スマホで録音した音声データをn8nを利用したワークフローで議事録に変換する方法

# Google Drive + OpenAI + n8n による自動議事録生成ワークフロー

この記事では、スマートフォンで録音した音声をGoogle Driveにアップロードするだけで、自動的に文字起こし・要約され、Google Sheetsに議事録として保存されるn8nワークフローの構築方法を解説します。

## 構成概要

1. **スマホで音声を録音し、Google Driveにアップロード**
2. **n8nがアップロードを検知し、ワークフローを起動**
3. **Whisper APIで文字起こし、ChatGPTで要約**
4. **Google Sheetsにまとめて自動保存**

## ワークフローの全体構成

1. **Google Drive Trigger**（新ファイル検知）
2. **Google Drive**（ファイルダウンロード）
3. **Whisper Transcription**（音声→テキスト）
4. **ChatGPT**（要約）
5. **Google Sheets**（議事録として記録）

## 各ノードの設定方法

- **Google Drive Trigger**:
  - Trigger On: `File Created`
  - 対象フォルダを指定

- **Google Drive（Download）**:
  - Operation: `Download`
  - バイナリ名: `data`

- **Whisper API**:
  - POST先: `https://api.openai.com/v1/audio/transcriptions`
  - `multipart/form-data`で送信

- **ChatGPT**:
  - 文字起こし結果をプロンプトに入れて要約

- **Google Sheets**:
  - `timestamp`, `filename`, `transcript`, `summary`を対応カラムにAppend

## 拡張案（オプション）

- テンプレートファイルを複製して記録用スプレッドシートを個別作成
- SlackやDiscordなどに要約を自動通知
- Google Calendarに議事録URLを自動追加

## まとめ

- このワークフローを使えば、録音するだけで議事録が自動生成され、チームや会議記録が効率化されます。
- ノーコードで実現できるため、プログラミング経験がなくても構築が可能です。

このワークフローを活用して、会議の生産性を向上させましょう！

This article is designed to guide beginners through setting up an automated transcription workflow using n8n, Google Drive, and OpenAI's Whisper and ChatGPT APIs. By following the steps provided, users can create a no-code solution that efficiently handles meeting minutes.