前回の記事
前回の記事では、ヘッダ画像やタイトルを設定しました。
今回は、コピーライトの表記設定です。
そもそもコピーライトってなんでしょう。必ず表示しなければいけないものなのでしょうか。
そういえば、WordPressの著作権ってどうなってるの?説明できますか?
僕のAdvent Calendarを読み終わった人が、
「へぇ簡単なんだなぁ〜 自分もWordPress使ってサイト作ってみようかな〜」って思うあなたがそこにいたのなら、、、、
読むだけで、頭の中WordPress化しちゃったんだよッ!!!!
結論
コピーライトは、著作権を明示するための文字列で、必ず明示する必要はありません。
明示していなくても、著作権を放棄したことにはならないからです。
WordPressの著作権
WordPressはOSSで、GPLv2となっています。
この著作権については、WordPress管理画面左上のWマークから「WordPressについて」を開いて、「自由について」のページで説明されています。
テーマの著作権
WordPressの「自由について」のページ下部で、テーマについても言及がされています。
つまり、WordPressのテーマ検索でインストールしたテーマであれば、WordPressと同じくGPLだということですね。
ただし、有料版や、別のサイトからダウンロードしたテンプレートを使用している場合は、100%GPLではなく、スプリットライセンスと呼ばれる形態をとっている可能性がありますので、必ず確認しましょう。
テーマがスプリットライセンスの形態をとっていると、WordPressのPHPはGPLのままですが、CSSやJavascriptや画像などはGPLとしていない場合があります。
Webサイトの著作権
と、ここまでWordPressやテーマの著作権について見てきましたが、実際にWebサイトを作成する際はどうなるのでしょうか。
当然ですが、我々ユーザーは著作権を主張しても問題はありません。上記の説明はあくまで、WordPressのプログラムやテーマに付随する画像についての話だからです。
僕たちユーザーは、Webサイトへのコンテンツ掲載はしていますが、特に断っていない以上、コンテンツを配布しているわけではないです。勝手に使ってもらっては困るわけです。
よって、コピーライトは自身Webサイトのコンテンツに対して著作権を主張する行為なので、明記しておくべきでしょう。
ちなみにですが、明記していなかったからといって、著作権を放棄していることにはなりません。法律で守られているので安心してくださいね。
コピーライトの表記について
コピーライトの表記は、「コピーライト(著作権)」、「発行年」、「著作権者」の三つの要素があれば、特に定められたフォーマットはありません。
なので、僕のブログの場合は以下のどれでOKなのです。
「Copyright 2022 Raptony Lab.」
「©️ 2022 Raptony Lab. All rights reserved.」
「Copyright ©️ 2022 Raptony Lab. All rights reserved.」
おわりに
いかがでしたでしょうか。今回の記事では、著作権について触れました。
今回は、Webサイトを制作する側の話なので、自分の著作権を主張することに主眼がありましたが、Webサイトを製作する上で、ネット上から画像を取得したものをWebサイトに利用する際などは、絶対に相手の著作権を侵害してはいけません。
次回は、記事の書き方について見ていきましょう!