今回の参考書
基本
MECE(ミーシー)
Mutually Exclusive and Collectively Exhaustive
「漏れなく、ダブりなく」
フレームワークの種別
要素を分解する
流れを見る
対比する
- 要素を分解する
MECE分析
ロジックツリー
3C
- 流れを見る
PDCAサイクル
ビジネスシステム
経験学習モデル
- 対比する
SWOT分析
2層マトリクス
「空・雨・傘」
事実
、解釈
、解決策
は必ずセットで考える方法
朝、外出前に空を眺めたら、西の空はうっすらと雲に覆われています。「これは昼頃から雨になるかもしれない」と思い、折りたたみ傘を以って外出することにしました。すると、予想通りの昼過ぎに雨が降ってきました。
- 事実
空
- いま、どんな状況か
- 解釈
雨
- 事実をどう解釈するか
- 行動・解決方法
傘
- 問題解決策は?
So What? Why So?
自分が幅広い視野で、物事を抜かりなく
検討しているかどうかを確認するためのフレームワーク
-
So What?
だから、何?
- ある現象が起きた際、そのことが起きたためにどんな結果になったかを問う
-
Why So?
それは、なぜ?
- ある現象が起きた際、そのことが起きた原因は何だったかを問う
ロジックツリー
前提となる事象を含んだ大きな問題を、
その問題につながる2つ以上の要因(小さな問題・要素)に
細かく分析していくためのフレームワーク
注意点
- ①漏れなく、ダブりなく分解する
- ②
ファクトベース
で分析する- 主観を排して、極力、客観的・中立的に
- ③重要度の低いことは掘り下げない
「重要度」、「緊急度」、「拡大傾向」
-
重要度
- 問題の及ぼす影響の範囲と大きさのこと
- 個人よりも部門、部門よりも会社にかかわる問題の方が重要
-
緊急度
- 時間をおかず、早急に手を打つ必要があること
- 緊急度が高い問題は、時間の経過とともに解決が難しくなる
-
拡大傾向
- 時間の経過とともに、問題の範囲や深刻さが拡大すること
- 放置してしまうと重大な事態に発展しかねない
3C
マーケティング上の問題や課題を
「Customer(市場・顧客)
」、
「Competitor(競合)
」、
「Company(自社)
」
の3つに分解し、
それぞれの要素を分解したうえで、
解決策や改善策を見出していく方法
具体例
-
市場・競合
- 業界全体の成長率、直近10年のトレンドなどの情報
-
競合
- ライバルメーカー・販売店の売り上げデータ
- 強味・弱みなどの情報
-
自社
- 自社の売り上げやシェアや成長率
- 強味・弱みなどの情報
SWOT分析
企業にとっての内部環境
を
「強み(Strength
)」
「弱み(Weakness
)」
外部環境
を
「機会(Opportunity
)」
「脅威(Threat
)」
というプラス面
とマイナス面
の両側面から分析する手法
具体例
-
外部環境
- 市場や業界
- 法律・制度
- 政治・経済
- 社会の動向やトレンド
-
内部環境
- 自社の経営資源
- 消費者
- ブランド
- 価格
- 品質
PEST分析
- 政治的要因(
Politics
)- 法律や規則の変更、所轄官庁の監督権といった、政府レベルの要因
- 経済的要因(
Economy
)- 経済成長率や景気・物価の動向、株価・為替の変動などを指し、商品のコストや価格、利益に直結する
- 社会的要因(
Society
)- 消費者のライフステージや生活スタイルの変化
- 技術的要因(
Technology
)- 生産技術の改良・イノベーションやIT化、人工知能・ロボットの普及、商品開発・マーケティング技術の進化
5Forge分析
「競合のことを考えないと、きちんとした戦略は描けないよ」
- 新規参入の脅威
- 売り手(サプライヤー)の交渉力
- 書い手(顧客)の交渉力
- 代替商品・サービスの脅威
- 既存企業との競争(競争事業者=競合他社)
2軸マトリクス(4現象マトリクス)
横軸と縦軸の2つの軸で、
あらゆるものを整理・分類する技法
プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント
4P
-
Product
(製品)-
顧客
のニーズにこたえたうえで、競合他社
の製品といかに差別化をするか
-
-
Price
(価格)- 「
需要
・競合
・コスト
」の3要素で適正価格を決める - 価格設定のプロセス
- 価格設定の目的・方針を決める
- 需要を判断する
- コストを考慮に入れる
- 競合他社のコストや価格を分析する
- 価格設定の基準を決める
- 価格を設定する
- 「
-
Place
(流通)販売チャネル
- 製品・サービスを売るための卸売りと小売りのルート
-
Promotion
(販促)- プロモーションを構成する4つの要素
- 広告・宣伝
- パブリシティー
- 新聞、テレビ、雑誌など
- 人的販売
- 店頭での接客、訪問営業など
- セールス・プロモーション
- それ以外
- プロモーションを構成する4つの要素
バリューチェーン
企業の機能。活動の流れや
プロセスに焦点をあてて
どのような価値を提供しているのかを分析する手法
経験学習モデル
経験や経験する過程で得た知見・スキルを
次に生かすためには欠かせないプロセスがあるとし、
そのプロセスを理論化して、
実践的なフレームワークとして磨き上げたもの
-
具体的経験
- 実際に現場に足を運んで、リサーチや聞き取り調査などを実施
-
内省的省察
- いったん現場を離れ、自分の行為や経験の意味を、俯瞰的で多様な観点から振り返り、意味づけること
-
抽象的概念化
- 経験したことを一般化・抽象化し、他の状況でも応用可能な知識やフレームワークとしてつくりあげること
-
積極的実践
- 行動・実践