初めに
この話は技術とは関係ない話です。
ラクマでは、普段から Rakuma Developer Meetup
と言う勉強会が内部で行われており、そこでは技術以外でもカルチャー的な話が行われています。
参考:
今回はこういった人もいて普段はこんな雑談をしています、と言う温度感が伝われば思って発信しています 🙌
概要
実家を売ることになりました。
実家でぬくぬくと生活していた自分には寝耳に水。急な家探しが始まりました。
この記事は私が一人暮らしをはじめるまでを追体験できます。
部屋を探そう
- どんな家に住みたいですか?
- ペット可?
- 家賃が安い?
- 台所が広い?
一緒に考えていきましょう。
- 会社に近い家を選ぼう
それぞれ要求があると思いますが、 楽天社員と出社は切っても切り離せない命題 です。
二子玉川が最寄りなので、そこまでにアクセスが良い場所を選びたいですよね!
- 不動産屋に行こう
検索して、住居を絞り込むのは苦行に近いです。膨大なデータが提示され、情報量に立ち尽くすのみです。めんどくさいので不動産屋に行って物件を紹介してもらいましょう。
今回は某不動産屋さんに予約もとらず考えなしに入店しましたが、問題ありませんでした。
なんと某社では社割というものがあり、仲介手数料がかなり安くなるというメリットがあります。
結果として、条件を伝えたら、全然物件がなかったので、範囲を広げたり妥協せざるを得ませんでした。
(妥協して、提示された物件も結局は契約に至らずでした...)
- 内見をしよう
内見するとなんとなく全体が見えてきて、自分がどんなふうに住みたいかのイメージが固まってきます。絶対に内見しましょう。 内見できない物件はあやしいです。
内見当日、すでに紹介された物件が1件埋まったことが知らされました。不動産は生き物だということがよくわかります。
今回自分が内見する上で注視した点は以下です。
- 周りがうるさくないか
- あまりにも汚くないか
- 光回線を引いているか
- 水回りの問題はないか
- コンセントの位置
実際住んでみると注視したことは無意味で、諸行無常であることがわかります。内見して印象に残った部分があなたが気にしている部分です。そこだけ覚えておけば大丈夫でしょう。
- 支払うお金と契約を考えよう
家賃が安くてもトータルして支払うお金は存外高かったりします。よく物件の情報を確認してみましょう。
敷金、礼金、償却費、サポート費。保証会社しか利用できないなどなど付帯条件は恐ろしいです。礼金が二ヶ月分だったり、敷金は絶対返ってこないとか、償却費は礼金と別でなんてのもあります。特約なども確認しないとこちらに不利なことが書いてあります。 建物賃貸借契約書もしっかり目を通しましょう。必ず条件の確認があるはずです。
契約に関しては交渉もできます。自分は入居が少し後になりそうだと話したら月の中頃までは家賃が発生しないフリーレントにしてくれました。
家賃の相場も把握しておきましょう。こんなサイトもあるようです。周辺地域とあきらかに金額差がある場合は、妥協してみるのもいいかもしれません。
- 細々した話
- 引っ越し屋は利用した方がいいです。地獄を見ます。
- 決めた家の周辺はハザードマップ真っ赤でした。
- 洗濯槽のサイズは見ておいてください、買える洗濯機が絞られます。
- エアコンは全然あったかくならないです。服を着ましょう。
一人暮らしをはじめよう
住めば都というのは、生存者バイアスがかかっています。今回は私の例を参照してみましょう。
- 掃除されてない
住んでみて驚いたのは、見た目だけで中は汚かったということです。靴下が黒くなる。水を流してみると臭い。排水は詰まっていて、洗い場があふれる。
大家に言って対応してはもらえますが、まず前の入居者も敷金からお金取られてるわけです。掃除してないのは普通に考えてありえないです💢
結局ほとんど自分で掃除しました...
- 隣人がうるさい
中国語の電話の会話と、英語の会話が聞こえてきます。イビキも聞こえてきます。
鉄筋コンクリートはまやかしです。外は犬の散歩が騒がしく、電車自体はうるさくないことを確認していましたが、線路の工事音がうるさいです。
- 閉まらない
窓がうまく閉まりません。網戸が干渉してきます。また、玄関のドアノブが反発してきません。一人暮らしは妥協から始まり妥協に終わります。我慢できなくなるほど不快であれば、出社しましょう。お金があればさっさと出ていくのも手です。
精神的に追い詰められる前に決断しましょう。
賃貸にするか、家を買うか
家を売った経験も少し書いておきます。
複数の不動産に見積もりを取ってもらい、一番良い条件の不動産屋に話をもちました。不動産屋経由で複数内見を行いましたが、売却先は見つからず、物件の掲載期間と家庭の事情を鑑みても、業者に販売をせざるをえませんでした。
しかし、それでも20年前購入した金額と同等の金額に落ち着いています。
それを聞いて、賃貸ではなく物件を購入してみても良かったかなぁと感じました。数年後不動産価値がどうなるかわかりませんが、検討してみる価値はあると思います。
終わりに
なんだかんだ書きましたが、お金と労力をかけて住み良い環境を構築できました。
質問などがあればコメント欄へどうぞmm