表からデータを抽出する方法!
Power Automate for desktopでUI要素の追加・編集方法
この場を借りてお礼申し上げます。

2
2
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
2
2