0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

2023RCJ WRL polaris チーム運営

Last updated at Posted at 2023-11-15

概要

ここでは RCJワールド・レスキューライン出場チームのチーム運営について記述する。
機体開発の上でどこに要点を置き何に注意するか、3年の間で考えたことを綴る。

前置き

チーム

polaris 普通高一年4人編成
学校なので金銭面は多少なんとかなる
多少無駄買いしても10万はいかなかった

機体

image.png
(回収機構のついていない姿)

結果

ブロック大会出場

開発日誌

~7月 基本仕様の決定 のための試作など
8~10月 基底ハード制作
11月前半 ハード完成とする これ以降基本変えない
11月後半 ソフト試作
12月前半 マーカー動作までプログラム制作
12月後半 障害物など制作
12/25 ノード大会当日
直前調整 ハード問題はもう無視
1/8 ブロック大会当日

ハード班のすすめ

・とにかくハード班は最速で機体を制作し、ソフト班からダメ出しをもらうこと。完成させる必要は無いが、ソフト班が困るような変更がもう必要のない状態であるべき。

・駆動周りは1度決めたら設計側の都合で変えない。駆動そのものの問題を早急に解決して、もう変更しないようにしよう。ソフト班が困る。

・回収機構は後回しにする。ライントレースに必要なハードを完成させてから、ゆっくり考えてください。(駆動周り弄れないのでほぼスペースないと思うが 頑張れ)

・本番が近づいたら、ハード側の改修は避けよう。できる限りソフト側で修正する。プログラ厶はいくらでも修正できるからね。

ソフト班のすすめ

・ハード班と分担して、回路の問題(センサー見れないなど)はハード班に解決してもらう。ハード側の問題に気づかず時間を浪費してしまう。

・基本から1つづつやっていくしかない。ハードができたらひたすら持久戦。

・本走行向けにエラー落ち回避は重要。おすすめは別ファイルからコード実行するやつ。デバック性も上がる。

・暇になったら(ならないかもだけど)デバック性向上に努める。

メンバーみんなのすすめ

・自機の得意不得意を把握する。不得意を減らすように頑張るだろうが、得意な部分でミスをしないことも重要である。この競技はノーミス点が高い:1回のミスで大幅に得点が下がる。

・作業記録をとる。動画ひとつでもいいし、ツイートでもいい。メモにまとめてあるとなお良い。次年度に非常に役立つ上、競技関係なく自分の糧になる。

本番の立ち回り

・本番は最後の頑張りだと思って開発環境全部持っていこう。自室全部くらいの気持ちでいい。絶対あのあそこに置いてた六角レンチ忘れる。

・予備部品は必須。電子部品は当然、機体に使った兌換性のあるアクリル板などもあった方が良い。輸送中の破損などの心労を減らせる。

・会場をある程度把握しておく。現地作業がある場合特に。インターネット環境の有無など。(会場によってはモバイル通信も怪しい)

・いつでもルールを参照できる状況にする。稀にルール違反コートがある。

・調整中、暇なメンバーで本走の作戦を建てる。「どこが苦手でどこが得意か」、「どこを得点源としどこを捨てるか」、「その判断はいつどんな条件で行うか」まで全て考えよう。具体的な点数も出して見るのも良い。本番は1ミスで頭真っ白になるので………。

・コートをくまなく見る。言い方悪く言うと粗探しする。あとから不備を見つけても遅い。よくあるのは 坂バンプシーソーの間のライン欠け 、 緑マーカー剥がれ 、 黒ずみ汚れ 。障害物設置違反、瓦礫サイズ違反なども留意。

総合記事リンク

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?