目標
Datalizerで、結合表を使い、複数の細かい条件あり集計値(項目「区分」='A'だけの集計値など)をひとつの集計表にする
Datalizerのデータ書式で四捨五入や集計値のうしろに「%」を出すやり方を知る
例
集計定義を作成していきま・・あれ?どうするのこれ?
データを使って集計定義を作っていきます。
テストしてみる。
・・・いや、違う違う。こうじゃない。
集計1(「区分が'商品A'と'商品B'の販売数の合計」)の条件、どう設定するんだろ?
てか、小計同士を使って率の計算もいる。うーん。
結合表を使った、たぶん一番簡単な解決法
※作る集計定義の数は増えるよ
分解して考えよう
下図を見て下さい。実現したいことをこのように分解して考えます。
出したい結果はこれ。
分解して考え、それぞれの集計定義を作ります。
集計定義「01_総販売数」を作る
さっき作った集計定義を直しましょう。
また、レイアウト詳細設定から、
集計項目のレイアウトタイトルを「総販売数」に変更して、保存しましょう。
集計定義「02_小計1」と「02_小計2」を作る
「01_総販売数」をコピーして作ります。
・列項目なし
・集計項目のレイアウトタイトルを変更する
・抽出条件を追加
「02_小計1」は商品Aと商品Bの集計値出したいので、こう。
(「03_小計2」は商品Bと商品Cにしましょう)
画面出力タイプを「入力項目(複数)」にするのを忘れずに!
また、表示項目数は2にしておきましょう。
テストすると、こう。
「02_小計1」テスト実行
「03_小計2」テスト実行
ここまでで、メニューではこうなっています。
結合表「00_集計表」を作る
ここまでに作った集計定義を合体させるため、結合表を作っていきますよ。
必要な集計定義をひとつずつ追加します。
3つとも選択できたら、結合表を選びましょう。
結合したての状態が以下。
結合表「00_集計表」に「率」計算を設定する
事後計算を作成します。
率の計算式を入力します。
テスト実行。
あー、コレジャナイ感あり。
このあと、四捨五入と、%表示をいれましょう。
「率」の表示(データ書式での四捨五入と%表示)
集計項目設定にいきます。
データ書式に以下を設定します。
##0.0!4'%';[red]-##0.0!4'%' -##0.0!4'%'
意味:小数点第二位で四捨五入して%を付ける、マイナスの場合は赤で表示する
4が四捨五入を意味してて、!4の位置が四捨五入する位置だよ。
四捨五入以外にも色々あるのでこちらご参照。
はい、できた。
もっとすっきり見せたい
今回はこれ見せたくないな~
集計定義側の抽出項目で、非表示に設定しましょう。
ちょっとすっきり。
つぶやき
長くなってしまいましたが、やってることは難しくないと思いますぞっ
以上