はじめに
LinuCの試験合格に向けてLinuxの基礎を学んでいる、インフラエンジニアです。
学んだ内容をQiitaにまとめていきたいと思います。
内容
ファイルやディレクトリには、所有者とパーミッション(アクセス権)があり、
ファイルやディレクトリの設定変更を誰でも自由に行えないように、ユーザ・グループ毎に適切な権限を設定を行う。
パーミッションの確認
ls -l
を実行すると、所有者・パーミッションを確認できる。
$ ls -l test
-rwxr-xr-x 1 taro Dev 0 6月 27 23:45 test
①アクセス権限
-rwxr-xr-x
はアクセス権限を表している。
先頭の一文字は「ファイル種別」
ファイル種別 | 表記記号 |
---|---|
通常ファイル | - |
ディレクトリ | d |
リンク | l |
ファイル種別以降は、3文字ずつ「所有者」「グループ」「その他ユーザ」のパーミッションを表している。
パーミッション(権限) | 記号表記 | 数字表記 |
---|---|---|
読み取り | r(read) | 4 |
書き込み | w(write) | 2 |
実行 | x(executable) | 1 |
権限なし | - |
②リンク数
1
はハードリンク数を表している。
③所有者
taro
はこのファイルの所有者を表している。
所有者とは、ファイルやディレクトリの権限管理を行うことができるユーザ。
デフォルトの所有者は、作成したユーザが所有者となる。
④所属グループ
Dev
は所属グループを表している。
⑤ファイルサイズ
0
はファイルサイズ。
⑥最終更新日時
6月 27 23:45
は最終更新日時。
⑦ファイル名
test
はファイル名。
パーミッションの変更
パーミッションを変更するには、所有者もしくわrootユーザのみ変更が行える。
パーミッションを変更にはchmod
コマンドを使う。
アクセス権限は記号
もしくわ数字
を指定。
$ chmod アクセス権限 ファイル名
数字の場合
$ chmod 755 test
記号の場合
↓はグループに書き込み権限を付与している。
$ chmod g+w test
権限の付与対象 | 説明 |
---|---|
u | 所有者 |
g | グループ |
o | その他ユーザ |
a | 全て |