はじめに
フロント実装を学んでいく上で、Sassを用いておりますので、用語等を中心に整理していきます。
もうすでにご存知の方、省略の仕方等ご存知でしたら、ご教授願います。
Sass(サス)とは
- cssを効率的に書く言語(cssを拡張した言語)
- cssの中で変数を使え、計算を行うことができる。
- Sassファイル
- cssファイルに記述はできない
- Scssファイルにcssを記述することはできる。
- Sassを扱うファイルの拡張子は2種類
- sass拡張子(SASS記法を用いるが、cssの記法と差があり、普及しなかった。)
- scss拡張子(cssの記法によく似たSCSS記法)
Sassのメリット
- 記述の簡略化
- プログラムのような処理
- 複数のcssファイルを1つにまとめることができる
- 同じ値を使い回すことができる
記述の簡略化
- CSSをネスト(入れ子)して記述できる。
- 親要素を複数記述しなくてもよくなった。
プログラムのような処理
- 変数や条件分岐といったプログラミング処理ができる
qiita.scss
$変数名: 値;
//例)ピクセル数やカラーコードなどを何度も使用する値を変数定義
$section-color: rgb(30,30,30);
section {
background-color: $section-color;
}
複数のcssファイルを1つにまとめることができる
パーシャル
- 複数のSassファイルを1つのCSSファイルとしてまとめることができる。
- また、パーシャルを使えば、機能ごとにファイルを分割し、管理することができる。
パーシャルファイル作成方法
- ファイル名を _ から始める。(例えば、reset.scss)
_reset.scss
//処理を記載する。
- パーシャルファイルを別ファイルで読み込む。
qiita.scss
@import "reset";
同じ値を使い回すことができる
変数を用いる。 ($変数名: 値;)
- 例)FFEC00という色をmainYellowColorという変数名で定義する。
color.scss
$mainYellowColor: #FFEC00;
mixin
- まとまったスタイルを定義することができる。
- 変数は値を定義するものだったが、mixinはスタイルを定義するもの。
qiita.scss
//mixinを定義
@mixin mixin名() {}
//mixinを呼び出す。
@include
例).clearfoxをよく使うので、パーシャルファイルを作成し、ファイル内にmixinを定義する。
_clearfix.scss
@mixin clearfix() {
&:after{
content: '';
display: block;
clear: both;
}
}
&(アンパサンド) とは
- コードを簡易にできる。
_sample.scss
//例)_sample.scssにmixinを呼び出す。
.menu {
@include clearfix();
...
.menu__list {
float: left;
...
}
}
//例2)mixinを使わなければ・・・冗長になる。
.menu {
&:after {
content: '';
display: block;
clear: both;
}
.menu__list {
float: left;
...
}
}
さいごに
日々勉強中ですので、随時更新します。
皆様の復習にご活用頂けますと幸いです。