- Enterprise Manager Cloud Control
- WebブラウザベースのGUI管理画面
- 複数のサーバを一元的に管理できる統合管理ツール
- 任意のデータベースサーバターゲット上のネットサービス名やリスナー名を一元的に管理できる
- Enterprise Manager Database Express
- Oracle Net Servicesの設定を行うことはできない
- Oracle Net Manager(NETMGR)
- Oracle Net Servicesの設定を実行できるGUIツール
- GUIのツールで、ローカルのデータベース・サーバーのネーミングメソッドを管理できる
- 「netmgr」コマンドで起動することも可能
- Oracle Net Configuration Assistant(NetCA)
- リスナー、ネーミングメソッド、ネットサービス名、ディレクトリ使用をGUIにて設定できる
- GUIのツールでtnsnames.oraファイルの構成などを行える
- Oracle Net Manager(NETMGR)に比べて設定できる項目が限定されている
- DBCAやOracle Universal Installerから内部的に実行されることもとある
- 「netca」コマンドで起動することも可能
- リスナー制御ユーティリティ(lsnrctl)
- 「lsnrctl」コマンドで、リスナーの起動や停止を行える
- tnsping ユーティリティ
- 指定した接続識別子によるリスナーへの接続可否を確認するツール
- 「tnsping」コマンドで、ネットサービス名の名前解決とリスナーへの到達を試行する
動的サービス登録
インスタンスが自インスタンスの情報をリスナーに登録するサービス登録方法
起動中のLREGプロセスは、LOCAL_LISTNERの設定したアドレスに動的サービスを行う
Oracle Net Servicesの識別子
1つの接続識別子で、複数のデータベースインスタンスを参照できる
1つの接続識別子で、複数のリスニングポートを参照できる
接続時ロードバランシング
接続先リスナー情報として、複数のアドレスを指定しておき、接続字工事にいずれかのアドレスをランダムに使用することで、接続先アドレスを負荷分散する機能
接続時フェイルオーバー
接続先リスナー情報として複数のアドレスを指定しておき、最初に使用したアドレスで接続に失敗した場合、次のアドレスで再度接続を試行する方法
よって、接続する試行回数は、最大背接続記述しに設定した接続先リスナーアドレスと同じ
透過的アプリケーションフェイルオーバー
接続確立後で意図せず接続が切断されたとき、接続を再確立し、かつ、実行中のSELECT文をシームレスに継続する機能
ネーミングメソッド
- 簡易接続ネーミング(EZCONNECT)
- 以下の書式で、接続識別子に接続先情報(ホスト名、ポート番号、データサービス名)を直接指定する。
- host[:port][/service_name]
- 以下の書式で、接続識別子に接続先情報(ホスト名、ポート番号、データサービス名)を直接指定する。
- ローカルネーミング(TNSNAMES)
- クライアントコンピュータ上の設定ファイルtnsnames.oraに接続識別子と接続先情報の対応関係を記載しておき、ここから接続先情報を得る
- ディレクトリネーミング
- LDAP準拠のディレクトリサーバーに接続識別子と接続情報の対応関係を記載しておき、ここから接続先情報を得る
- 外部ネーミング(NIS)
- 外部のネーミングサービスに接続識別子と接続先情報の対応関係を記載しておき、ここらから情報を得る
共有サーバー構成
- ユーザープロセスはディスパッチャと通信する
- ディスパッチャはユーザプロセスからの要求をキューに入れる
- ユーザプロセスからの要求は共有サーバープロセスが処理する
専用サーバー構成
- ユーザプロセスのセッション確立時、リスナーが専用サーバープロセスを起動する
- ローカル接続の場合、リスナーは不要
- ローカル接続の場合、接続方式は専用サーバーのみが使用可能