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【Dr.Sum VTB】OCI8接続を使えるように設定する

Last updated at Posted at 2023-01-31

Dr.Sumとは

ウイングアーク1st社のBIツール。
早い・使いやすい・コストパフォーマンスよし。とても好きです。
社内データ分析の基盤になれます。

今回やりたいこと

VTBを使ってOracleから直接データ抽出→インポートする場合、可能な限りOCI8を使うようにしています。ODBCより早いからです。
ただし!Dr.SumサーバでOCI8を使えるようにする設定が必要。
その手順をまとめています。

ざっくりいうと、
(1)必要なものをOracleサイトからダウンロード
(2)Dr.Sumサーバに任意のフォルダ作成
(3)ダウンロードしたものを(2)に全部コピー
(4)環境変数の設定
(5)Dr.Sumサーバ再起動
(6)VTBで接続確認

※VTB参考資料

環境

サーバ:WindowsServer2019 x64 64bit
Dr.Sum:5.5

手順

(1)必要なものをOracleサイトからダウンロード

※今回はWindows 64bitにインストールすると仮定しております。

Oracle Instant Client (for Microsoft Windows (x64) 64-bit)

Oracle OCI8

Oracle Instant Client Basicに含まれてます。

Oracle SQL*Plus

入ってると何かと便利です。
Oracle Instant Client Basicとは別にダウンロードします。
ダウンロードしたZIPはそれぞれ解凍しておきましょう。

(2)Dr.Sumサーバに任意のフォルダ作成

今回はDドライブにoracleフォルダを作製。

D:\oracle

(3)ダウンロードしたものを(2)に全部コピー

こんなかんじになります。
image.png

(4)環境変数の設定

コントロールパネルで「環境変数」を検索すると楽です。
image.png

この画面から設定していきます。3つね!
image.png

NLS_LANG

JAPANESE_JAPAN.JA16SJISTILDE
image.png

TNS_ADMIN

作成したフォルダ(今回の例ではD:\oracle)を登録
image.png

PATH

作成したフォルダ(今回の例ではD:\oracle)を登録
image.png

丁寧に説明してるサイトがありましたのでご参考に。

tnsnames.ora設定

Oracle界では伝統的なスキーマ接続情報ファイルです。
作成したフォルダ(今回の例ではD:\oracle)にいれましょう。
※利用環境に合わせた内容を用意する必要があります。

(5)Dr.Sumサーバ再起動

設定を有効にするため。

(6)VTBで接続確認

VTB Creator起動

スタートメニューのここにあります。
image.png

データソースを作成

赤枠のとこ設定必要です。
データソースはtnsnames.oraに設定済の想定です。
image.png
テストボタン押して確認しましょう。
image.png

OCI8関連の参考情報(ウイングアーク)

以上

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