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内定に近づくSTARメソッド式職務経歴書の書き方

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初めに

職務経歴書にどのような内容を記載したらいいか、またどのようにまとめればいいか困ったことはありませんか?

私もその一人でしたが、STARメソッドを知ってから、職務経歴の棚卸しやそのまとめが捗り、ワンランク上の職務経歴書にすることができ、面接にも活かすことかできました。

結論として、無名中小Sierの2流エンジニアが、大手Sierなどから内定頂きました。

STARメソッドに出会うまでの職務経歴書

某転職サイトのテンプレートに沿って、プロジェクト概要、担当工程、業務内容、実績を書いてみる。

自分で読んでも、強みが伝わらないし、ありきたりな文書で目に止まる経歴書じゃないなと感じる。
(テンプレートに囚われすぎて、アピールする文章を書けてないだけかもしれませんが)

どうしたらワンランク上の職務経歴書になるんだと調べたとこで、STARメソッドと出会う。

そもそもSTARメソッドとは

主に外資系の面接で、思考プロセス行動の特性を見極める際に使われている手法のこと。

STARは、以下4つの頭文字を取ってそう呼ばれており、4つの側面から行動の特性などを図ります。

  • Situation:状況
  • Task:課題
  • Action:行動
  • Result:結果

STARメソッドのメリット

  • 状況から結果までストーリーで書ける
  • 面接でそのまま話せる
    (情報が整理されているから、理路整然と相手にも説明できる)
  • 書面上でも、プロジェクトに対する貢献、成果が伝わる。

S:状況(Situation)

  • おかれていた状況、課題、背景等を整理して、ストーリーの舞台を決める。

例えば)システムリプレイスプロジェクトに製造フェーズから参画したが、リプレイス機能が決まっていない、機能の開発工数が明確になっていない。

T:課題(Task)

  • 状況に対する自身の役割、ミッションを整理する。

例えば)プロジェクトリーダーとして、リプレイス機能の明確化、開発コストの見積、リスケジュール調整等を行う必要がある。

A:行動(Action)

  • 課題に対して、どのように取り組んだかを整理する。

例えば)リプレイス機能の明確化は、現行システムで運用上利用されていない機能、現行システムで発生しないデータに対する処理を移行する(リプレイス範囲)必要があるか確認。
開発コストの見積は、現行システムの機能・仕様を把握していないため、現行ソースコードのステップ数、1時間あたりの移行可能ステップ数、開発者のスキルレベルから算出。

R:結果(Result)

  • 行動に対する成果を整理する。一番分かりやすい指標として定量的なもの(○%削減、生産性比率○%)があると良い。
  • 顧客に対してどのような効果があったかや、評価、フィードバックを得られたかなども情報としてあると良いです。(例えば、品質が評価され、○人月規模案件獲得)
  • 社内からの評価もあっても良いと考えます。(例えば、最年少or最短で昇格など)

補足

どの観点においても定量的に記載できるものは数字を記載しましょう。

成果

STARメソッド式職務経歴書で書類選考に挑んだ結果、応募5社中3社書類選考通過になりました。

  • 大手外資系コンサル
    書類選考通過
     ↓
    1次面接通過(2次面接辞退)

  • 大手独立系Sier
    書類選考通過
     ↓
    1次面接通過
     ↓
    最終面接通過(内定)

  • 大手ERPパッケージ開発ベンダー
    書類選考通過
     ↓
    1次面接通過
     ↓
    最終面接通過(内定辞退)

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