今までまともにMacを触ったことはなかったのですが、つい最近、MacBook Airを購入しました。購入して最初に導入したのは、鉄板のパッケージマネージャーであるhomebrewです。
homebrewの導入
インターネット接続さえ確立したならば、公式サイトの手順通り、以下のコマンドをターミナルで入力することにより導入プロセスが始まります。sudo
は必要ありません。導入プロセスが始まったならば、あとは終わるまで見ているだけです。
/usr/bin/ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)"
homebrewの導入プロセスは、自宅のフレッツ光回線であれば、開始から合計数分で完了しました。
homebrewで驚いたこと
Windowsの著名なパッケージマネージャーであるchocolateyでは、インストールプロセスでシェル上に出力されるメッセージは、以下の箇条書きに挙げるくらいでした。多くの場合、インストールプロセス自体はほぼサイレントで進んでいきます。
- Downloading
- (Downloading) Progress
- Hashes match
- Installing
- Installed
一方のhomebrewでは、依存関係にあるソフトウェアのインストールプロセスや、インストールに必要なシステム設定の変更までシェル上に出力されていきます。私がhomebrew-caskをインストールした際には、以下のようなメッセージがシェル上に出力されていました。
- gmpのインストール
- libtasn1のインストール
- libunistringのインストール
- nettleのインストール
- libffiのインストール
- p11-kitのインストール
- opensslのインストール
- libeventのインストール
- unboundのインストール
- gnutlsのインストール
- emacsのインストール
- caskのインストール
- libffiの実行結果
- opennsslの実行結果
- unboundの実行結果
- emacsの実行結果
モジュールの依存関係等の管理手法がWindowsとUNIX系では異なるためなのでしょうが、シェルに出力されるものがここまで違うと、強く印象に残ります。