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FastAPIでのAPIをAWSの色々なサービスと連携させて動かす

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これは?

pythonのFastAPIで作成したAPIをAWSの色々なサービスと連携させて動かしてみるよ。
流れは以下。

  1. FastAPI + dockerでAPIを作る。
  2. 1をECR/ECSで動かす。
  3. 2をLambdaで動かす。
  4. 1をDynamoDBとの連携にする。
  5. 4をLambda Web Adapterで動かす。

1. FastAPI + dockerでAPIを作る。

作成するAPIは、簡単な利用者登録機能。以下、2つの機能を持つ。

  • 指名と年齢をリクエストして登録できる。(post)
  • 登録されている全員の情報を取得できる。(get)

DBはまずは使わず、data.csvに吐き出して使う。

作成したコード

できること

POSTでユーザー追加

$ curl -X 'POST' 'http://127.0.0.1:8000/save_person' \
  -H 'accept: application/json' -H \
  'Content-Type: application/json' \
  -d '{"name": "kaede", "age": 21}' 
> "save success name:kaede age:21"%

GETでユーザー情報取得
スクリーンショット 2024-01-07 10.05.17.png

FastAPIやdockerの利用方法は、色んな記事があるので割愛。

2. 1をECR/ECSで動かす。

1はあくまでローカルで動くものなので、これをAWSのECR/ECSで動くようにする。

2-1. ECRの用意

マネージメントコンソールからElastic Container Registryを選択。

スクリーンショット 2024-01-07 11.58.30.png

画面左のpublic repositoryから、リポジトリの作成を選択

スクリーンショット 2024-01-07 12.00.34.png

リポジトリ名を「ecr_work」にして作成。
これで、以下のようにECRのリポジトリが出来上がる。

スクリーンショット 2024-01-07 12.03.18.png

2-2. ECRにdockerイメージをpush

ECRのリポジトリをクリックして右上に出てくる「プッシュコマンドの表示」を参考にする。

スクリーンショット 2024-01-07 12.04.37.png

スクリーンショット 2024-01-07 12.05.48.png

上記そのままだが、awscliをインストールしておく必要がある。
awscliは、pipでインストールしておく。

$ pip install awscli

その後、以下のコマンドを実行する。

$ aws ecr-public get-login-password --region us-east-1 | docker login --username AWS --password-stdin public.ecr.aws/q9x9g6a9
> Login Succeeded

※ このコマンドの実行前に、aws configureで、Acess Key IDとSecret Access Keyをセットする必要があった気がする。Access Key IDとSecret Access Keyは、コンソールのログイン名の「セキュリティ認証情報」から取得できる。

スクリーンショット 2024-01-07 12.11.45.png

スクリーンショット 2024-01-07 12.12.36.png

次に、docker buildでdocker imageを作成する。

$ docker build -t ecr_work .

$ docker images
> REPOSITORY                             TAG       IMAGE ID       CREATED       SIZE
> ecr_work                               latest    792e0636c9fa   2 hours ago   1.28GB

そして、docker imageにtag名をつける。

$ docker tag ecr_work:latest public.ecr.aws/q9x9g6a9/ecr_work:latest

$ docker images
> REPOSITORY                             TAG       IMAGE ID       CREATED       SIZE
> public.ecr.aws/q9x9g6a9/ecr_work       latest    792e0636c9fa   2 hours ago   1.28GB
> ecr_work                               latest    792e0636c9fa   2 hours ago   1.28GB

最後にtagを付与したdocker imageをECRにpushする。

$ docker push public.ecr.aws/q9x9g6a9/ecr_work:latest

pushが成功すると、ECRの画面で以下のように、pushされたイメージが確認できる。
スクリーンショット 2024-01-07 12.19.05.png

これで、ECRへのdocker imageのpushは完了。

2-3. ECSで動かす

ECRにpushしたdockerイメージを動作させるためにECSに登録する。

まず、ESCにアクセスし、「クラスター」を選択する。

スクリーンショット 2024-01-07 12.26.02.png

クラスタ名を指定し、インフラストラクチャにFargateを指定する。
スクリーンショット 2024-01-07 12.27.17.png

次に、タスク定義を作成する。「新しいタスク定義の作成」をクリックし、新しいタスク定義の作成を選択する。

スクリーンショット 2024-01-07 12.30.38.png

タスク定義名を指定し、

スクリーンショット 2024-01-07 12.32.03.png

インフラストラクチャの要件は、fargeteを指定。タスクロールに、ecsTaskExecutionRoleを指定。

スクリーンショット 2024-01-07 12.32.44.png

コンテナの箇所には、名前は任意に指定。
イメージURIは、ECRのURIをセットする。
コンテナポートとポート名の箇所は、FastAPIを8000ポートで扱っているため、8000を8000にフォワードするように指定しておく。(不要かも??80ポートアクセスを8000に変えるためとかでこう言うのはセットする気がする。)

スクリーンショット 2024-01-07 12.34.55.png

ログ収集の設定も以下のように入れておく。
デフォルトでセットされているため、そのままでOK。

スクリーンショット 2024-01-07 12.37.47.png

ストレージの量の箇所は、最小の21を指定しておく。
スクリーンショット 2024-01-07 12.38.58.png

ECRのURIの確認場所
スクリーンショット 2024-01-07 12.35.56.png

タスク定義が作成できたら、再度クラスターに戻り、今度はサービスを追加する。
クラスターでクラスタ名をクリックした後の画面から以下を表示させ、下のサービスの「作成」をクリックする。

スクリーンショット 2024-01-07 12.40.37.png

コンピューティングオプションは起動タイプを選択。
スクリーンショット 2024-01-07 12.42.25.png

デプロイ設定は、アプリケーションタイプにタスクを選択し、ファミリーに先ほど作成したタスク定義名を指定する。
スクリーンショット 2024-01-07 12.43.14.png

ネットワーキングは、セキュリティグループに8000ポートのアクセスを許可するセキュリティグループを指定する。
スクリーンショット 2024-01-07 12.48.35.png

※ セキュリティグループの作成は、マネコンから「セキュリティグループ」で検索して作成していく。
スクリーンショット 2024-01-07 12.46.00.png

今回はガバガバだけど、全てのIPからの:8000ポート接続を許可する。
スクリーンショット 2024-01-07 12.48.06.png

これでECSの設定は完了。
タスクにて、以下のようにステータスが実行中になれば準備完了。

スクリーンショット 2024-01-07 13.31.07.png

2-4. ECSでの動作確認

ECRのタスクをクリックすると、詳細情報が確認できる。

スクリーンショット 2024-01-07 13.32.00.png

ここで、パブリックIPを確認して動作確認をする。

ブラウザで8000ポートでアクセスすると、以下の結果を得て動作が確認できる。
スクリーンショット 2024-01-07 13.32.45.png

また登録と、全員の情報を取得する動作も確認する。

スクリーンショット 2024-01-07 13.34.02.png

登録

$ curl -X 'POST' 'http://3.112.235.11:8000/save_person' \
  -H 'accept: application/json' -H \
  'Content-Type: application/json' \
  -d '{"name": "tumikick", "age": 44}'
> "save success name:tumikick age:44"%

スクリーンショット 2024-01-07 13.35.20.png

登録後、再度全員の情報を取得すると、tumikickがちゃんといる。

cloudwatchのログも確認しておく。

スクリーンショット 2024-01-07 13.36.40.png

ちゃんと、標準出力がログとして残っている。

コード

shell配下に、ecrへのpushを追加している。

2をLambdaで動かす。

動かそうとしたけど、動かなかった・・・。
logを吐き出そうとしてエラーになってて、/tmp/配下に出すようにしないといけないっぽい?
後日やってみようと思う

参考

awscliのインストール

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