変数の更新
変数は、一度代入した値を変更することもできます。
一度値を代入した変数に、その後再び値を代入すると、後に代入した値で変数の中身が上書きされます。
定義するときとは違い、「let」は必要なく、「変数名 = 新しい値」と書けば値が変更されます。
変数の更新のイメージ
下の図で変数の更新のイメージを見てみましょう。
プログラムは上から順に実行されるので、後で代入された値で変数の中身が更新されます。
例題
以下の例題に取り組んでみましょう。
今回はすでに変数name
が定義されています。変数name
の値を"学習サイト"
に更新し、変数name
の値を出力してください。
let name="HelloWorld";
console.log(name);
//変数nameの値を"学習サイト"に更新してください
//変数nameの値を出力してください
変数自身を更新する
すでに定義している変数number
の値に3
を足したい、という時の例を見てみましょう。
これは左の図のように、number
に3
を足して再びnumber
に代入することで実現できます。
「=」の右側のnumber
は値に置き換わり、計算された結果が左のnumber
に代入されています。
変数自身に代入するイメージ
省略した書き方
number = number + 10
といった書き方には、省略した書き方もあります。よく使いますので、下の図をぜひ覚えましょう。
例題
以下の例題に取り組んでみましょう。
今回はすでに変数number
が定義されています。
変数number
の値に3
を加えた値を出力し、その後、変数number
の値を2
で割った値を出力してください。
【補足】省略した書き方を用いても問題ありません。
let number = 7;
console.log(number);
//変数numberの値に3を加えてください
console.log(number);
//変数numberの値を2で割ってください
console.log(number);