Dr.Sumとは
ウイングアーク1st社のBIツール。
早い・使いやすい・コストパフォーマンスよし。とても好きです。
社内データ分析の基盤になれます。
今回やりたいこと
VTBを使ってOracleから直接データ抽出→インポートする場合、可能な限りOCI8を使うようにしています。ODBCより早いからです。
ただし!Dr.SumサーバでOCI8を使えるようにする設定が必要。
その手順をまとめています。
ざっくりいうと、
(1)必要なものをOracleサイトからダウンロード
(2)Dr.Sumサーバに任意のフォルダ作成
(3)ダウンロードしたものを(2)に全部コピー
(4)環境変数の設定
(5)Dr.Sumサーバ再起動
(6)VTBで接続確認
※VTB参考資料
環境
サーバ:WindowsServer2019 x64 64bit
Dr.Sum:5.5
手順
(1)必要なものをOracleサイトからダウンロード
※今回はWindows 64bitにインストールすると仮定しております。
Oracle Instant Client (for Microsoft Windows (x64) 64-bit)
Oracle OCI8
Oracle Instant Client Basicに含まれてます。
Oracle SQL*Plus
入ってると何かと便利です。
Oracle Instant Client Basicとは別にダウンロードします。
ダウンロードしたZIPはそれぞれ解凍しておきましょう。
(2)Dr.Sumサーバに任意のフォルダ作成
今回はDドライブにoracleフォルダを作製。
D:\oracle
(3)ダウンロードしたものを(2)に全部コピー
(4)環境変数の設定
NLS_LANG
TNS_ADMIN
PATH
丁寧に説明してるサイトがありましたのでご参考に。
tnsnames.ora設定
Oracle界では伝統的なスキーマ接続情報ファイルです。
作成したフォルダ(今回の例ではD:\oracle)にいれましょう。
※利用環境に合わせた内容を用意する必要があります。
(5)Dr.Sumサーバ再起動
設定を有効にするため。
(6)VTBで接続確認
VTB Creator起動
データソースを作成
赤枠のとこ設定必要です。
データソースはtnsnames.oraに設定済の想定です。
テストボタン押して確認しましょう。
OCI8関連の参考情報(ウイングアーク)
以上