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【AWSコスト最適化設定】AWSを安く使おう!

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前書き

AWSを何も考えずに学習していると、びっくりしてしまうような請求が
来てしまった。。

そんな経験がある方もいらっしゃるのでは。。

今回はSAAアソシエイト試験の学習も兼ねて安く!安心に!
利用する方法をまとめてみました!

コスト最適化とは?

いわゆる安く使うために必要な設計が必要になります。
具体的には。。

・不必要なリソースを少しでも削減する
・ケースごとに最適なサービスを利用する
・マネージド型サービスを上手く使いコスト削減
・請求されるコストを把握すること
など。。

公式にもコスト最適化のための記事が出ています!

AWSの課金の仕組み/課金を抑える

基本的にAWSは利用料に比例してコストが発生します。
ただし使い方によっては割引価格でサービスを利用できます!

割引で使えるケースは以下。

サービスの利用を予約する

EC2などが代表ですが、リザーブドインスタンスを利用することで
割引が適用されます。

期間は通常1〜3年を想定されており、最大70%以上割引可能とのこと。
使用量などが予測できるケースなどに適してそうですね!

使用量を増やすと割引

AWSでは使えば使うほど料金が安くなる事が可能。
いわゆるボリュームディスカウントと呼ばれる方法です。

使用量を予め決める

Savings Plansというものがあり、使用量を予め決定した上で
利用することで割引可能。

Amazon EC2、AWS Fargate、AWS Lambda に適用可能。

利用するサービスの選択(AWS Compute Optimizer)

使用率データに基づいて、EC2インスタンスタイプなど
最適な設定を提案してくれます。

私みたいな初心者はサービスの知識が少ないので、
こういうのは安心ですよね〜!

公式にも課金について説明している記事がありました。

請求コストを把握する

安く使っても、利用できる額は決まってると思います。
個人なら尚更。。

そこでどの程度コストが掛かっているのか確認する方法を
みてみましょう。

Pricing Calculator

いわゆるコスト見積もりツールです。

サービスごとの請求額を見積もりすることができます。
利用しているサービスを統計することで、アーキテクチャ全体のコストを
把握することも可能です!

Cost Explorer

今後どの程度コストがかかるかわかるサービスになります。
例えば今月末に請求されるであろう金額を把握することができます。

実際の例を貼っておきます。

スクリーンショット 2023-01-11 9.36.09.png

サービスごとのコストが把握可能!

スクリーンショット 2023-01-11 9.36.23.png

これは月の中旬に確認したものになります。
月末のコストなどを予測してくれてますね!

Cost Allocation Tags

AWS利用明細において、タグ別に利用料金を出力したい場合に利用します。

例えばグループごとにタグをつけておくことで、グループごとに
コストを分析したり把握する事ができます!

CostAllocationPartExampleReport.png

コストの異常を検知する

上記の対策をしても、コストが予測より多く掛かっていたり
不正な利用があったりする事があります。

月末に気づいた時には莫大な請求額が。。
そんなことにならないように、異常を検出する方法があります。

CloudWatch

請求額に対するアラーム設定が可能です。

例えば月に100$を超えたらアラームする設定をすることで、
コストを把握する事ができるわけです。

月初にアラームが検出されたら一大事。。
でもすぐに気づければ傷も少なく済むので必ず設定したい機能ですね!

AWS Budgets

使用量や予算額を超えた場合にアラームがかかります。
CloudWatchとの違いは、コストのタイプや利用サービスごとに細かく設定できることです。

最後に

いかがでしたでしょうか。
AWS初心者には特に心強いサービスがあることを把握
いただければ嬉しいです!

莫大な請求が来てしまうという怖い話を耳にしたりするので、
本記事の知識を参考にしていただけたら幸いです!

参考文献

・AWS公式ページ (課金の仕組み)

・AWS公式ページ (Cost Category)

・AWS公式ページ (Cloud Watch)

・AWS公式ページ (AWS コスト配分タグの使用)

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