初めに
最近、AWS ソリューションアーキテクト-アソシエイト(SAA)を勉強しましたので、感想を共有させていただきます。
SAA とは?
引用元:AWS認定公式
皆さんはご存知だと思いますが AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイトを略して SAA と呼びます。SAA はアソシエイト資格の1つであり、上の写真のように『1年間の AWS クラウドを使用した経験』とあります。
なぜ SAA を勉強したいのか?
- AWS の SAA に興味を持っていた
- 今まで AWS のサービスを触ったことがあったがまだわからないところがいっぱいあるためもっと理解を深めたい
- インフラ構築を AWS で行えるようになりたい
- バックエンドエンジニアに対して重要な知識
SAA を勉強して良かったところ
SAA のドメインセクションの理解
SAA は以下のドメインをカバーしています。
SAA の勉強に通して、各アーキテクチャの設計の知識やベストプラクティスをある程度理解できました。
- セキュアなアーキテクチャの設計 (Design Secure Architectures)
- リソースへのセキュアなアクセスを設計
- 安全なワークロードとアプリケーションを設計
- 適切なデータセキュリティコントロールを判断する
- 弾力性に優れたアーキテクチャの設計 (Design Resilient Architectures)
- スケーラブルで疎結合のアーキテクチャを設計
- 高可用性アーキテクチャおよび/またはフォールトトレラントアーキテクチャを設計
- 高性能アーキテクチャの設計 (Design High-Performing Architectures)
- 高パフォーマンスかつスケーラブルなストレージソリューションズを決定
- 高性能で伸縮自在なコンピューティングソリューションズを設計
- 高パフォーマンスデータベースソリューションズを特定
- 高パフォーマンスおよび/またはスケーラブルなアーキテクチャを決定
- コストを最適化したアーキテクチャの設計 (Design Cost-Optimized Architectures)
- コストを最適化したストレージソリューションズを設計
- コストを最適化したコンピューティングソリューションズを設計
- コストを最適化したデータベースソリューションズを設計
- コストを最適化したネットワークアーキテクチャを設計
各サービスの理解
2021年9月時点での AWS のサービス数は222でしたが、もちろん全てのサービスを勉強することはできません!(笑)
個人的に SAA の勉強を通して以下のサービスの理解を深めたと思います!
代表的なものだと
- EC2
- VPC, Subnet, Security Group, ACL(Access Control List)など
- Reserve Instance、Spot Instance、Dedicated Hosts Instanceなど
- RDS vs Auora vs ElastiCache
- IAM
- User, Group, Role, Policyの違い、ロールを用いるメリットなど
- VPC(ここが一番勉強になりました)
- Private subnet vs Public subnet
- Internet Gateway, Route table など
- Bastion host vs NAT Gateway
- ELB
- Application LoadBalancer vs Network LoadBalancer vs Gateway LoadBalancer
- Auto Scaling Group
- S3
- S3 Storage Class, S3 Lifecycle
...etc
ただし、これはあくまでも概念や簡単な練習くらいの勉強なので、実際に仕事で活用できればもっと理解しやすいと思います。
結果
一ヶ月で約30~40時間くらいの時間を、Udemyのコースで勉強して SAA を合格できました!
...が「コストを最適化したアーキテクチャの設計」のセクションは改善の必要があります ^^;
ちなみに僕が使ったコースはこちらです。
course: Ultimate AWS Certified Solutions Architect Associate SAA-C03
practice exams:AWS Certified Solutions Architect Associate Practice Exams
終わりに
元々 AWS に興味を持っていて、実際に SAA 勉強して「あ、なるほどね!そういうことか!」みたいなところが結構ありましたので面白かったです。
AWSは非常に重要な知識でエンジニアは知っておくべきだと思います。特に今後マイクロサービス化する際に serverless サービスが使われるかもしれないですね。
次は developer associate を取ろうかと思います。
ちなみに定期的にキャンペーンが行われているので、そのタイミングで受けるのがおすすめです!
-> AWS 認定 再受験無料キャンペーン
また、会社が受験の補助を出してくれるので、そういった制度を使えるのもありがたいですね!興味がある方、ぜひ一緒に勉強しましょう!