【KMM】Kotlin Multiplatform Mobile(KMM)を使ってみた #iOS

記事概要

最近話題のAndroidでもiOSでも対応するマルチプラットフォーム。
現在はFlutter現場にいますが、kotlinでもマルチプラットフォームが
対応可能ということで、早速触ってみたいと思い本記事を作成しました。

まだFlutterも1年程度しか触ってないのでそっち勉強しろという
状況ではありますが。。。笑

KMMとは？

簡単に言えば、KotlinでAndroid,iOS両OSの
アプリを作成することができるツールです。

JavaやKotlinのライブラリが使えるなど、
利便性の高さが伺える内容です。

こちらの記事が分かりやすかったです！

必要になる環境

・Android Studio 4.0.0以上
※4.0.0の場合、機能が一部制限されてるので4.0.1以上の方がいいらしい。。
・Xcode 11.3以降
・KMMプラグイン (下記参照)

KMMプラグインはAndroid StudioからInstallしましょう！

File>Settings>plugins
で、kotlin multiまで入力すれば出てくるかとおもいます！

環境の情報は公式を参照してそのまま書きました↓

プロジェクト作成

早速HelloWorldを書いていきましょう！
まずはAndroid Studioを開いてください。

NewProject>Kotlin Multiplatform App
を選択します。

プロジェクト名を記載して、Nextを押下します。
※保存場所は各自で決めていただけたらと思います

次にAndroid・iOS・共有モジュール名を記載し、Finishを押下します。

これでプロジェクトが完成します。

プロジェクトが完成し、フォルダが閲覧できるまで結構時間が
かかります。

Android初心者の方は中々作成されず焦るかもですが、
ちょっと待ってみてください。。

プロジェクト完成後

5分くらい待つとプロジェクトが完成し、
下のような画面が出てきます。

さていよいよ動かしてみる訳ですが、
AndroidとiOSそれぞれターゲットを変更する必要があります。

右上の方に以下のようなボタンが並んでるかと思います。
AndroidAppから実施しましょう！

上記のようにandroidAppに合わせて再生ボタンを押下してください。

エラーが発生した場合

私の環境ですと以下のエラーが発生しました。
参考になれば幸いです。

An exception occurred applying plugin request [id: 'com.android.application']
> Failed to apply plugin 'com.android.internal.application'.
   > Android Gradle plugin requires Java 17 to run. You are currently using Java 11.
      Your current JDK is located in /Library/Java/JavaVirtualMachines/temurin-11.jdk/Contents/Home
      You can try some of the following options:
       - changing the IDE settings.
       - changing the JAVA_HOME environment variable.
       - changing `org.gradle.java.home` in `gradle.properties`.

* Try:
> Run with --info or --debug option to get more log output.
> Run with --scan to get full insights.

どうやらJava17が必要らしい。。
Java11までしか存在をちゃんと知れてなかったので勉強しないと。。