概要
ここでは RCJワールド・レスキューライン出場チームのチーム運営について記述する。
機体開発の上でどこに要点を置き何に注意するか、3年の間で考えたことを綴る。
前置き
チーム
polaris 普通高一年4人編成
学校なので金銭面は多少なんとかなる
多少無駄買いしても10万はいかなかった
機体
結果
ブロック大会出場
開発日誌
~7月 基本仕様の決定 のための試作など
8~10月 基底ハード制作
11月前半 ハード完成とする これ以降基本変えない
11月後半 ソフト試作
12月前半 マーカー動作までプログラム制作
12月後半 障害物など制作
12/25 ノード大会当日
直前調整 ハード問題はもう無視
1/8 ブロック大会当日
ハード班のすすめ
・とにかくハード班は最速で機体を制作し、ソフト班からダメ出しをもらうこと。完成させる必要は無いが、ソフト班が困るような変更がもう必要のない状態であるべき。
・駆動周りは1度決めたら設計側の都合で変えない。駆動そのものの問題を早急に解決して、もう変更しないようにしよう。ソフト班が困る。
・回収機構は後回しにする。ライントレースに必要なハードを完成させてから、ゆっくり考えてください。(駆動周り弄れないのでほぼスペースないと思うが 頑張れ)
・本番が近づいたら、ハード側の改修は避けよう。できる限りソフト側で修正する。プログラ厶はいくらでも修正できるからね。
ソフト班のすすめ
・ハード班と分担して、回路の問題(センサー見れないなど)はハード班に解決してもらう。ハード側の問題に気づかず時間を浪費してしまう。
・基本から1つづつやっていくしかない。ハードができたらひたすら持久戦。
・本走行向けにエラー落ち回避は重要。おすすめは別ファイルからコード実行するやつ。デバック性も上がる。
・暇になったら(ならないかもだけど)デバック性向上に努める。
メンバーみんなのすすめ
・自機の得意不得意を把握する。不得意を減らすように頑張るだろうが、得意な部分でミスをしないことも重要である。この競技はノーミス点が高い:1回のミスで大幅に得点が下がる。
・作業記録をとる。動画ひとつでもいいし、ツイートでもいい。メモにまとめてあるとなお良い。次年度に非常に役立つ上、競技関係なく自分の糧になる。
本番の立ち回り
・本番は最後の頑張りだと思って開発環境全部持っていこう。自室全部くらいの気持ちでいい。絶対あのあそこに置いてた六角レンチ忘れる。
・予備部品は必須。電子部品は当然、機体に使った兌換性のあるアクリル板などもあった方が良い。輸送中の破損などの心労を減らせる。
・会場をある程度把握しておく。現地作業がある場合特に。インターネット環境の有無など。(会場によってはモバイル通信も怪しい)
・いつでもルールを参照できる状況にする。稀にルール違反コートがある。
・調整中、暇なメンバーで本走の作戦を建てる。「どこが苦手でどこが得意か」、「どこを得点源としどこを捨てるか」、「その判断はいつどんな条件で行うか」まで全て考えよう。具体的な点数も出して見るのも良い。本番は1ミスで頭真っ白になるので………。
・コートをくまなく見る。言い方悪く言うと粗探しする。あとから不備を見つけても遅い。よくあるのは 坂バンプシーソーの間のライン欠け 、 緑マーカー剥がれ 、 黒ずみ汚れ 。障害物設置違反、瓦礫サイズ違反なども留意。
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