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【LinuC1合格体験記】完全未経験からLinuCレベル1を取得した話

Last updated at Posted at 2022-03-18

はじめまして、未経験でインフラエンジニアに飛び込み、研修の一環として資格取得に励む者です。

先日LinuC101,102(別日)を受け、無事合格。(800点満点中、101は720点、102は680点)
勉強期間は合計で3週間、時間にして100時間弱ほど。

Linuxに触ることなく、LinuCを取得してしまいました。

勉強方法は概ね、Ping-tを繰り返して知識を詰め込むだけでした。(+あずき本などの模試)
ただ、同じような境遇で取得を目指す方もいると思うので、自分なりに躓いたところなど、記事にしてみたいと思います。

参考になれば幸いです。

勉強法

まず最初に、「1週間でLPICの基礎が学べる本」を一通り読みました(1日目)。

Linux何もわからなかったので、読んでおいてよかったなーと思います。
基本的な語句の意味がわかるようになります。

(例えば、カーネルとか、マウントとか、最初は意味がわかりませんでした。このあたりのまとまった知識が得られるので、未経験者はぜひ。ブックオフにもありましたよ)

ちなみに、タイトルのLPICはLinuCとほぼ同じ資格です。
LPICが大元で、日本でLinuCに分裂した、という感じ。

その後、あずき本を読もうとするも、意味がわからなすぎて挫折。

この本、他の方の体験記見るとわかりやすいという意見が多いのですが、初学者としては、辞書みたいに淡々と覚えることが書かれた「The教科書」という印象を受けました。

なんだかんだ最後までお世話になったのは事実。買うとお高いので、常備している会社に感謝。

個人的にはスピードマスターの方がおすすめ。演習問題が解説付きで大量にあります。
問題演習はPing-tでも事足りるので、教科書持っておきたい方はあずき本で。

そして、前述の通り、ひたすらPing-tを解くように。
具体的な勉強方法は以下の通り。

  1. Ping-tで「解説」や「参考」確認しながら解く(一周するまでは正答率0%~30%くらいです)
  2. 全部ヒット・コンボになるまで一、二周
  3. コマ問一周(章を小分けにするとやる気がマシになります。正答率30%など普通に出ますが、折れないで頑張りましょう)

私の場合、普通の問題をやるより、コマ問でカタカタやったほうが定着しやすかったです。
勉強し始めは解説と無限にらめっこできついですが、なんとか耐えしのぎましょう。

可能なら、ひとまとまり(単元、章など)の勉強は、まとまった時間でやったほうがいいです。途中で日を跨ぐと、人間の脳がアホすぎて忘れます。(※時間的にしょうがない日はありましたし、勉強が億劫になるよりは少しでもやるのが大事)

コマ問は、やっておくと点数安定すると思います。本試験で出る入力問題はPing-tほど難しくないので、だいたい取れます。

最後の章まで終わったら仕上げていく段階。好みや気分で以下のことやってました。

  • あずき本、スピードマスターの演習
  • Ping-t模試やって、間違えた問題をお気に入りにポイ
  • コマ問も80%とれるくらいまで。もとい飽きるまで(個人的にコマ問がいちばん楽しかった)

あずき本やスピードマスターを持っている方は、仕上げが終わったら本の模試をやりましょう。
模試は各本1回分しかないので、最後まで温存がおすすめです。(私は2冊とも借りていたので、一通り勉強して片方、仕上げ終わってもう片方やりました)

ちなみに本の模試は結構難しめに作られてるので、思ったより点数低くても大丈夫だと思います。
私の場合、模試で80%、本試験で85~90%程度でした。

細かいところ

会場で写真撮ります

ベンダー試験初めてでびっくりしたのが、本人確認だけでなく写真撮影までしたこと。
試験後にもらえる白黒の試験レポートに写真載ってるせいで、安易に見せられないです。(ヤバめの顔が写ってます)

あと、本人確認書類は写真つきでないとダメで、マスク外して顔確認もします。
忘れると受けられない上返金もされないみたいなので、お気をつけて。

(当日、家に取りに行かれた方もいました。もし忘れても救いがあるかもしれないので、家の近くで受けておくと良いかも)

オプションはコマ問かPing-tの表を保存して覚えた

-fみたいな素直なオプション大好き。だいたい、強制的にという意味でした。
findは-name(ハイフン一個)なのに、rpmは--install(ハイフン二個)なのややこしすぎる(?)。

このあたり、いくらやっても覚えようがなかったので、コマ問死ぬほどやってました。安定して80%~90%取れるくらい…

あとは、Ping-tの参考・解答の表を手で隠しながら覚えて(英単語覚えるときみたいな感じ)、なんとか乗り切りました。

オープンソースの文化は3問のみだった

正答率は33%でした。

受ける人によって問題数変わると思うので、沼らない程度に勉強するのが良いです。
ping-tも教科書も必死に読んでこの点数なので、精神的ショックが大きかったです。

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