C#VB.NET Excel を XPS に変換する

データをより良く保存または転送するために、ExcelをXPSに変換するなど、さまざまなフォーマット変換が必要な場合があります。XPSフォーマットは、Microsoftによって開発された電子文書用の標準形式です。PDFと同様に、XPS形式はWindowsオペレーティングシステムで広く使用され、電子文書の作成や共有に使用されます。この記事では、コードでExcelからXPSへの変換方法を紹介します。無料の.NETコンポーネント(Free Spire.XLS for .NET)を使用するだけで、簡単な手順で変換を完了できます。以下に、具体的な方法とサンプルコードを示します。

Free Spire.XLS for .NETをインストールする

方法1：NuGetでFree Spire.XLS for .NETをインストールする
Visual Studioを開いて新しいプロジェクトを作成します。次に、「Solution Explorer」で「References」を右クリックし、「Nuget Manage Packages」を選択します。Free Spire.XLS for .NETを検索してインストールします。
方法2：手動でSpire.xls.dllを追加する
Free Spire.XLS for .NETをローカルにダウンロードしインストールします。次に、Visual Studioて新しいプロジェクトを作成し、右側の「Solution Explorer」で「References」を右クリックし、「Add Reference」>「Browse」を選択して、インストールパス下のBINフォルダのdllファイルを見つけ、「OK」をクリックして、プログラムに参照を追加します。

方法とサンプルコード

• Workbook インスタンスを作成します。
• Workbook.LoadFromFile() メソッドを使用してサンプルドキュメントをロードします。
• Workbook.SaveToFile(string, FileFormat) メソッドを使用して、Excel を XPS に変換します。
  C#:

using Spire.Xls;

namespace ExceltoXPS
{
    class Program
    {
        static void Main(string[] args)
        {

            //Workbookインスタンスを作成する
            Workbook workbook = new Workbook();

            //Excelサンプルドキュメントをロードする
            workbook.LoadFromFile(@"sample.xlsx", ExcelVersion.Version2010);

            //ExcelをXPSに変換する
            workbook.SaveToFile("result.xps", FileFormat.XPS);
        }
    }
}

VB.NET:

Imports Spire.Xls

Namespace ExceltoXPS
    Class Program
        Private Shared Sub Main(ByVal args() As String)

            'Workbookインスタンスを作成する
            Dim workbook As Workbook = New Workbook

            'Excelサンプルドキュメントをロードする
            workbook.LoadFromFile("sample.xlsx", ExcelVersion.Version2010)

            'ExcelをXPSに変換する
            workbook.SaveToFile("result.xps", FileFormat.XPS)
        End Sub
    End Class
End Namespace