ORACLE MASTER Silver DBA 2019を取得してきました。(得点率90%ほど)
この試験、情報が少なく困っていたので、これから受験する方の参考になればと思い、記録を残したいと思います。
受験理由・感想
今後の仕事でOracleデータベースを扱うので、会社に「取っておいで」と言われたのが理由です。
毎日の業務時間の半分は勉強させて頂いたと思います。
データベースに触れたことがない身として、Oracleはいろいろなシステムがあって理解が大変でした。
どう動いているのか体系的に掴めたので、受けて良かったなと思います。
勉強時間・方法
150時間ほど(推測)。
配分はこんな感じ(以下)。
項目 | (時間) |
---|---|
黒本 | 100 |
ping-t(DBA) | 35 |
ping-t(SQL) | 5 |
その他 | 10 |
黒本
オラクルマスター教科書 Silver DBA Oracle Database Administration I
これ完璧にすれば受かると思います。
ただ、Oracleが初めてだととっつきにくいものが多かったので、「絵で見てわかるOracleの仕組み」を一通り読んでから始めました。
私は昔の版を読みましたが、新装版があるようですね。概要をつかむ目的であれば、どちらでも大丈夫そう。
あとは、 黒本読む→各章の練習問題解く の繰り返しで、8割9割解けるように。
並行してping-tのBronze DBAをやると、知識が定着しやすかったです。
模試は1回分しかないので、最後に取っておきました。
ちなみに私の場合、模試の得点率は70%くらい(本試験近かったので結構焦った)。
試験自体の合格ラインが60%とゆるめなので、模試で危なげでも苦手分野補強すれば合格できると思います。
ping-t
ping-tの12c Bronze DBAの問題を、9割がた覚えるまで解いてました。
Silver DBA 2019は半分近くSQLの問題なので、同じくping-tの12c Bronze SQLも解くと良いらしいです。
私は面倒で時間無くて少ししかやりませんでしたが、おかげでSQL文の苦手分野がわかるようになったので、わけわからん項目がある人は、そこだけでもやっておくのがおすすめです。
追記
ping-tにSilver SQLが追加されたようです。
Silver DBAと試験範囲もろ被りの問題で、しかも完全無料なので、とりあえずやってみてはいかがでしょうか!
その他
ちょうど、Oracle主催の「SilverDBA 傾向と対策セミナー」(無料)があったので、業務時間内ですが参加させてもらいました。
各分野のポイント解説や、沢山の練習問題が配布され、受験直前の復習に有り難すぎました。
全体の復習にちょうど良い内容だったので、タイミングが合えば参加することをお勧めします。
(私が情報を見つけたのは、ping-tのトップページにある「最新ニュース(その他)」の欄でした。
公式だと、新着ニュース | Oracle Universityで確認できるみたいです)
あと、このセミナーで教えていただいた「資格試験準備セミナー」がめちゃくちゃ役に立ちました。
※期間限定無料だったようで、普段は有料
点数20%くらいはこのセミナーで盛れたので、無料公開分までか、オール無料のときは一通りやっておくと良いと思います。
おわりに
Silver DBA 2019は情報が少なく、簡単な資格でもないので、合格を目指すのは大変だと思います。
ただ、終わってみると、しっかりやってきた実感があって自信に繋がりますし、よくわからなかったOracleとも仲良くなれそうです。
これから受験する方の合格を心から祈っています!