目的
データを画面から手入力→登録できるボード作る
(MotionBoardのボード上からDr.Sumのテーブルを更新する)
BIツールなのに入力画面が作れてしまう、それがMotionBoard!!
前提
テーブル:Dr.Sum
※私の環境がオンプレMotionBoard for Dr.Sumなので。
完成イメージ
必要なもの
・データを入れるテーブル
・MotionBoardボード
確認すること/決めること
・【確認】全MotionBoardボードユーザのうち、誰が入力作業をする?
・【確認】入力作業をするユーザの所属グループ
・【決める】グループに対して「更新OK」の権限を付けるので、
当該グループ所属ユーザはみんな更新可能になるがOKか?
入力ユーザを限定的にしたい場合、新グループ作成がよさそう
作業のおおまかな流れ
(1)データソース設定
→データ入れるテーブルのデータソース作成
(2)システム設定 → 外部接続での設定
→Dr.Sumのスキーマ/テーブルに対して更新権限をつける
手順
(1)データソースでの設定
データソースエディタで、拡張機能 → データベース設定をクリック
・追加・更新・削除、全部できるようチェックいれる
・更新の際にキーとなる項目の「更新キー」にチェックいれる
※更新キー:更新テーブルで、その項目が決まれば該当データをひとつに絞り込めるキー。複数の項目がキーになる場合も。
例)社員マスタ:社員番号がわかれば該当ひとりに絞り込める→更新キーは社員番号
売上伝票: 伝票番号・連番でひとつに絞り込める事が多い
(2)システム設定 → 外部接続での設定
更新するユーザの所属グループに対し、更新権限を与える
※これしないと更新時にエラーになります、オフィシャル情報ご参照ください
【注意】対象のDBにも権限を与えることを忘れない!以下URLの2の①にあたるとこ。
最初、こんな感じになりますね(テーブルにデータがない場合)。
1件、データを入れてみます。まずこのアイコン(新規レコード作成)をクリック。
(3)明細型からマスタメンテ画面ぽく変更
(4)入力の負荷減&データ精度のためコンボボックスで値指定
ここまで、全項目を手入力するボードを作ってきましたが、
項目によっては「マスタからひっぱってきた値をリストの中から選びたい」があると思います。
リスト内から選ぶ事によって入力負荷の軽減・誤データ生成を防ぎます。
項目単位でデータソースを指定し、コンボボックスを出せます。
リストに出したい項目のデータソースを作ってから、アイテムプロパティ→データベース入力で設定
最後に
私自身、データベース入力のボードでやりたい工夫したいことが沢山あります。
「入力アイテム」「ボタン」との連動や、入力データチェックも簡単に出来て、条件分岐もさまざまに組めます。
また、
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地区コード:01
地区コード名:広島
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↑このようなマスタデータがあったとき、
入力画面上、地区のコンボには'広島'を出し、登録時はコード'01'を入れたい。
こんなのもよくあるパターンかなと思っています。
なんか、MotionBoardなら工夫すれば出来そうなんだけどな~。どうやったら出来るか考え中。
以上